芝はイネ科の植物ですので、「穂」をつけます。
「穂」をつけること自体はどうしようもありません。
しかし。
「穂」を放置しておくと芝生の見栄えがとても悪くなってしまいます。
参考記事:
うっそうと実った芝の「穂」
私は芝生を始めた当初は、この「穂」を見て雑草だと思い込んでいました。それくらい「穂」があると見栄えが悪いです。そんな「穂」の対策をするとしたら「しっかりと芝刈りをする」ことです。しかし、芝刈り機では「穂」ってはうまく刈れないことが多いのです。正確に言うと、ある程度はしっかり刈れるのですがどうしても刈り残しができてしまいます。そんな刈り残した穂を刈るときに大活躍するのが「電動バリカン」なのです!
芝刈り機で刈ったあとでも「穂」が残っています
まずはこちらをご覧ください。
※9月4日撮影 芝刈り機で刈ってもかなり穂が残っています
これは芝刈りをした2日後に撮った写真です。芝刈りをしづらい場所という事もあり「穂」がかなり残っています。何回も芝刈り機をかけたんですが、それでも「穂」って残ってしまうんですよね。
「穂の処理、芝刈り機ではもうムリだ・・・」
そう思ってまず挑戦したのは「手作業」です。ただ、手作業ではキリがありませんし1分であきらめました。そこで登場したのが「バリカン」です。私が愛用しているのは上でもご紹介した通り『リョービAB1620』というアイテム。壁ギワの芝を刈る時にも活躍しますが、刈り残した穂を刈る時にも最高に役に立つのです。
芝生の穂刈りに「リョービAB1620」が大活躍!
さて、この「刈り残しの穂」にバリカンをかけました!
すると・・・
※9月4日撮影 かなりスッキリしました!
どうですか?
かなりスッキリしていませんか!?
しかも刈り口がとてもキレイで芝の丈も揃っているんですが、これって密度が高くてきれいな芝生を作っていくには大事なことなんです。
こんなにスッキリするのなら早くからバリカンを買うべきだったと軽く後悔。
それくらい気持ちよく刈れるのが「リョービAB1620」なのです。
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ちなみに、これはコンセントにつないで使うタイプです
なお、庭にコンセントがないという方、延長コードを使っても電源を確保できないという方は充電式タイプのバリカンもあります。
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ややお値段が高くなりますが、充電式なので便利です。
ちなみに、我が家では最初は安い方のコンセントタイプを使っていましたが、自分のミスで故障させてしまったため今では充電タイプを使っています。
参考記事:
芝生用のバリカンの使い方(充電式・コードレス)はとっても簡単!
別の場所も・・・
※9月4日撮影 うっとうしいくらいに穂が残っていますが・・・
この穂が、こうなります。
※9月4日撮影 ほんとうにスッキリします
いかがですか?
説明するまでもなく全然違うのが一目瞭然でお分かりいただけるかと思います。これが電動バリカンの威力です。きれいに刈れるとスッキリしてとても気持ちが良くなるので芝生の手入れがグッと楽しくなりますね♪
春と秋に目立つ芝生の「穂」
以前の記事でもご紹介したように、芝の穂は春と秋にできると言われています。我が家(関西在住、高麗芝)でも8月末頃まではほとんどなかったのに、9月に入った途端、急に穂が目立つようになってきました。
参考記事:
穂があると雑草のようにも見えますし芝生が全体的に白っぽく見えることもあり、見た目がほんとうに悪くなります。なので、「穂刈り」は絶対やらなければならない作業です。芝刈り機だけで全て解決できるのであればそれに越したことはありません。ただ、残ってしまった穂に対してはぜひ一度バリカンを使ってみて下さい。穂刈りをするだけで、白っぽい芝生がキレイな緑色の芝生になるから不思議です。
バリカンを使うときの難点は、腰が疲れること(笑)
かがんで作業するので、芝生の面積が広ければ広いほど疲れます。別売りで専用のポールもあるので、これを使うと立った姿勢で刈ることも出来ます。
電動バリカンの有効活用を!
いずれにしても、バリカンは「キワ」を刈るにも「穂」を刈るにもとても重宝するアイテムだということがお分かりいただけたかと思います。あなたがお持ちの芝刈り機が超高性能で穂の刈り残しがなくても、壁際や樹木のまわりなどはどうしても刈り残しがあるのではないでしょうか?芝生の見た目にこだわる方にとってはバリカンは必須のアイテムです。ぜひお気に入りのバリカンを見つけてキレイな芝生を作っていきましょう!