芝刈り 芝生の基本

芝刈りの注意点、初心者にお伝えしたい4つのポイント。

投稿日:2019年4月11日 更新日:

芝生の手入れの中でも芝刈りは醍醐味の一つです。

 

伸びていた芝を刈ってスッキリするととても気持ちが良いですし何より芝生の見た目がグッとよくなります。

 

しかし、芝刈りにも注意点かありそれを事前に知っていると知っていないでは大違い!

 

きれいな芝生を作りたいのであれば芝刈りの基本をしっかりと身につけましょう!

 

 

 

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芝刈りをする時間帯、早朝は避けるべし

まずは初歩的なところからですが、騒音のことを考えると芝刈りをする時間帯は早朝は避けるほうが無難です。

 

ほとんどの芝刈り機は使っている時に音が出て、なかには騒音トラブルに発展しかねないくらいのものもあります。

 

 

 

芝刈り機は手動のタイプと電動のタイプがありますが、電動芝刈り機はさらに「リール式」と「ロータリー式」に分けられます。手動タイプはかなり静かですし電動芝刈り機でも「リール式」は比較的静かなんですが、この「ロータリー式」の電動芝刈り機はそこそこ音がするので注意が必要です。

 

つまり

騒音レベルは『電動ロータリー式 > 電動リール式 > 手動』という順になります。

 

 

 

ちなみに、私が使っている手動の芝刈り機(リール式)でも音はします。リール式の刃が回転するたびに「カラカラカラ」という音です。実際たいした音ではないのですが、それでも我が家は住宅地の中にあるのでご近所さんに気を使って13時~15時頃にしか芝刈りはしません。

 

 

また、私の実家ではお向かいの方が芝生をやっておられるのですが、電動芝刈り機を使われている時はその音が実家の中までかなり聞こえます。直線距離にして10mほどは離れているのですが、両親曰く「工事をしているかと思った」というくらいの騒音なのだそうです。

 

おそらく騒音の原因は電動のロータリー式の芝刈り機だと思われます。

 

 

なお、ご近所トラブルのランキングのぶっちぎりの第一位は「騒音問題」です。

 

騒音を出している側って、実はその音が迷惑をかけているということに気が付きにくいのが厄介なんですよね。無用なトラブルを避けるためにも早朝から芝刈り機を使うのは避けましょう。

 

 

 

短く刈り込み過ぎると軸刈りになるので要注意!

次に芝刈りでやらかしてしまいがちな失敗は「軸刈り」です。

 

カンタンに言うと軸刈りは短く刈り込みすぎることによって起こる失敗です。

 

軸刈りをしても芝の生育期であれば2,3週間もすればだいたい復活できますが芝にとっては大きなダメージを与えてしまうことになるので注意して芝刈りをしなければなりません。

このイラストにあるように、芝って緑の葉の下は茶色の茎が見えているんですが、この茎の部分で刈ってしまうと軸刈りを起こしてしまいます。葉のところで刈ってしまえば芝刈りをした後も緑のままですが、軸刈りをしてしまうとその部分だけ茶色くなってしまいます。

 

 

 

 

下は軸刈りをしてしまった後の写真です。

緑の芝の中に茶色いものがたくさん混じっているのがお分かりかと思いますが、これが軸刈りをしてしまった芝です。


芝の丈が5㎝のとき、芝刈り機の刈り高を10mmにして芝刈りをしたら軸刈りになりました。

 

 

 

私の経験上ですが、芝の丈が5㎝で刈り高を20mmにして刈っても軸刈りにはほとんどなりません。

 

たぶんこれは軸刈りにならないギリギリのラインかと思いますが、なさんも実際に芝刈りをする前の芝の丈と刈り高をいろいろ調整しながら試してみて下さいね。

 

※なお、もし軸刈りをしてしまった時の対策についてはこちらの記事にまとめているので参考にして頂ければと思います。

 

参考記事:

芝生で軸刈りをした時の対策は、水やり・肥料・目土入れ!

 

 

 

※また、軸刈りを防ぐ方法や便利アイテムなどを紹介している記事はコチラです。

 

参考記事:

芝生で軸刈りを回避するための鉄則と便利アイテムをご紹介!

 

 

 

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芝刈りの頻度や時期を間違うと芝生が台無しになります

芝刈りをする頻度や時期についてもしっかりと把握しておきたいところです。

 

なぜなら頻度を間違うときれいな芝生ができあがらないからです。「頻度を間違う」というのは、たとえば8月は芝刈りを4回するべきところを1回もやらない、ということです。芝刈りをするべき時期としなくてもいい時期があるのでそこも覚えておく必要があります。

 

頻度については品種や成長具合にもよりますが、高麗芝を育てている私の意見としては

►4月から梅雨入りまでは合計2,3回

►梅雨の間は様子を見て1回もしくは0回

►梅雨明けから9月末までは毎週1回

►10月は1回もしくは2回

►11月~翌年の4月までは0回

というのが理想的な頻度です。

 

春はまだそこまで芝は成長しませんし、頻繁にやる必要はありません。秋も成長速度が急激におちるので回数は少なくてもOK。冬は成長が止まるのでまったく刈る必要はナシ。

そう、芝刈りの頻度でこだわるべきは「夏」ですね。

夏に月に1,2回しか芝刈りをしないと伸び放題になり、その状態でムリヤリ芝刈りをすると軸刈りを起こします。もしくは芝が成長し過ぎてペチャッと寝てしまい芝刈り機が芝をうまく噛んでくれず刈れなかったりもします。

夏の芝刈りの頻度を間違うときれいな芝生が作れなくなるので、梅雨明けから9月末まではできれば月に4回は刈りたいところですし、最低でも月に3回は芝刈りをしましょう。

参考記事:

芝刈りの頻度;春は月イチ、夏は毎週、秋は月イチでOK!

芝刈りの頻度、夏の目安は「8月は4回、9月も4回」!

 

 

芝刈り機はある程度は良いモノを使うべし

芝刈り機はあまりケチらずに最初から良い品質のモノを選ぶ方が絶対にいいです。今になって思えば3万円くらいの芝刈り機を最初から買っても良いと思っています。

 

というのも、最初、私は1万円未満のリーズナブルな芝刈り機を買いました。有名なメーカーのものですしもちろんちゃんと刈れるのですが、芝の刈り口が茶色くなりがちであることと均一に刈れなかったり刈り残し(特に雑草)があることに不満を感じることがわりとあります。3,4万円くらいの高級な芝刈り機の口コミを見ているとその辺りがクリアできそうなので、つぎ買い替えるときは高級な芝刈り機を買おうと思います。

「リョービ」の芝刈り機。電動だけど音が静かなリール式。

 

こちらは「マキタ」の芝刈り機。同じく電動で静かなリール式です。
ちなみに、芝刈り機で有名なメーカーと言えば「マキタ」と「リョービ」があります。両社の売れ筋の芝刈り機を比較した記事もあるのでよければ参考にしてみて下さい。

参考記事:

売れ筋の芝刈り機、マキタとリョービを徹底比較!

 

 

 

水やりは多少サボってもなんとかなると思いますが、芝刈りはサボればサボるほど大変なことになってしまいます。芝生の管理は芝刈りに始まり芝刈りに終わる!そう言っても過言ではないくらい大事な手入れですので楽しみながらジョリジョリ刈っていきましょう!

参考記事:

「芝生は難しい」を「芝生を楽しむ」へ。カギは芝刈りにあり!

 

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-芝刈り, 芝生の基本

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