芝生のある生活にハマって丸5年。
「今この時期にやるべき芝生の手入れ」というのが段々と分かってきました。
そこで、このブログを見てくださっている方のため、何よりも自分自身が忘れないために(!)備忘録として芝生の手入れの年間スケジュールをまとめておきたいと思います。
ちなみに、ここで言う「芝生」とは暖地型芝(主に高麗芝)のことを指しておりますのでご了承ください。
また、やるべき手入れが抜けていれば随時追記していきたいと思います!
1月は何もやらない
【1月の芝生の手入れ】
何もナシ!
いきなりですが、1月は何もやりません。
水やり・芝刈り・施肥・病害虫対策、一切何もやりません。
参考記事:
2月にやるべきこと
【2月の芝生の手入れ】
◆サッチング
2月、サッチが溜まっているようであればサッチングをしましょう。
参考記事:
サッチングはゼッタイ2月にやろう!2月でないとダメ!っていうわけではありません。11月や12月にサッチングをしっかりやっていてサッチが溜まっていないのであれば、2月にやる必要はありません。春になるまでの間にやっておきましょう、という話です。
2月はサッチング以外は特に芝生の手入れはやりませんが、暖かくなってくると次にやるべきは・・・
芝生の更新作業です。
これ、とても大事です。
3月から本格始動!
【3月の芝生の手入れ】
◆根切り
◆肥料やり
◆肥料の散布後だけ水やり
◆芝刈り
◆芝の張り替え(必要時のみ)
◆芝生の凸凹やハゲなどなどの修正
根切りをしている様子
参考記事:
高麗芝のような暖地型芝生の場合、3月は根切りをしましょう。
根っこを切られると芝は「ヤバい!根、切られた」と思って「根、伸ばそ!」と思います。そして、それが芝の成長につながるのです。なので、3月のように芝が本格的に成長する直前に根を切っておくと良いのです。いわゆる「芝生の更新作業」の一種ですね。
参考記事:
なお、私の場合はターフカッターを持っているのでコイツで根を切りますが、靴底に針がたくさんついている芝生に穴をあける専用の靴で細かい穴をあけるという方法もあります。どちらの方法も芝生の土壌に空気を通す効果はありますし、ギュウギュウに詰まった根を切るという作用もあります。ターフカッターを使った根切りの方が芝に与えるインパクト(あるいはダメージ)としては大きいと思いますが、どちらの方がより効果があるのかは不明。私は根切りだけやるようにしています。
肥料の散布はあくまでも使っている肥料の説明書通りに使いましょう。私が愛用している化成肥料は3月から使い始めることになっているので、私の場合は施肥は3月からとなっています。水やりは3月ではまだ必要ありません。が、肥料をまいたのであればそのあとだけはしっかり水まきしましょう。
茶枯れしている芝を刈る
3月に一度芝刈りをしましょう。これも「芝生の更新作業」の一環ですね。
「芝生の更新作業」とは昨年までの芝生を一度リセットして、新しい芝生が育ちやすい環境を作って上げることをいいます。
茶色く枯れた芝は冬の間の地温を保つという効果や踏まれることによるダメージを和らげるという効果があります。ただ、春になるとこれからは緑の芝の出番。茶色の芝の役目は終えているのです。そんな役目を終えた芝を刈って春の新芽に備える。そのためにも本格的に芝の新芽が出てくる前に一度芝刈りをしておく。それが更新作業なのです!
