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芝生の肥料ランキング上位の常連さんを徹底比較!

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芝生の肥料をネットで探すといろんな種類があり過ぎて、どれがいいのか迷いますよね?

いろんな種類の肥料があるけどそれぞれの特徴を比べるのはとても大変。で、結局は売れ筋の肥料を選んだりいつも買っている肥料を繰り返し買ってしまう・・・なんてことあると思います。

 

そこで、ネット通販などで特に売れていて人気な芝生の肥料を5つ選んで徹底比較してみました!どの芝生の肥料もランキング上位の常連さんばかりなので必見です。特徴・使い方、どれくらい費用がかかるのか?といった気になる情報をてんこ盛りにしてみました。なお、どんな口コミがあるのか非常に興味があるんですが、バイアスが多少はかかっていると思うのでここで紹介するのは控えておきます。興味のある方は各サイトをご覧ください。

 

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THE・超人気売れ筋商品

化成肥料の中でも特に売れ筋でいつも上位にランクインしているのは「バロネス芝生の肥料」です。これに異論を唱える人はいないでしょう。それくらい定番で人気の商品ですし、通販サイトのランキング1位の常連とのこと。私も愛用しています。

 

 

バロネス芝生の肥料の概要

栄養素の構成は「10-10-10」。そこそこしっかり含まれているという印象ですね。それだけに効果もしっかりと期待できるのですが、栄養素が多い肥料は「肥料焼け」を起こしやすいというデメリットがあり、それはバロネス芝生の肥料も例外ではありません。ただ、この肥料は粒の大きさが非常に小さいので肥料焼けを起こしにくいという特徴があります。どういうことかと言うと、粒の大きさが小さいと芝の葉に引っかかりづらく、芝の葉と葉の間に入りこみやすいため肥料焼けを起こしにくいということです。芝の葉に粒が付着したまま太陽の日をサンサンと浴びると肥料焼けを起こしてしまいますが、そんなリスクを減らしてくれています。また匂いもほとんどありませんし(使っている印象としては匂いはゼロです)犬や猫などのペットに害を与えるわけでもない。それでいて効果もしっかりあるとくれば、そりゃ人気が出るのは当たり前ですよね。なお、マニアックな知識になりますが、この肥料には「IB窒素」というものが含まれています。IB窒素とは「イソブチルアルデヒド縮合尿素のこと。なんじゃそりゃって感じですが、要は「ゆっくりと効く肥料」だと思ってください。化成肥料って一般的には早めに効果が発揮されますが、このIB窒素が含まれていると効果はゆっくりと発揮されます。つまり、化成肥料として早い段階から効果を発揮しつつも後々になってからも効果が発揮される。なが~く肥料の効果が発揮され続ける、ということです。

 

 

使い方について

説明書によると、3月・5月・7月・9月・11月に規定量を散布するということになっています。固形肥料なので規定量を散布した後はしっかりと散水をする必要があります。使い方については特に難しいことはなく、肥料全般に言えることですが規定量をしっかり守ること。もしくは規定量以下の少なめで肥料をまくこと。これが大事だと思っています。肥料のやり過ぎはデメリットだらけなので、用法用量はしっかりと守りましょう。

 

 

1年間にかかる費用

2024年10月現在、5kg入りで3580円。つまり、1gあたり0.716円です。説明書によると、1年間に使う肥料の量は1㎡あたり200gなので、1年間にかかる費用は143.2円/㎡です。ということは、10㎡の芝生であれば年間で1432円相当の肥料を使うことになります。

 

以上、バロネス芝生の肥料の紹介でした。この商品はマジで人気でなおかつオーソドックスな肥料なので、「どの肥料を使えばいいのか分からない!」という人はひとまずこれを選んでみるのもアリだと思います。

 

 

 

 

効果絶大で割安な肥料!

