10月、芝の成長はほとんど止まります。
芝刈りをする必要もないくらい、です。
我が家の高麗芝も夏の間はグングン成長するので芝刈りは週に1~2回やっていましたが、秋も冬も芝刈りをやらなければならない!ってわけではありません。じゃあ、芝刈りはいつまでやるべき?と思っている人もいるでしょうが、結論としては・・・
芝刈りをやるのは10月まででOK。つまり、年内最後の芝刈りは10月中に終わらせましょう。
10月、高麗芝は成長が止まる
暑さがおさまってきた9月でも高麗芝はまだまだ成長していました。しかし、10月に入り涼しくなると我が家の高麗芝はほとんど成長しなくなります。その証拠に、10月、我が家の芝がほとんど成長しなかった様子をご覧に入れましょう。
10月4日に刈り高20mmで芝刈り
・・・2週間が経過・・・
10月18日
ご覧の通り、ほとんど成長していませんネ。
・・・さらに2週間が経過・・・
10月31日
ほぼ、伸びていない。
どうでしょう?
10月初旬に20mmに刈りましたが、4週間経ってもほっとんど芝が伸びていないことが分かると思います。つまり、10月になり、ほぼ芝生の成長は止まったといっていいでしょう。あとは今シーズン最後の芝刈りを残すのみです。そう、刈り納めです!
10月末、最後の芝刈り!
ということで、10月31日に今年最後の芝刈りをしました!
芝の成長が止まってしまったので、春になるまではこれ以上成長はしないということ。だから刈り納めをすることにしたのです。まぁ、10月末の時点でもじゅうぶん短いのでゼッタイに刈らなければならない!というわけではないのですが、せっかくなので年内最後の芝刈りをしようと思います。儀式みたいなモノですね。
芝刈り前にミミズの糞を除去
芝刈りをする前に、ミミズの糞を取り除くことにしました。
10月に入ると急に芝生にミミズの糞が増えだします。皆さんの芝生でも同じでしょうか?上の写真のように、黒色~灰色~茶色のポツポツした物体が点在しているのであればミミズの糞だと疑いましょう。アリの巣などと見間違うこともありますが、大きさでいうと小粒の石くらいで、コロコロッとスコップなどですくうことができるのであればミミズの糞だと思います。
以前の記事でもご紹介しましたが、今年の秋はミミズのフン塚がたくさん出現します。これを放置したまま芝刈りをすると芝刈り機の刃を傷める原因になりかねません。だから、まず糞を除去するのです。
参考記事:
これ、地味ながら大事な作業です。
なお、ミミズは決して可愛らしいわけでもなく人気がある虫でもないでしょうが、決して芝生に悪さをするわけではありません。ミミズが芝生を枯らしてしまうこともなく、むしろ地面を耕してくれる「益虫」なのであまりミミズに対して目くじらを立てる必要はありません。放っておくくらいでOKです。ミミズの糞だらけになってよほど気になるようであれば退治するのも一つです。
参考記事:
刈り高は2.5㎝に設定
ミミズの話はさておき、年内最後の芝刈りに話を戻します。10月末に最後の芝刈りをしましたが、この時の芝刈り機の刈り高は25mmに設定して刈ることにしました。
つまり、芝の丈が2.5㎝のまま冬を迎えることにしたのです。えっ、冬を迎えるにしてはちょっと刈り込み過ぎじゃない!?と思った人もいるかもしれません。というのも、芝生の冬支度の一つとして「年内最後の芝刈りの時はあまり短く刈り過ぎないほうが良い」と言われています。これは、冬を迎えるにあたってある程度は芝の長さがある方が厳しい寒さを乗り越えられるから、というのが理由です。
しかし、我が家の場合、秋から冬にかけて日当たりがめちゃくちゃ悪くなります。冬の間なんて、1分たりとも陽が当たらない場所だってあります。だから、年内最後の芝刈りの時にそこそこ低く刈っておいて、少しでも風通しを良くしてキノコやコケが生えないようにした、というワケです。長く残しておく or 短く刈り込む についてはどちらが正解というのはないと思います。芝生の環境やその時の状態に応じていろいろ試してみるのが良いでしょう。
参考記事:
最後の芝刈り、終了!
芝刈り自体はすぐに終わりました。
あまり伸びていない状況で刈ったので、頑張ってもこの写真くらいしか刈れませんでした。正直、ちょっと物足りないくらい。せっかくだから刈り高2㎝くらいにしてもう少しジョリジョリ芝刈りをしたいところでしたが、そこはグッと我慢!これから冬を迎えるので、ここで刈り過ぎても仕方ないのです。何事もホドホドにしておきましょう。
年内最後の芝刈り、これにて終了!
年内最後の肥料やり
芝が短くなったところで、年内最後の肥料やりもしておきました。
私は『バロネス芝生の肥料』を愛用していますが、11月に1㎡あたり40gの肥料をあげましょうと書いてあります。今日は10月31日で、厳密にはまだ11月になっていませんが、それはヨシとしておきましょう。芝刈りをしたついでに肥料もあげておこうと思ったのです。年内最後の肥料やりを済ませると、春が来るまで肥料をあげることはないのでここはしっかりと撒いておきます。厳しい冬を乗り越えるために、しっかりと肥料を上げる。これも大事な芝生の冬支度です。
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なお、年内最後の肥料やりにおいては効果発現がはやい化成肥料よりもゆっくりジワジワ効果発現がみられる肥料の方が良いと言われています。有機肥料はじっくり効いてくる特徴があるので、秋に散布する肥料としては適しています。ただ、このバロネス芝生の肥料は化成肥料であるにもかかわらず遅効性の窒素成分も含まれているのでゆっくり長期間にわたって効果が続くという特徴もあります。そういう意味でも秋の肥料やりにはバロネス芝生の肥料はとても適していると言えるでしょう。なお、芝生の肥料の人気ランキングで上位に入っている肥料を比較している記事も見ていただければと思います。
参考記事:
ということで、年内最後の芝刈りと共に、年内最後の肥料やりも終了。肥料をまいた後に水やりもしましたが、秋冬は芝生に水やりをする必要もないので、年内最後の水やりも終了!今年の芝刈り・施肥・水やりはこれにて終了です。あとは冬になったらサッチングをしようと思っている今日この頃です。
参考記事:
芝刈りハサミでキワをきれいに!
さらにさらに、10月は芝刈りハサミでキワをきれいにするには最高のタイミング!なぜなら、10月は芝が伸びないので、このタイミングで芝生のキワをきれいに刈っておくときれいな状態が来年までキープできるからです♪
芝刈りハサミで整えると、
芝生全体が引き締まります
参考記事:
芝刈りにハサミと電動バリカンを使ってワンランク上を目指そう!
秋から冬にかけて、芝生は茶色く枯れていきます。きれいな緑色が失われていくので、せめてキワだけでもきれいに刈り揃えてスッキリした芝生で冬を迎えたいところですね。