ちなみに、3月に芝刈りをしなくてもしっかり緑の葉は生えてくるので何が何でもゼッタイ刈らなければならない・・・!というわけではありません。
なお、3月にする更新作業で芝刈りをするときは通常の芝刈りよりも刈り高を低く設定して刈る「低刈り」をしましょう。
参考記事:
「芝生の張り替え」も3月に
ちなみに、芝生の張り替えをしたいのであれば3月以降にやりましょう。
地域にもよりますが、ホームセンターでは3月中旬~3月下旬頃に芝生の販売が始まります。3月はだんだん暖かくなってくるので絶好の張り替えのチャンス!芝生の張り替えはぜひ3月に挑戦してみましょう。
参考記事:
芝生の修復
芝生が凸凹していれば3月のうちに直しておきましょう。
4月下旬にもなると芝はグングン成長するので、芝生の凸凹は3月のうちに平らにしておく方がいいのです。芝生の凸凹を直す方法としては、目土を芝生の上からかけていくという方法が良いですね。芝生が凹んでいるところに目土をかけていきましょう。
参考記事:
また、芝生でハゲているところがあれば3月のうちに修復しておきましょう。
芝生のハゲを修復する方法ですが、ハゲているところの周りの芝を成長させてハゲを無くすという方法と、芝を買ってきて張るという方法があります。個人的におすすめなのは後者の方。やっぱり元気な芝生を植えて修復する方が手っ取り早いのは間違いありません。参考までにコチラの記事をご覧ください。
参考記事:
部分的にハゲているだけであればとても便利な「ポット苗」を張り付けてあげるのがおすすめです。
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4月、だんだん忙しくなる
【4月の芝生の手入れ】
◆穂刈り
◆水やり(数回程度)
芝の穂。4月~5月にかけて散見されます
4月は芝の穂が出てくるので「穂刈り」をしましょう。
芝の穂自体は悪いモノではなく芝が成長している証拠ではありますが、芝の穂があるだけで芝生全体の見た目がグッと悪くなるので芝の穂刈りはやりましょう。なお、4月は芝の「葉」はそんなに伸びないので芝を刈ることはほとんどする必要ありません。刈ったとしてもせいぜい1回くらいですね。
参考記事:
水やりは雨が降らず乾燥が続けばあげる、くらいで大丈夫です。せいぜい週に1回程度で十分だと思います。水やりをする頻度が低い代わりにあげるときはたっぷりあげてください。それが芝生の水やりのコツです。
5月は害虫対策を始めよう
【5月の芝生の手入れ】
◆芝刈り
◆水やり
◆肥料やり
◆殺虫剤(シバラックMC)の散布
◆温度・湿度次第では殺菌剤の散布
愛用の芝刈り機
私はG.W.あたりから芝刈りを始めます。
芝刈りは芝がきれいになるだけでなく芝の成長にもつながるので、軸刈りなどに気を付けながら刈っていきましょう。5月での芝刈りの頻度はだいたい1週間~2週間に1回程度です。
水やりは1週間に1,2回くらいで十分。この時期に水不足になって枯れるということはあまりないので、そこまで神経質になる必要はありません。
肥料は説明書通りにあげましょう。私の場合、5月からは粒タイプの肥料だけでなく液体タイプの肥料もあげるようにしています。私が愛用している粒タイプの肥料は2か月に1回の散布ですが、液体タイプの肥料は毎週上げています。
芝生のミミズを駆除
芝生のミミズを退治するため「シバラックMC」という超おすすめな殺虫剤をまくことを強くおすすめします。
参考記事:
5,6月頃は芝生にミミズが出てきます。ミミズ自体にそこまで害はありませんし、むしろ土壌を耕してくれる働きもしてくれます。ただ、ミミズは芝生に大量の糞をします。いたるところに糞をしまくって、それが「糞塚」となって芝生の景観を著しく損ねるのです。
ミミズの糞塚
で、この芝生のミミズを劇的に退治できるのが「シバラックMC」です。驚くほど効果があるのでミミズの糞塚を見たくないのであれば必ず「シバラックMC」を5月上旬頃には散布して芝生のミミズを退治しておきましょう。
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効果が劇的にあるので超絶おススメ!