次にご紹介するのはこれまた大人気の商品、「バーディーエース新1号」です。最初に紹介したバロネス芝生の肥料と全く同じ肥料という噂もささやかれている化成肥料です。ちなみに、最大の魅力はバロネス芝生の肥料と同じくらい効果が絶大なのにだいぶ割安なところが人気の秘密。

 

 

バーディーエース新1号の威力

バーディーエース新1号はもともとはゴルフコース専用に作られた肥料とされています。ゴルフ場の中でも特に大事にされるグリーンやフェアウェイにも使われているくらいのスグレモノです。即効性の窒素が7、遅効性の窒素が3含まれているので効果発現まで早いもののその効果が長く持続するという作用もあります。また、窒素・リン酸・カリウムの他に「クド」も含まれているので葉緑素の形成を促進して鮮やかな緑の芝生作りに大きな効果を発揮します。

 

 

実はバロネス芝生の肥料そのもの?!

バロネス芝生の肥料のパッケージには下の写真の通り「バーディーエース新1号」と記載されており、これがバロネス芝生の肥料=バーディーエース新1号と言われるゆえんです。確かに両方とも栄養素の構成は「10-10-10」で同じですしいずれも細粒タイプなので使いやすさもソックリ。効果を比較するのは難しいですが、いずれの肥料も効果は絶大と言われているのでひょっとすると本当に同じモノなのかもしれません。

バロネス芝生の肥料のパッケージ

 

 

なのに、割安な肥料♪

2つの肥料の中身が同じか違うかは別にして、バーディーエース新1号とバロネス芝生の肥料の価格を比べてみましょう。

バーディーエース新1号は20kgで約7500円。つまり、1kgあたり375円。対するバロネス芝生の肥料は5kgで約3500円。こちらは、1kgあたり700円。バーディーエース新1号はバロネス芝生の肥料の半額ということになります!半分のお値段で買えるうえにバロネス芝生の肥料の影武者とも言われるくらい効果が絶大。となれば、バーディーエース新1号を買うのは当然なのかもしれません・・・!

 

 

使い方について

使い方は、3月・9月・11月に1㎡あたり30gを散布となっています。使い方も「バロネス芝生の肥料」と同じかと思いきや用法用量が割と異なっています。なので、両者がまったく同じモノということではないのでしょう。散布の頻度としては結構すくないので楽です。

 

 

1年間にかかる費用

2024年10月現在、20kg入りで7150円。つまり、1gあたり0.358円です。説明書によると、1年間に使う肥料の量は1㎡あたり90gなので、1年間にかかる費用は32.22円/㎡です。ということは、10㎡の芝生であれば年間で322.2円相当の肥料を使うことになります。やはり、バロネス芝生の肥料よりも格安ですね。

 

なお、バーディーエース新1号は10㎡の芝生だとしても1年間で900gしか使わないので、あまり広くない芝生だと使い切るまでに何年もかかってしまいます。なので、20kg入りも発売されていますができるだけ少量のパッケージのものを選ぶ方が良い気がします。この肥料を買うのであればまずは2kg入りを買うのがおすすめです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

肥料 バーディーエース新1号 2kg
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これくらいのサイズがちょうどいい

 

 

 

ケイ酸含有の高級液肥

バーディーエース新1号の兄弟分として「バーディーラッシュSi」という肥料も発売されています。これは最初に紹介したバロネス芝生の肥料に含まれていない栄養素「ケイ酸」を含んでいる粉末液体肥料です。なお、化成肥料でも有機肥料でもなく「配合肥料」に分類される肥料です。

 

