本日は、芝生のポット苗を買って部分的にはげた芝生を補修したときの話をご紹介したいと思います。
ホームセンターなどで売っている大きな芝ではなく、部分的な補修をするのにピッタリな小さなポット苗を買ったんですが・・・これ、かなり良かったのでおすすめです。
気になる部分的な枯れ・ハゲ
がんばって芝生の手入れをしていても、どうしても芝生が部分的に枯れたりハゲたりしてしまいます。
芝生の上でBBQしたらハゲました
なかなか埋まらない目地
繰り返し枯れる箇所
豪快にガバッとハゲているなら大きな芝を買ってきて張ればいいんですが、ご覧のように少しだけハゲているのであれば大きな芝を買う必要はありません。少しだけハゲている・枯れている芝生を修復したいのであれば、小さなポット苗を買ってきて埋めてあげましょう。
高品質なポット苗
2021年7月某日。
芝生の部分的な枯れ・ハゲがあまりにも気になるので、芝生のポット苗を買って修復してあげることにしました。で、その時にネットで購入したポット苗がコチラ!
ポット苗、初購入♪
前から気になっていた商品だったので試しに買ってみました。5㎝四方の小さな芝が25苗。これで約3000円なので割高ではあります。が、割高なのは仕方ありません。そんなことは1ミリも気にしない。むしろ、これできれいな芝生を作り上げたい!そういう気持ちの方が勝っています。写真を見てもお分かりいただけると思いますが、とてもきれいな緑色をしています!おそらく芝生農家の方が万全の状態にしてから発送してくれたのでしょう。これは移植するのが楽しみです。
ピンピンしています!
ポット苗、移植しました!
では、ポット苗で芝生のハゲを修復していきましょう!
手順としては、
❶ハゲているところを軽く掘る
❷ポット苗を植える
❸ポット苗の周囲に目土を入れる
❹踏んでポット苗と土壌を密着させる
❺水をたっぷりあげる
これがポット苗を移植する手順です。一言でいうと、とても簡単です。
❶スコップで軽く掘る
スコップでハゲているところを掘ります。芝が生えているところは固くでスコップではなかなか歯が立たないんですが、ハゲている所であればスコップでも簡単に穴を掘ることができます。ポイントはあまり深く掘り過ぎないことです。なぜなら、最後に水やりをしてしっかりと踏んで苗と土壌を密着させるのですが、その時に芝がグググッと沈み込むからです。だからそんなに深い穴を掘って深く植える必要がないのです。
❷ポット苗を植える
コイツを植えてやろうと思います。
移植!
同じところに2個以上のポット苗を植えるときは、できるだけ苗と苗が密着するようにしてあげましょう。ギュウギュウ詰めに植える、ということですね。ポイントはあまり深く植えないことです。理由は上述した内容の繰り返しになりますが、最後に水やりをして踏んづけた時に苗が沈み込むからです。苗を植えた時、少し周りの芝生よりも浮き上がっているかな?くらいがちょうどいいと思います。
❸目土を入れる
ポット苗を植えたあとに、しっかりと目土を入れてやります。ポイントはたくさん目に目土を入れるコト!十分な量の目土があれば、ポット苗と周りの芝生が早く一体化するからです。目土の量はちょっと多いかな、と思うくらいで十分でしょう。水やりをしたり風が吹いたりしているうちに、いつの間にか目土は減ってしまっているのです。だからこそ、最初にしっかりと目土入れをしてやることをおすすめします。
❹上から踏んづける
買ったばかりの芝ですが、遠慮することなく思い切り踏んづけましょう。植えたポット苗がふんわり浮いてしまっていると根付きが悪くなります。根付かせるためにもしっかりと踏みましょう。
❺たっぷり水やりをする
最後にたっぷりと水やりをします。ポイントはたっぷりあげること!芝張りをしたあとにしっかりと水やりをするのと同じ要領ですね。こかで水やりをサボってしまうと結局また枯れてしまうので要注意。たっぷり水やりをしましょう。なお、今回のケースでは夏場に植えたのでたっぷりの水をあげないと暑さのせいでそのまま枯れてしまう可能性が高い。だから、いつも以上にた~っぷりの水をあげました。できるなら、植えてから1週間くらいは毎日のようにたっぷり水をあげることをおすすめします。
完成!!
BEFORE/AFTERです。
ここは芝生の上でBBQをしたらハゲちゃったところ。わりと大きくハゲてしまったので、ポット苗を2個植えてやりました。2週間後にはしっかり根付き、1か月後にはまわりの芝生と一体化していることを期待します。
なお、他のところもこんな感じです。
ポット苗を植えた直後
ポット苗を植えた直後
ポット苗を植えるのは楽!
ポット苗の最大のメリットは、気軽に植えられるところですね。
ホームセンターなどで入手する大きな芝で張り替えるのって、ぶっちゃけ大変です。個人的にはワンシーズンに2回くらいが限界ですね。だからあまりやりたくない。これがホンネです。
ただ、ポット苗だとすっごく楽にハゲた芝生の補修ができます。これがめちゃくちゃ嬉しい!ポット苗は確かに割高ではありますが、それは仕方ないコト。むしろ、私にとってはいつまでも部分的に芝生が枯れたりハゲたりしているのを見るほうがストレス。そんなことを気にしているうちに芝生シーズンが終わってしまったら何か悔しいし悲しいですよね。それならばと、今回、ポット苗を初めて購入して芝生を補修してみたというわけです。で、実際買ってみたら鮮度も最高で商品的には大満足!気になる芝生のハゲ・枯れを修復したいのであれば、ポット苗、おすすめします。
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そして、3週間後
さて。
ポット苗で芝生のハゲを補修して3週間が過ぎたので、「その後どうなったのか?」をご紹介したいと思います。
芝生の補修その❶
補修前
補修直後
補修して3週間後
うん、しっかり根付きました!
もはや、どこにポット苗を植えたのかすら分からないくらいですね。
芝生の補修その❷
補修前
補修直後
補修して3週間後
ここは若干ムラが残りました。また、いちばん右のポット苗は残念ながら枯れてしまいました。原因は分かりませんが、ココだけは植えて2,3日後から枯れ始めてしまいました。ただ、この苗以外は全て順調に生育しているので、今回のポット苗での芝生の補修はおおむね成功したと言えるでしょう。
小さなポット苗がわずか25個入りで3000円とは確かに割高です。ただ、ちょっとしたハゲや枯れを補修するにはまさにうってつけのアイテムです。ちゃんと植えれば夏だって枯れずに生育するということが分かりました。来年もちょっとした芝生の修復にはポット苗を活用しようと思った2021年の夏なのでした。