目土 私の記録

芝生に目土を入れる効果とメリットが実はすごい!

投稿日:2018年7月2日 更新日:

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芝生を管理する時に欠かせないのが「目土入れ」です。しかし、目土入れってそもそも何でしょう?普段は全く聞きなれない言葉ですが、一体どういう意味があるのでしょうか?そして、どれくらいの効果があるのでしょう?そんな疑問を持つ方も多いと思いますが、目土入れの効能効果とは

 

1.芝の保護と芝の成長を促す

2.芝生の表面の凸凹を整える

3.サッチ対策にもなる

 

といったものがあります。

いまいちピンと来ない人も多いかもしれませんが、「芝生の目土入れってすごく大事なんだ」ということをまず覚えていただきたいと思います。

 

 

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目土入れで芝の保護と成長促進

芝生に目土入れをすることで芝の芽を保護する効果があります。たとえば、3月に芝の新芽が出てきた時期に目土入れをしてあげるというのはとても効果的です。なぜかというと、新芽が出てくる時期ってまだまだ寒かったり時には雪が降ったりと、出てきたばかりの芝の新芽にとっては厳しい季節。そんなときに目土をまぶしてあげることで芝の新芽を寒さから保護するという効果があります。また、エアレーションをして芝生に穴が空くことで芝の根が外気にさらされる時や、乾燥が厳しい季節に目土入れをしてから水やりをすると、目土が水を含んで芝や根や地表を適度に保湿してくれるので乾燥から芝と根を守ってくれるという効果もあります。このように、目土入れをすることで過酷な環境から芝を守ってくれるので芝生の保護のためにも目土入れはとても大事な手入れの一つなんです。

また、芝生の成長を促進させたいときにも目土入れは活躍してます。芝生が成長するためにはある程度の土は必要。カラカラの地面よりフカフカの土がたくさんある庭の方が芝生だって喜んでほふく茎を伸ばして成長するというのは何となく理解できると思います。とは言っても、文章だけで言われてもなかなか実感できないかもしれませんので、百聞は一見に如かず!我が家の芝生でハゲているところに目土入れをしたところ目土入れの効果が実感できたのでご報告します。

 

 

目土入れで芝生の成長促進

今回わたしが目土入れをしたのはココ!


7月中旬。かなりイマイチな芝生ですね・・

 

芝自体は一本一本は太くてしっかりしていて元気があるんですが、はげてしまっていてきれいな芝生になっていません。今回、ここにフカフカの芝生専用の目土を入れたところ下のようになりました。


9月上旬。目土入れしかしていないのにたった2か月弱でこの効果!

 

この間に私がやったことと言えば目土入れだけです。BEFOREとAFTERでかなりの違いがありますが、この違いを見た時に目土入れの効果を実感することができました。目土入れって地味な作業ですがやはり大事なんですね。なお、軸刈りをしたときや病気や害虫によるトラブルに見舞われた時も私は目土入れをします。「困った時の目土入れ」という感じですね。

 

なお、この時に使用した芝生の目土はこちらの商品です。

 

バロネスブランドの芝生の目土!

決して安価なものではありませんが、いちど使うと病みつきになるくらい効果はバツグンです。芝生の土壌となる「床土」として使用するとかなりの金額になってしまいますが、目土として使用するにはそこまで大量に使うわけではありませんので心配しなくても大丈夫です。また、単なる土というわけではなく芝生の成長に必要な養分も含まれているのでそれだけでも成長を促進する効果はあります。床土ではなくまずは目土として使用してみるのをおすすめします。

 

 

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目土入れで凸凹を整える

芝生を張って3,4年もすれば多少の凸凹ができてしまいますが、そんな芝生の凸凹を整えるときにも目土入れは効果を発揮します。これは別に難しい話ではなく、凹んでいるところに目土を入れて平らにするというそれだけの話。単純なことなんですが、ただ凹んでいる芝生を放置しておくとやがては芝生全体が凸凹してしまい見栄えが悪くなってしまうのでNGです。なので、凹んでいる所を見つけたらできるだけ早めに補正することをおすすめします。

なお、芝生の凸凹を補正するのは春先にするのがおすすめです。

春先はまだ芝の新芽が出そろっていないため、芝生の凹んでいる箇所がすごく目立つ時期です。逆に芝生が成長して緑のじゅうたん状態になってしまうとどこが凹んでいるのか見分けるのが大変。そうなる前に凹んでいるところを見つけて肥料入りの芝生専用の目土で補正してあげるととても効果的です。実際に私が「目土」と「ふるい」で凸凹をなおしている記事を見て頂くのが一番はやいかと思うのでぜひ参考にしてみて下さい。

参考記事:

芝生の凸凹対策とサッチ対策で目砂(目土)入れをした様子をご紹介

 

また、凹んでいる箇所をより見つけやすくするためには2月中に「低刈り」をしてあげましょう。低刈りをすることで茶色く枯れた芝生を刈り取ってしまい見通しを良くしてあげると、どこが凹んでいるのかすごく良く分かるのでこれもおすすめです。

 

 

目土入れでサッチ対策を

目土入れをすることで芝生の奥底に溜まっているサッチの分解を促進する効果も期待できます。

サッチングとは刈りカスや枯れた葉・根をレーキなどを使って取り除く手入れのことですが、レーキを使ってもどうしてもサッチは残ってしまいます。私も時間をかけてサッチングをして大量のサッチを取ったんですが、それでも翌週に芝生を触るとまだまだサッチが残っています。ただ、サッチの残りがきになってレーキなどでサッチングをしまくると今度は逆に芝生を傷めることになってしまうので、サッチングをやり過ぎるわけにもいきません。そんな取り切れないサッチを分解するときにも目土入れは効果を発揮するんです。とは言っても目土がサッチを溶かすというわけではなく、目土を入れることで土壌が改良され微生物の働きが活性化し、その微生物がサッチの分解に働くという機序です。目土入れをするだけでサッチがなくなるわけではありませんし、サッチ分解効果はあくまでも目土入れによる副産物的な効果だと私は思っています。

 

 

 

以上、芝生の目土入れの効能・効果についてまとめました。

目土入れって一見すると地味な作業ですし、しょせんは砂(土)をまぶしているだけのように見えます。芝生を成長させるのであれば肥料をまいておけばいいじゃん!と思いたくもなりますが、肥料をバンバンまけば芝生は育つというわけではなく密度の高いきれいな芝生を作るためには良い土壌を整えてあげることもすごく大事なので目土入れは年に2,3回ほどの頻度でやることをおすすめします

 

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