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バーディーラッシュSiの概要

「Si」とはケイ酸のことです。ケイ酸は植物や芝生に絶対に必要な栄養素とは言われていませんが、ケイ酸は芝生を強くする効果があって病気や暑さから芝生を守る役割を果たしてくれます。芝がケイ酸を吸収すると芝の葉の表面に薄い膜を張ります。カンタンに言うとバリアーをはるようなもんですが、この膜を張ることで芝生から水分が蒸散していくのを抑制する効果があるので暑さに耐えやすい芝生になるのです。また、この膜が芝の葉を保護することで病気や害虫から守る役割も果たすので、毎年病気や害虫の被害に遭っているという人は一度試してみる価値はあるでしょう。有り難い特徴として、このバーディーラッシュSiは根だけでなく葉の表面からも吸収されるという性質があります。一般的な肥料は主には地面に浸透して地中で根から吸収されて初めて芝生に良い作用をもたらしますが、バーディーラッシュSiは葉からも吸収されるので栄養分の吸収速度がはやく、効果発現までの時間が短いという事としっかり吸収されるのでしっかりと効果を発揮できるというメリットもあるのです。栄養素の構成比としては「20-8-12」となっており割とたくさん窒素が含まれているのでやり過ぎには特に注意しましょう。なお、ゴルフ場でも使われているくらい高級液肥となります。

 

 

散布の頻度

実際の使い方は1か月に1回~2回を目安にしましょう。3回以上連続で使い続けることで大きな効果があるということ。他の肥料もそうですが、1回散布しただけでは効果は限定的と考えましょう。バロネス芝生の肥料であれば年間で3回の散布が推奨されているので回数・頻度だけでいうとバーディーラッシュSiは頻繁に散布する必要がありちょっと面倒くさいかもしれません。ただ、効果が強く色鮮やかな緑の芝生を作る効果に優れていることとSiが含まれていて丈夫な芝生になるということから、バロネス芝生の肥料との併用もおすすめされています。

 

 

1年間にかかる費用について

2024年10月現在、1kg入りで4500円。つまり、1gあたり4.5円です。説明書によると、1年間に使う肥料の量は1㎡あたり約100gなので、1年間にかかる費用は450円/㎡です。ということは、10㎡の芝生であれば年間で4500円相当の肥料を使うことになります。バロネス芝生の肥料よりもうんと高く、高級液肥の名にふさわしいコストです。

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バーディーラッシュSi 1kg 1袋 5袋 10袋 4月〜9月施肥 芝生用液肥 液体肥料 速効性肥料 ケイ酸 Si
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コアなファンが多い液肥

芝生愛好家の中でもコアなファンが多いのが「メネデール芝肥料」という液肥です。メネデール信者の方もおられるくらい厚い信頼を勝ち得ている肥料で、根強い人気を誇っています。

 

 

メネデール芝肥料の概要

メネデール芝肥料は化成肥料でも有機肥料でもなく「複合肥料」という分類です。とは言っても「窒素ーリン酸ーカリウム」は含まれておりその配合割合は「7-5-5」。つまり、窒素が多めに含まれている肥料です。加えて、鉄分も他の肥料に比べてしっかりと含まれているので、葉色を良くする効果に優れており、色鮮やかな緑の芝生を作りたい方には向いている肥料です。芝生愛好家の中にはメネデール信者の方も多くいて、色鮮やかな緑の芝生を作りたい時に限らず、軸刈りをしてしまった時や秋のシーズン最後の施肥にメネデール芝肥料を選ぶ人もたくさんおり、そういった方はメネデール芝肥料を必ず欠かさずに持っているくらいです。芝生の肥料ランキングでは必ずしも上位にランクインする肥料ではありませんが、コアなファンから確かな信頼が寄せられているためこの記事でも紹介することにしました。なお、メネデールには「メネデール芝肥料」と「植物活力素メネデール」の2種類があり、芝生用とされているのは緑色の方です。茶色の方も芝生に使えますがこちらは植物全般向けとされています。

 

 

散布の頻度

薄めに希釈して散布しましょう。具体的には500倍~1000倍に希釈して月に2回~3回の頻度で散布します。休眠期間には与えないように書かれているので、3月~9月にかけて散布するのが良いでしょう。なお、液肥は固形肥料と違って肥料焼けのリスクは高くありませんが、真夏の猛暑日などの散布は避けてください。

 

 

1年間にかかる費用

2024年10月現在、5L入りで4680円。つまり、1mlあたり0.936円です。説明書によると、1年間に使う肥料の量は1㎡あたり54mlなので、1年間にかかる費用は50.54円/㎡です。ということは、10㎡の芝生であれば年間で505.4円相当の肥料を使うことになります。