シバラックMCは芝生のミミズの駆除以外にも、コガネムシ・スジキリヨトウ・シバツトガといったメジャーな害虫にも効果を発揮するので私は必ず散布します。この殺虫剤は買った方がいいと心底思います。マジで。
殺菌剤の散布を検討
6月の梅雨時に発生しやすい病気に備えて、予防的に殺菌剤を散布することも検討しましょう。
殺菌剤を散布する時期については5月中なのか6月に入ってからなのかは難しいところです。過去に病気になったことがある芝生だと病原菌は死滅していないので、5月でも雨が多かったり気温が高く推移したりすると殺菌剤を早めに散布するのもありです。
逆に、そんなに雨も多くなく気温もそこまで高くなければ6月初旬に殺菌剤を散布してもOK。
こればかりは芝生の様子と気候と相談しながら検討しましょう。
参考記事:
6月の芝生の手入れは難しい
【6月の芝生の手入れ】
◆水やり(梅雨入りまで)
◆芝刈り(梅雨入りまで)
◆殺菌剤(グラステン水和剤)の散布
◆肥料やり
最強の殺菌剤!
6月の前半のまだ梅雨入りしていない時は週に1,2回の頻度で水やりをしましょう。梅雨入りすれば水やりは一切やる必要はありません。
芝刈りですが、梅雨入り前にしっかり刈っておきましょう。
梅雨入りするとなかなか芝刈りができなくなります。なので、本格的に梅雨入りする前にしっかりと短く刈り込んでください。芝刈りをサボって伸びたまんま梅雨入りして雨のせいでずーっと芝刈りができなくなると、芝生がボッサボサの伸び放題になってしまって大変なことになります。なので、梅雨入りする前にできるだけ短めに刈り込んでおきましょう。
ただし、日当たりが悪くて芝の成長が思わしくない時は、少しでもたくさん光合成をさせるために芝刈りをせずに芝を長めにキープしておくのもアリです。これはそれぞれの芝生の環境によるので、状況に応じた手入れをすることが大事です根。
また、梅雨のジメジメがいろんなトラブルを引き起こすので、事前の対処が非常に重要!その方法を次にご紹介します。
芝生の病気対策
ジメジメによる病気を防ぐために6月初旬には殺菌剤の「グラステン水和剤」を散布します。
以前、6月に芝生の病気の一つ「カーブラリア葉枯病」というのにかかり、だいぶ大変な思いをしました。これは芝生に潜む菌のせいで引き起こされたのですが、殺菌剤を散布していなかったので病気が広がるのが早くかなり芝生が傷んでしまいました。
病気になるとこんな感じになります
病気にかかってこんな状態にならないためには殺菌剤を散布しましょう。おすすめの芝生の殺菌剤が「グラステン水和剤」です。決して安くはない殺菌剤ですが、これ、めっちゃくちゃ効果があるのでもう手放せません。
参考記事:
芝生が6月に茶色くなるのは「カーブラリア葉枯病」という病気でした
なお、5月編の項でも書いていますが病気の予防のために殺菌剤を散布する時期は5月中でもOKです。6月初旬まで散布を待っていてその間に病気にやられてしまっては元も子もありません。病気になる前に殺菌剤を散布することが何よりも大事!日々、芝生の様子を観察しながら殺菌剤を散布する時期を検討してみてはいかがでしょうか?
参考記事:
芝生のキノコ対策
殺菌剤の「グラステン水和剤」は芝生のキノコの発生を防ぐのにも効果を発揮します。
梅雨のジメジメは病気だけでなくキノコの発生も引き起こします。キノコ自体に害があるわけではないのですが、大事な芝生にキノコがウヨウヨしていると決して気味がイイものではありません。
こんなキノコ、いやでしょ・・?
この気持ち悪いキノコは「ホコリタケ」といいますが、芝生の病気対策に有効な「グラステン水和剤」はこの芝生のキノコにも効果的なんです。グラステン水和剤を散布すれば芝生の病気もキノコも退治できる。まさに一石二鳥!
なお、グラステン水和剤の使い方などはコチラの記事をご覧ください。
参考記事:
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芝生の病気とキノコ対策に!
