芝刈りといえば「芝刈り機」。これは外せないアイテムですね。
ただ、芝刈りに「はさみ」と「電動バリカン」を使うとよりキレイな芝生に仕上げることができます。
芝刈り機で刈っているのに、何だか仕上がりにイマイチ満足できない。そんなふうに思っている人は、芝生のキワをきれいにできていないのではないでしょうか?
芝刈り機では刈れない「キワ」や「コーナー」などをはさみと電動バリカンで整えることがワンランク上の芝生を作るコツ!電動バリカンだけでキワ刈りをしていた私が更に芝生をキレイに仕上げるためにハサミも導入したので、その威力を紹介したいと思います。
芝刈り機では刈れない所
芝刈り機は広い芝生を刈るのにはとても適していますが、エッジやキワなどの細かいところを刈るのはとても苦手です。
芝生の端は芝刈り機では刈れません
もっとキレイに刈りたい!
コーナーは意外と目立つんですよね
壁際はいつも伸び放題
せっかくのレンガも台無しです
芝刈り機でココを整えるのは不可能!
ホンマに端っこ伸びすぎ!!
エッジや壁際などは地中で芝のランナーが集まりやすいためとても伸びやすく、油断しているとボーボーになってしまいます。芝刈り機でうまく刈れないからといって放置していると、芝生の中央はしっかり刈り揃えられているのに端っこだけボーボーなんてことはザラだと思います。
だからこそ、芝刈り機だけで刈るのではなく「電動バリカン」「芝生用はさみ」を使うことが大事になってくるというわけです。
芝生の「エッジ」「壁際」をきれいにするだけで見た目が3倍は良くなるからとっても不思議。芝刈り機で刈れないところは「電動バリカン」と「はさみ」で刈りましょう。そして、ワンランク上の芝生を目指しちゃいましょう!
電動バリカンを使う!
まずは電動バリカンを使って芝生のキワ刈りをしたいと思います。芝生用のバリカンは芝生管理において必須のアイテム。電動バリカン無しで芝生の手入れをするのは私の中ではあり得ません。
参考記事:
芝生用のバリカンの使い方(充電式・コードレス)はとっても簡単!
ということで、電動バリカンで芝刈り機の刈り残しをジョリジョリ刈っていきます!
バリカン使用後
バリカン使用後
バリカン使用後
芝刈り機では刈れないところを見事に補ってくれる電動バリカン。さすがです。
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コードタイプより充電タイプが便利です
電動バリカンでも限界が・・・
電動バリカンはキワ刈りにとても適しているので、必須アイテムの一つなのは間違いありません。ただ、残念ながら電動バリカンも万能ではないのです。電動バリカンを駆使してもきれいに刈れない所はあります。
電動バリカンは伸びた芝を軸刈りをせずにバッサリ刈るのは得意中の得意です。エッジや壁際で伸びた芝を短くするのにはホント適しています。ただ、電動バリカンだけで「芝生のエッジをきれいに仕上げる」のは難しいと思います。芝生用の電動バリカンで刈るのが苦手な箇所もありますし、何よりも電動バリカンだけでは満足できなくなってしまったのです。
もう少しだけでいいから芝生をきれいに仕上げたい・・・。もっと引き締まった芝生にしたい・・・!
そこで、私がより芝生をきれいに仕上げるために導入したのが芝刈りバサミです。
ワンランク上の芝生を作るためには、バリカンだけでなく芝刈りハサミも使うことがコツです。
芝刈り用のハサミ、登場!
仕上げに芝刈りバサミの登場です。
今年の秋、初めて購入しました。
芝刈りの主役と言えば芝刈り機。私の中では電動バリカンはサブで、仕上げに使う芝刈りバサミはおまけ程度に考えていました。ところが・・・
思った以上の存在感。
バリカンよりもデカい!
芝刈りハサミなんて脇役くらいにしか考えていませんでしたが、なかなかの存在感!写真で見るより明らかに大きく感じるので、買って手に取るとやや圧倒されると思います。単純な私はまだ使っていないにもかかわらず、まずこの瞬間で買って良かったと思いました。
また、見た目の存在感以上にとても軽い。これならしゃがんだ姿勢で芝生をチョキチョキ刈っても手が疲れることはなさそうです。
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もはや「刃物」と言ってもいい!
芝刈りバサミ、使ってみた
さぁ、さっそく使ってみましょう!
いくつになっても新しく手に入れたアイテムを使う時ってワクワクしますよね♪この瞬間がなんとも言えません。
壁際も楽勝で切れます
とても使いやすい
刃が360°回転するので自由自在
使った感想は、とても使いやすい。この一言に尽きますね。軽いし刃は回転するし、もちろんよく切れるし。芝刈り機と電動バリカンの刈り残しを自由自在に刈ることができます♪
芝刈りハサミの実力!
では芝刈りハサミで仕上げた後の様子を見てみましょう。
芝刈りハサミで仕上げました
かなりスッキリしています
ハサミじゃないと刈り揃えるのはムリ
芝のキワ刈りハサミ、最強!
レンガもきれいにしました
全体像
芝刈りハサミを使うメリット
芝刈りハサミの何がすごいかというと、実はそこまできれいな芝生じゃなくても芝刈りハサミでキワをきれいに刈るだけで芝生が引き締まるんです。
芝刈りハサミで仕上げたこの写真をよく見て欲しいんですが、この芝生、軸刈りしたり病気で枯れたせいで茶色く枯れているところが結構あります。
実はそこまできれいな芝生ではない
所々枯れていますし、まだまだ素人に毛の生えた程度の芝生だと思います。それでも芝刈りハサミでキワなどを刈り揃えたおかげでそこそこきれいな芝生に見えませんか?!
つまり、
ボチボチの芝生をまぁまぁの芝生にする!
これがバリカンとハサミを使うことの最大のメリットだと思っています。
我が家の芝生は日当たりが悪く、8月でも3時間~4時間程度、9月だと1時間~2時間程度しか日が当たりません。そこまで日当たりが悪いとどうしても育ちも悪くなりますし、大きなビハインドを背負っていることになります。その大きなビハインドを挽回するためにもこまめな手入れは必要ですし、それでも上手に育たない時はバリカンや芝刈りハサミを駆使してキワ刈りをして、「きれいに見せる工夫」が必要です。つまり「下駄をはく」ってやつですね。
で、下駄をはくために今回導入した芝刈りバサミ。ボチボチの芝生をまぁまぁの芝生に「見せる」においてはとても有効だと実感しました。ぜひ皆さんにも挑戦してみてほしいと思いますね!ただ、わりと時間がかかる作業なので、1か月に1回くらいが限界じゃないでしょうか。たとえば、ボサボサの芝生をスッキリさせて気分転換したい時とか、家にお客さんが来る前とか、そんなタイミングで時間をかけてキワを刈り揃えてみてはいかがでしょう!?
わりと疲れますが仕上げた時の満足感はハンパないので、おすすめです!