芝生の色と言えば・・・緑!
緑の芝生って、とっても気持ちいいですよね!
でも、そんな緑の芝生が白っぽくなること、ありませんか?
しかも、夏なのになぜか白っぽくなって困っていたりしないでしょうか?
せっかくきれいな芝生を作ろうと思っているのに白くなってしまうとすごく残念ですよね。
なぜ夏なのに芝生が白くなるのか?
その原因、ひょっとして・・・
芝刈りが原因
かもしれません!
私も8月~9月に芝生が白っぽくなった経験がありますが、その原因は病気や害虫ではなく、芝刈りが原因だったのです。
本日は、夏真っ盛りなのになぜか芝生が白くなってしまった!そんなときの対処方法についてご紹介していきたいと思います。
芝刈りが原因で芝生が白っぽくなる
密度が高くてきれいな芝生を作るために、芝は刈れば刈るほど良いとされています。
ただし、注意点があります。
それは『軸刈りにならないよう気を付けること』です。
軸刈りをしてしまうと白っぽくなったり、茶色っぽくなったりします。軸刈りをすると一気に枯れたようになってしまうので、これは避けなければなりません。
しかし、軸刈りにならなくても芝刈りをした後に芝生が白くなることがあります。
たとえば、芝刈りをした後に下の写真のようになったことはありませんか?
芝刈り後に急に白くなってしまいました
別の箇所も・・・
こちらも芝刈り後に白色~茶色っぽくなりました
いずれも芝刈りをする前はそこそこきれいな緑の芝生だったんですが、2箇所とも芝刈り後に急に白くなってしまったのです。
原因は芝刈り機!?
軸刈りはしていないのに、芝生が白っぽくなった。なぜ!?
実は、その原因は芝刈り機のせいでした。芝刈り機そのものに原因があったのです。
正確に言うと、切れ味が悪くなってきた芝刈り機で強引に引きちぎるように芝を刈ったため、芝が白くなってしまったのです。
芝刈り機は切れ味が命!
芝刈り機の切れ味が落ちてくると、きれいに芝を刈れません。
そうなると、芝生が白っぽくなってしまいかねないので要注意です。
きれいに刈れていない
刈った後の芝がこんなふうになっていれば、あなたの芝刈り機の性能は落ちているかもしれません。芝の真ん中から上が半分くらいしか刈れていないので、要注意のサインですね!
引きちぎるように刈ったのがよくわかります。
さらに・・・
芝の上半分が白色に!
こちらなんて、上半分が白色に・・・
こんな芝がたくさんあればあるほど、あなたの芝生は白く見えてしまうでしょう。
芝刈り機のメンテの方法
こうならないよう、芝刈り機のメンテナンス(要するに刃研ぎ)は定期的にやりましょう。
芝刈り機の刃研ぎをすることをラッピングといいますが、定期的にラッピングをすることがきれいな芝刈りの第一歩です。
ラッピングの方法は、コチラの記事に詳しく写真付きで紹介していますのでぜひご覧ください。
参考記事:
芝生を白くするもう一つの原因は「穂」
春~夏なのに芝生が白くなる原因、もう一つは「穂」です。
芝はイネ科の植物なので「穂」ができますが、穂が白色をしているので芝生全体も白っぽく見えてしまうこともあるのです。
こんな穂がたくさんあれば芝生も白く見えてしまいます。
対策はカンタン。「穂刈り」をするのです。
参考記事:
もともと穂は春と秋に出てくるものですが、しつこい時は夏でも出てきます。そして、それが原因で白く見えてしまうこともあるのです。穂刈りは別にむずかしい作業ではなく、芝と一緒に刈るだけです。
で、もし芝刈り機でも刈れずに穂だけが残ってしまうようであれば、電動バリカンで刈るとさらにキレイに刈ることができます。
参考記事:
穂が残っているだけで芝生の見た目はずいぶん悪くなってしまいます。たかが穂とあなどらず、しっかりと穂刈りをしましょう!
芝刈り機選びが大事
芝生が白っぽくなるのを防ぐためには、結局は芝刈り機が重要なんですよね。
しっかり刃研ぎした芝刈り機できれいに芝を刈ることと、穂の刈り残しを防ぐこと。これがきれいな緑の芝生を作る大事なポイントなんです。
だって、緑の芝の中に白い芝があるとどうしても白が目立ってしまうんです。
どうしても白色が勝っちゃいますね・・・
高麗芝は濃い緑色なので白い芝は余計に目立ちます。
こうなると、芝生が白っぽくなってしまうんですよね~
そうならないよう、芝刈り機の手入れをすることや、ご自身の芝生に合った芝刈り機を選ぶことが何よりも大切になってきます。
芝生が狭いのであればコンパクトな芝刈り機を選ぶとか、いっそのこと電動バリカンだけで手入れするとか。電源が確保できるのであればロータリー式の電動芝刈り機で刈りムラなく仕上げるとか。
芝刈り機選びの際に考えるべきポイントはたくさんあります。間違った芝刈り機を買わないよう、じっくり選んでぜひ良い買い物をしましょう!
参考記事: