庭に芝生を張って、はや4年。
試行錯誤しながらですが、キレイな芝生を作ろうと奮闘中です。
芝生の手入れって簡単ではありません。
水やりに失敗したり芝刈りで失敗したり。
それを乗り越えたと思ったら害虫にやられたり病気にやられたり。
次々と課題が見つかるので逆にそれが面白いですし、それらを全て乗り越えられたらとてもきれいな芝生ができるはず・・・!
そう思って毎年奮闘していますが、2021年は『長雨』のせいで8月~9月にかけて病気になってしまいました。それを防げなかったことが一番の失敗でした。
それを踏まえたうえで、9月の芝生の様子と9月の芝生の手入れについて振り返ってみたいと思います。
9月の芝生の状態
これらが2021年9月の芝生の状態です。
緑の中に茶色の枯れが目立ちます
庭の中でも目立つ場所なので一生懸命手入れをしましたが、茶色く枯れたところが目立ちますね。8月に「カーブラリア葉枯病」にかかって枯れてしまい、その後はなかなか復活できませんでした。枯れた後に殺菌剤を散布して病気に広がりはおさえ込みましたが、その後も長雨のせいで日当たりが確保できなかったこともあり、茶色いまま今年の芝生シーズンを終えそうです。枯れた後、しっかりと目土入れをするべきだったかなと反省しています。
来年からは、梅雨入り前に殺菌剤の予防投与をしようと思います。
ここも何となく枯れています
この部分も家の中から目立つ場所なので頑張って手入れをしているんですが、やはり何となく枯れていますね。完全にきれいな緑のじゅうたんにはなっていません。ここも8月に「カーブラリア葉枯病」になってしまい茶色くなってしまったところです。その後に復活できなかったのはやはり痛かった・・・。
ここも殺菌剤の予防投与が必要でしたね。
横から見たところ
密度が高いところはこんな感じです。芝生全面がこれくらいの密度だとキレイなんでしょうが、残念ながら見せるに堪えられない箇所もあります。そういうところが多ければ多いほどきれいな芝生から遠ざかる、ということだと思います。
来年は土壌改良や肥料にこだわってみるのも必要なのかもしれません。
ここはなぜか毎年枯れます
この場所はなぜだか毎年枯れます。7月にポット苗を買って部分的に移植をしたんですが、それでもその周りが枯れてきました。日当たりも良い方なのになぜいつも枯れるのか、全くわかりません・・・。地中に巨大な害虫の巣があるのか!?と思いたくなるくらいです。
来年は、春先に殺虫剤の散布をしようと思いますし、枯れたらまたポット苗で補修します。
日当たりの悪い木の下は特に難しい
ここは6月に芝張りをしました。
木の下ということでただでさえ日当たりが悪いのに、その後の梅雨と長雨のせいでほとんど日当たりが確保できず早々に枯れてしまいました。芝張りをしたのが6月というのが遅かったかもしれません。春に張ってしっかりと根付いてしまえばもう少しきれいに成長したと思います。
ここは来年の3月頃に張り替えをしようと思います。
6月に張り替えたところ
ここは6月に張り替えたところです。我が家の芝生は高麗芝を張っているんですが、ここは端っこということもあって姫高麗芝を張ってみました。決して日当たりがいいところではありませんが、順調に育っています。完全に目地が埋まり切っていないのが気になりますが、来年にはきれいな状態になっていることでしょう。
6月でも芝生の張替えって間に合うんだということが分かりました。
以上が今年9月の我が家の芝生でした。
反省点はいろいろありますが、やはり『カーブラリア葉枯病』を防げなかったことが一番痛かったです。来年はここを気を付けて芝生管理を楽しんでいきたいと思います!