芝生の病気やキノコを防ぎたいのであれば「グラステン水和剤」は必ず買いましょう。
ということで、6月の芝生の手入れってやることがたくさんあります。梅雨のジメジメが引き起こすトラブルを防がなければならないので、6月の芝生の手入れは結構むずかしいと私は思っています。必要なアイテムを駆使して「梅雨」という強敵を乗り越えましょう。
7月の芝生の手入れ
【7月の芝生の手入れ】
◆水やり(梅雨明け以降)
◆芝刈り(梅雨明け以降)
◆肥料やり
◆殺虫剤(シバラックMC)の散布
シバラックMC、再び!
梅雨が明けたら水やりはできれば毎日やります。
1日でも水やりを忘れたら枯れる、なんてことはありませんが、できるだけ毎日やりましょう。
芝刈りは梅雨が明けたら1週間に1回ペースでやりましょう。時間的に余裕があれば1週間に2回でもいいくらいです。夏の芝の成長速度はとてつもないので1週間でも芝刈りをサボってしまうと大変なことになります。そうならないよう芝刈りは頻繁にやらなくてはなりません。
肥料やり、これは定期的にやりましょう。梅雨を通して芝生が傷んでしまっていたら液体タイプの芝生の肥料を使ってしっかりダメージケアをしてあげてください。
よく使う液体タイプの芝生の肥料
また、芝生のミミズを退治するため、5月に続いて「シバラックMC」を散布します。
シバラックMCは1年に3回までしか使用できないというシバリがあります。なので、私は5月・7月・9月にシバラックMCを散布するようにしています。もちろん、シバラックMCを散布することでミミズだけでなく他の害虫をやっつけることもできます。繰り返しになりますが、シバツトガやコガネムシなど芝の根を食い荒らす芝生の害虫を駆除することもできる殺虫剤です。そういった意味でもシバラックMCは定期的に散布するようにしましょう。
7月の芝生の手入れは以上です。
梅雨が明けたらあとは水やりと芝刈りをいかにこまめにやるかが芝生の手入れのポイントだと思います。そう考えると、やっぱり7月よりも6月の芝生の手入れの方が難しくて大事だと改めて実感する今日この頃です。
8月は水やり・芝刈りが命!
【8月の芝生の手入れ】
◆水やり
◆芝刈り
◆肥料やり
8月の水やりは毎日たっぷりと!
8月は水やりが大事!
芝生が一年のうちに最も成長するのが8月。そんな大事な時期に水切れを起こしたりしないようできるだけ毎日たっぷりと水やりをしましょう。
芝刈りは毎週やります。
私の場合、仕事の関係上で平日に芝刈りをするのはムリなので、毎週末芝刈りをしています。土日の天気が雨だと芝刈りができず、かなりテンション下がります・・・。なお、もし天気の都合や旅行などで芝刈りができず、伸び放題になってしまった後に芝刈りをするのであれば芝刈り機ではなく主導の電動バリカンで刈ることをおすすめします。伸び放題の芝生を芝刈り機で無理やり刈ると軸刈りを起こしたりするので、とても危険!なので、伸び放題の芝は丁寧かつ慎重に電動バリカンでじっくり刈ってください。
参考記事:
電動バリカンも必須のアイテムです
9月の手入れは大忙し!
【9月の芝生の手入れ】
◆水やり
◆芝刈り
◆肥料やり
◆サッチング
◆根切り
◆殺菌剤(グラステン水和剤)の散布
◆殺虫剤(シバラックMC)の散布
◆芝生の補修(必要時のみ)
9月はきれいな芝生をキープしたい!
9月はやるべきことがめちゃくちゃあります。
一つずつ見ていきましょう。
水やりはできれば毎日やりましょう。ただ、9月は暑さのピークは過ぎていますし秋雨前線のせいでわりと雨がたくさん降るので、水やりにそこまで神経質になる必要はありません。なので、できれば毎日水やりする、くらいでOKです。
芝刈りは毎週やりましょう。9月でもわりと芝は伸びるので雨の合間を縫って毎週やってください。
肥料やりですが、粒タイプの肥料を定期的に散布します。そして、9月もまだまだ成長して欲しいので液体タイプの肥料も毎週散布します。
ここまでは夏の普通の手入れといった感じですが、これら以外にもやるべき手入れがいろいろあるんです。マジで9月は忙しいので頑張りましょう!
