芝刈りをした後になぜか茶色く枯れてしまった経験をしたことはありませんか?
主なパターンとその原因はつぎの2つだと考えられます。
❶根元から茶色くなるパターン ⇒ 原因は軸刈り
❷芝の葉先だけが茶色くなるパターン ⇒ 原因は芝を伸ばし過ぎ
根元が茶色くなったときは軸刈りが原因
ご覧のように芝の根元から茶色くなってしまった時の原因は軸刈りです
次のような芝刈りをした時に軸刈りは起きてしまいます。
『芝刈りをする前の芝の高さが5㎝。その状態で刈り高を1㎝に設定、つまり芝刈り後の芝の高さが1㎝になるように4㎝分刈り取ったとき』
このような芝刈りは短く刈り込み過ぎです。私の経験からいえば5㎝の芝なら刈り高は2㎝くらいが限度だと思います。ちなみに、巷でよく言われている「3分の1法」をあてはめて芝刈りをするなら芝の高さが5㎝であれば刈り高3.5㎝にして刈るという計算になりますね。
つまり、軸刈りを防ぐ為の対策は「短く刈り込み過ぎない」 これに尽きます。
そしてそのためにはこまめに芝を刈ることが大事です。つまり、芝刈りの頻度を間違わないことが大事というコトですね。真夏なのに1か月に1回しか芝刈りをしないなんて人がたま~にいますが、そんなことをしているとその後の芝刈りで大失敗します。夏は出来るだけ毎週少しずつ刈るようにしてください。
参考記事:
葉先だけが茶色くなった原因は「芝の伸ばし過ぎ」です
芝刈り後に葉先が茶色く枯れました。原因は芝の伸ばし過ぎです。
次のような芝刈りをした時に葉先が茶色く枯れます。
『芝を刈る前の芝の高さが10㎝で、刈り高を4㎝に設定して芝刈りをしたとき』
このような芝刈りをするとロクなことになりません。芝の高さが10㎝になる前に芝刈りをするべきなのです。
つまり、芝刈り後に葉先が茶色く枯れるのを防ぐには「芝を伸ばし過ぎた状態で芝刈りをしないこと」です。
これも結局は芝刈りの頻度を間違ったりサボったりすることが原因なので、やっぱりこまめに芝刈りをすることが大事というわけですね。
参考記事:
伸びすぎた芝を刈って茶色くなった時の写真をご紹介
では、芝を伸ばし過ぎた後に強引に芝刈りをして茶色く枯れたときの写真をご紹介します。
芝刈り前
芝を刈る前の芝の高さは約10㎝。この後、刈り高3.4㎝で芝刈り機をかけました。しかし、伸ばし過ぎると芝はペチャっと寝てしまい、思うように刈ることができないのです。そこで、ダメと分かりながらも2.8㎝に設定して芝刈り。結果、ある程度は刈れたんですが、刈れたというよりは引きちぎるように刈ったわけです。
すると、結果的にこのようになってしまいました。
芝刈りの4日後
ご覧のとおり見るからに茶色く枯れてしまいました。このように伸ばし過ぎるとうまく刈れませんし強引に刈ると茶色くなるしと、いいことは一つもありません!こんなことにならないよう、芝刈りはこまめにやりましょう。
おすすめは「5㎝まで伸びたら2㎝に刈る」
ぜひこれを繰り返してください。きっときれいな芝生ができると思います。
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