その他の芝生の手入れ
ちなみに、我が家では9月の芝生の手入れはこんな感じでやっています。
特別なことはやっていませんし足りないこともあるかもしれませんが、備忘録として残しておきます。
芝刈り
1週間に1回のペースで刈っています。
真夏は過ぎたと言えど、まだまだ9月でも芝は成長します。放っておくとボサボサになってそれだけで見た目が悪くなるので毎週芝刈りはやっています。刈り高は2.0㎝にして刈っており、1週間に1回ペースだとこの刈り高がちょうどいいです。
髪の毛がボサボサに伸びた人が散髪をするとスッキリするのと同じで、芝刈りをする前はだらしな締まりのない芝生に見えていても、芝を刈るだけで引き締まるから不思議です。
そんなBEFORE/AFTERを実感するのが好きなので、毎週芝刈りをやります。
水やり
1週間に1~2回程度です。
今年のように特に雨が多い季節は水のやり過ぎには注意です。なぜなら、キノコが生えてきたりコケが繁殖したりするからです。また、暑い時期に芝生が湿りっぱなしになるとカーブラリア葉枯病などの病気にもかかってしまいます。水やりは大事な手入れですが、やればいいというものではありません。
ちなみに、病気にかかる時ってホントに一瞬なので要注意です!
肥料やり
粒タイプの肥料と液体タイプの肥料を与えています。
いずれも気に入っている肥料なんですが、同じ肥料を使い続けるとあまりよくないそうなので来年は別の肥料を使ってみようと考えています。
また、化成肥料ばかりではなく有機肥料も良さそうなので、じっくり品定めしてから来年は有機肥料にも挑戦する予定です。
根切り
9月は根切りをしましょう!
根切りは春先や9月頃にやると良いと言われています。芝張りをして3,4年経つと地面の中は芝の根っこでギュウギュウになっています。そのせいで成長が妨げられてしまい、きれいな芝生にならないのです。
根切りで芝の根っこの成長を促進させて、きれいな芝生を作りましょう!
ザクザク切っていきましょう!
50㎝四方の四角形を作るように
私はターフカッターを使って根切りをしているんですが、実際に根切りをしていると
「ここは根っこが詰まってカタイ!」
とか
「ここはスカスカやな・・・」
とか、いろいろ感じることができて面白いです。ターフカッターが簡単にザクっと刺さらないところは恐らく芝の根っこがギュウギュウになっていると思うので、そういうところをザクザク切っているだけでも快感です♪
ちなみに、芝の根っこが詰まっていると相当カタイです。ちゃんとしたターフカッターを使用することをおススメします。
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殺菌剤の散布
病気予防のため、殺菌剤を散布しました。
9月に入ってからも雨が続きました。
しかも日当たりは悪くなる一方。
こうなると、8月のときと同じくまたまた病気になってさらに茶色く枯れるかもしれない。
そう思い、今回は早めの対処をしようと思い殺菌剤を散布しました。
いつも使っている殺菌剤
これをまいたおかげもあり、9月の病気はほとんど抑えることができたと思います。
参考記事:
殺菌剤ってあまり使いたくなかったんですが、きれいな芝生を作ろうと思えばやっぱり必要だと思います。
害虫対策
ミミズ対策で殺虫剤も散布しました。
芝生には必ずと言っていいほど虫が潜んでいます。そもそも虫が全くいない芝生なんて逆にホラーなのである程度の虫は仕方ありません。ただ、芝の根を食い荒らす害虫や、糞をしまくるミミズなどはある程度は退治しておきたいところ。とくにミミズの糞塚がたくさんできると芝生の見栄えが一気に悪くなります。だから、ミミズは必ず退治するようにしています。
我が家で使っているミミズ対策の殺虫剤。
効果バツグンのシバラックMC
シバラックMCは効果がめちゃくちゃあります。1回散布するだけで芝生の中に潜むミミズを徹底的にやっつけることができるので、めちゃくちゃおすすめします。
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芝生にミミズが大量発生するのはだいたい6月と9月。その時期に散布するだけでミミズに悩まされることはなくなるでしょう。
参考記事:
以上が、我が家の9月の芝生の状態と手入れ一覧でした。
我が家は決して日当たりがいいわけではないので、トラブルが起こったあと回復するスピードが遅いと感じます。だからできるだけトラブルが起きないよう事前に対処するのが肝ですね。今年でいうと病気予防ができなかったことが最大のミス。そして、芝張りをして5年目に入る来年はそろそろ土壌改良もして、来年以降もキレイな芝生を目指していきます!