9月上旬にサッチングをします
9月上旬、一度サッチングをします。理由としては、7月、8月に芝刈りをしまくるとどうしても刈りカスがたくさん残ってしまうからです。その刈りカスを取り除いて芝生を一度スッキリさせたい!という気持ちから9月上旬にサッチングするようにしています。たぶん、かなりの量のサッチが取れると思うのでぜひ一度やってみてください。
9月上旬に根切りをします
根切りもこの時期にもやります。前半でご紹介した「3月の手入れ」のところでも根切りをしましょうと書きましたが、9月もまだまだ芝は成長しているのでこの時期に根切りをすることもおすすめします。9月下旬頃になると成長速度は急激に遅くなるので、根切りをするのは9月上旬がおすすめです。9月上旬に根切りをしてもうひと踏ん張り芝生には成長してもらい、そのまま10月まできれいな芝生をキープする、というイメージですね。
9月上旬に殺菌剤を散布
6月に続き9月も秋雨前線のせいでジメジメする季節なので、病気やキノコが発生しやすい時期でもあります。芝の成長が鈍くなってくる9月に病気でやられると、そこからきれいな芝生に戻すのは難しくなってきます。だから、できるだけ9月には病気にかからないようにしなければならないので、殺菌剤の「グラステン水和剤」を散布して病気に備えます。なお、あとでご紹介するように9月はミミズ対策で殺虫剤も散布します。殺菌剤を散布した直後に殺虫剤を散布するのって何だか2つの薬品がMIXされて気持ち悪いので、まずは9月上旬に殺菌剤を散布するようにしています。
9月下旬に殺虫剤を散布
そして、9月下旬にミミズやコガネムシなどの害虫対策として殺虫剤の「シバラックMC」を散布します。1年に3回までしか散布してはいけないシバラックMCの最後の散布です。効果は絶大なので、これだけしっかり散布すればミミズに悩まされることはほとんどありません。
もちろん芝生の害虫はミミズだけではありません。
コガネムシなど芝の根を食い荒らす害虫の被害に遭うとこのような状況になります。
スポット的に芝生が白くなるのは害虫にやられた痕跡です。こうならないためにも殺虫剤を散布するのってとても大事なこと。だから、9月下旬にシバラックMCを散布して芝生に潜む害虫も駆除しようということです。
なお、シバラックMCで効果が弱ければ同じく殺虫剤の「スミチオン乳剤」に切り替えるのもありだと思います。両方とも散布してもいいのかどうなのか今のところ分かりませんが、できればどちらか片方だけの散布の方がいいのではないでしょうか?殺虫剤をダブルでまくってちょっと怖いですよね・・・
芝生の補修
9月になって芝生が傷んでいたりハゲていたりするようであれば補修しておきましょう。芝生の補修、9月であればまだ間に合います。秋が来るまでに気になる所を直して10月、11月はきれいな芝生をキープできるようにしたいところです。
なお、この時期に芝生を補修するのであれば「芝生のポット苗」を買ってみてはいかがでしょうか?9月に芝を束で買うと余ってしまうでしょうが、少しだけ補修するのであれば上の写真のような「ポット苗」はとても使い勝手が良いです。すごく高品質な芝なので自信をもっておススメできます。
参考記事:
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ちなみに、このポット苗は秋も深まってくるとネットでも買えなくなります。そういった意味でもできるだけ早い時期に買いましょう。
こんな感じで、9月の芝生の手入れはマジで忙しいです。それもこれも、きれいな芝生をキープして芝生シーズンを終えるためだと私は思っています。9月にトラブルに巻き込まれるとそのまんま傷んだり枯れたりした状態で秋と冬を迎えることになりかねません。そうならないよう、9月はフル稼働で芝生の手入れをしていきましょう♪
10月の手入れ
【10月の芝生の手入れ】
◆肥料やり
◆水やり(施肥の後のみ)
