皆さん、『芝生の根切り』していますか?
根切りは芝の成長を促すためにもとっても大事な手入れの一つです。
以前の記事にも書いておりますが、根切りをするべき時期というのは芝が成長する時です。
つまり、
暖地型芝なら3月~6月、それと9月。
寒地型芝なら3月~6月、それと9月~10月
が根切りの季節になります。
そして、特に
3月に根切りをするのがおすすめ!
3月、まだ少し寒いですが根切りをしましょう
根切りは3月にやるのがおすすめ!
なぜ、3月に芝の根切りをするべきなのかというと・・・
3月、芝は
「よ~し、これからグングン成長するぜ!」
と意気込んでいます。
そんなときに根っこを切られると
「おい、ワシの根っこ切ってくれるなよ!」
となります。
そして、
「切りやがったな~。よ~し、もっと根を伸ばして強くなってやるぜ~~!!」
という感じに闘志に火がつくんです。
ボッコボコにやられたら強くなって復活する、まさにサイヤ人方式ですね。
これからグングン成長しようという直前にターフカッターで根っこをザクザク切られたら芝としても植物の本能として危機を感じるわけです。根っこは植物にとってはまさに生命線ですからね。
そこで、芝はターフカッターの根切りという『外敵による攻撃』なんかに負けないために芝は一生懸命に成長しようとするのです。ブッチブチに切られた根っこをグングン伸ばしてさらに強くなろうとするわけです。
芝にとっては、それはまさに生き残りをかけた戦いのようなものですね。
愛用のターフカッター、参上!
根切りには根切り専用の道具があります。
それは『ターフカッター』です。
わたしは芝生用品の専門店の「バロネス」から発売されているターフカッターを愛用していますが、刃の部分はこんな感じになっています。
この凄まじい黒光り感!いかにもザクザク切れそうな気がしますよね~
全体像はこんな感じです。
さぁ、愛用のターフカッターで作業開始!
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碁盤の目のようになるように切っていきます
以前の記事でもご紹介していますが、ターフカッターによる根切りはわりと細かくやっていく方が効果があります。
参考記事:
カンタンに言うと、
これくらいの勢いで根切りをしていくべきなのです。
イメージでは、『碁盤の目』のようになるくらい切っていきましょう!
ザクザク切っていきます
場所によってはカタイところも・・・
碁盤の目になるようにドンドン切ります
ちょっと休憩。暖かいのでいい気持ちです
さぁ、ラストスパートです。
終了!こんな感じになりました。
別のところも、こんな仕上がりです。
碁盤の目というか『あみだくじ』みたいになってしまいましたが、まぁ良しとしましょう。
なお、根切りをしていると土壌がカタイとか柔らかいとか、いろんなことに気が付きます。
つまり、ターフカッターがなかなか差さらないかた~い箇所があれば「ここは根っこが詰まっているのかな?」と思います。芝が育っていない箇所は根っこが少ないので柔らかいです。だから、ターフカッターを差し込んでも土に差し込んでいるみたいになるので、「ここは新しい芝を張って補修しよう」と思います。
そんな芝生のや土壌の状態に気付くこともできるので、根切りって結構おもしろいんです♪
ターフカッターの活用あれこれ
ちなみに、ターフカッターは根切り以外にも大活躍します。
たとえば、芝の張り替えや芝生のエッジを整えるときなどなど・・・
ターフカッターを活用してあれこれDIYに挑戦した記事をまとめておくのでご参考までに!
参考記事:
根切り後、肥料も撒きました
根切り後は肥料をあげないとダメ!ってわけではないんですが・・・
これから一生懸命になって根っこを復活させようとする芝を応援するために肥料をまきました。まさにアメとムチ方式ですね。
この肥料は通販ランキング上位の常連さんで、めちゃくちゃ人気の芝生の肥料です。
なお、発売元は芝生専門店のバロネスです。ターフカッターと同じですね。もうバロネスさんにはお世話になりっ放しです。
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参考記事:
我が家の芝生は5.5坪ほどですが、以上、すべての作業を終えるのに1.5時間ほど。
春先のいい運動になりましたとさ。
こんな日は春の野菜と日本酒で乾杯ですね♪