※3月~9月(8月は除く)にかけて1000倍に希釈して「1㎡あたり3L」を「1か月に3回」のペースで散布したとして計算しています。

 

愛好家が多い割には決して割高な肥料ではなく、むしろコスパは良い方だと言えるでしょう。5Lサイズを買えば2,3年は使うことができるのでかなりお得です。ポイントは毎月2回~3回と割と頻繁に施肥しなければならないところ。頻回な施肥を継続できるか否かにかかっていると思います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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有機肥料の超人気商品

最後に有機肥料の中でもトップクラスに人気の商品をご紹介します。それは「スーパーグリーンフード」という肥料。芝生愛好家の中ではめちゃくちゃ人気です。私も毎年使っています。

人気のために売り切れることも・・

 

 

スーパーグリーンフードの概要

スーパーグリーンフードは、漢方薬・豆腐・みりん・ビールなどの高温発酵してつくりだす有機肥料です。その中には超大量の微生物が含まれており、細菌は64億、放射菌は44億、糸状菌は8600万も含まれています。そんな大量の微生物資材を芝生やその土壌に散布することで良質な微生物を増やし、その微生物が土壌を改善することで芝生を健康に作り上げるという効果があります。化成肥料ばかりを使い続けるとだんだん土地がやせ細っていきますが、スーパーグリーンフードのような有機肥料を定期的に使うことで活きた土壌を作ることが可能です。速効性はないものの土壌が団粒化して通気性・保水性・保肥性・透水性がよくなることで元気な芝生をつくりあげる効果が期待できます。有機肥料ならではの独特なにおいがするのが難点ですが、芝生を元気にする力と病害に強い芝生を作り上げる効果はお釣りが出るくらいですね。なお、スーパーグリーンフードの詳細についてはこちらの記事もご覧ください。

参考記事:

芝生の有機肥料、おすすめは『スーパーグリーンフード』

 

 

散布の頻度

説明書によると、3月~11月にかけて1か月おきに使用することとなっています。化成肥料のように窒素が大量に含まれているわけではないので、少しくらいであれば多めに散布しても問題はないと個人的には思っており、特に芝生に元気がないときなどは適宜調整しながら使うのもありだと思いますね。なお、芝張り前に床土の一部として使うのも非常に有効か使い方。我が家では芝生の部分的な張り替えをおこなう時は必ず芝を張る前にスーパーグリーンフードを床土に混ぜてから芝刈りをします。

 

 

1年間にかかる費用

2024年10月現在、20kg入りで5200円。つまり、1gあたり0.26円です。説明書によると、1年間に使う肥料の量は1㎡あたり350gなので、1年間にかかる費用は91円/㎡です。ということは、10㎡の芝生であれば年間で910円相当の肥料を使うことになります。

 

スーパーグリーンフードは定期的な散布はもちろんのこと、芝生に元気がなかったり成長が遅いときなどにも大活躍します。化成肥料ばかりだと土壌がやせ細るので何かしらの有機肥料は使う方が良いでしょう。そんな有機肥料の中でも特に人気なのがこのスーパーグリーンフード。一度使いだすとお気に入りリストに入ること間違いナシだと思います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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費用と使用量のまとめ

以上、売れ筋&人気の芝生の肥料を5つ紹介してみました。それぞれの作用・効果・特徴に違いがあるので直接の効果の比較は難しいんですが、年間の使用量や値段について比較した表はコチラです。

限られた予算の中でどれを買うのか考える時に参考にしていただければ幸いです。

個人的には化成肥料とそれ以外の肥料の2種類を組み合わせて使うのがいいと思います。我が家のパターンで多いのはバロネス芝生の肥料とスーパーグリーンフードの組み合わせ。これをベースにしてあとは液体肥料などを使ったりすることが多いですね。芝生の肥料は本当にたくさん発売されているので、それぞれの特徴をじっくり勉強してからいろいろ試してみると芝生管理がまた一つ楽しくなると思います♪

 

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