◆芝刈り
10月はだいぶ楽になります。
芝もほとんど伸びませんし病気や害虫の影響もさほど強くありません。忙しかった9月と比べると大違いですね。
肥料は定期的にやりますが、液体肥料を使うのは9月~10月までです。これ以降はあげても仕方ないので10月になればほどよいタイミングで液体肥料をあげるのは終了となります。
水やりもほとんどやる必要はありません。あげてもあげなくても芝は伸びませんし、夏にしっかりと水やりをしていれば10月に水をあげなかったとしても水不足のせいで枯れることはまずないでしょう。ということで、水やりもほぼナシでOK。粒タイプの肥料をあげることがあればその後にあげるくらいで十分ですね。
10月に年内最後の芝刈りを
10月は年内最後の芝刈りをしましょう。刈り納め、というヤツですね。夏から秋にかけて散々芝刈りをしてきたと思いますが、10月の芝刈りを最後に当分の間は芝刈りをする必要はありません。
参考記事:
さて。
最後の芝刈りの時に、刈り高を何センチにするか?については悩ましいところです。カンタンな話、高めに刈るか低めに刈るか、どちらがイイかという話ですね。冬の間、少しでも日光を当てて光合成をさせるために刈り過ぎはよくない、刈り高は高めにしようという考えもあると思います。短く刈り過ぎると踏み圧に負けるので芝が伸びない冬は高めに残しておくべし!という説もあります。
一方で、芝の葉を伸ばし気味で冬を越すと雪が降ったり霜が降りたりした後などに芝生が湿ってコケが生えそうだから、芝生をスッキリさせるため低めに刈る、という考えもあります。茶枯れした芝が長く伸びているのも何だかしまりがなくあまりカッコよくもないですからね。
ということで、年内最後の芝刈りを高めに刈る?or低めに刈る?はどちらが正解かわかりません。各ご家庭の芝生の環境なども違うでしょうし日当たりも違うと思うので、高めに刈るのであればせめて3㎝くらいまでにするのが良いと思います。そして、低めに刈るとしても軸刈りに気を付けて1.5㎝くらいまでに抑えるのがベターかと考える今日この頃です。
11月の手入れ
【11月の芝生の手入れ】
◆肥料やり
◆水やり(施肥の後のみ)
◆芝刈り機のメンテナンス
11月は芝生の手入れはほとんどありません。粒タイプの肥料をあげたのであればそのあとに水やりをするくらい。芝刈りは10月で終わりましたしほぼやることはないでしょう。それでも11月であればまだまだ芝生はきれいな緑色をしているのではないでしょうか?
芝刈り機のメンテナンスを!
11月は芝刈り機のメンテナンスをしましょう。10月に最後の芝刈りをしたあとは翌年の春まで芝刈り機は使いません。一年間がんばってくれた芝刈り機に感謝を込めて、しっかり手入れをしておきましょう。一つの芝刈り機を末永く使う。とても大事なことだと思います。
参考記事:
12月は特に何もしない
12月は芝生の手入れは特にナシ。
水やり、肥料やり、芝刈り、殺菌剤・殺虫剤の散布、根切り、サッチング・・・これらは11月までで全てやり終えているので、12月は手入れはしません。
何もやることはないのです。
12月には芝生は緑と茶色が混在するような色になっていると思います。12月でもわりと緑が残っているので、このまま茶枯れすることなく春を迎えられるのか!?と毎年思いますが、毎年1月になるとしっかり茶色くなります。ただ、1月下旬や2月上旬頃になると新しい緑の葉がチラチラ見えてくることでしょう。
ということで、以上が「我が家なりの」芝生の手入れの年間スケジュールでした。
ご紹介した手入れ以外にも、目土入れや芝生の補修や凸凹の補正などは随時やっています。雑草で困ることがほとんどない我が家では雑草の除去は手作業で随時やっているので年間スケジュールでは紹介しております。また、本来やるべきお手入れが抜けており、これから追記していくこともあるかと思いますが、まずはこれらを見ていただいて少しでも参考になれば幸いです!