『芝生を育てるためには、日照時間は一日5時間以上が必要です!!』
って、ネットや本で見たこと、あると思います。ただ、
本当に1日に5時間以上も日照時間がないと芝生は育たないの!?
って思いませんか?
日本は狭い国なので、日当たりが悪い家が多いんですよね・・・
3~4時間の日当たりでも芝生は育つ
5時間も太陽が当たらないと芝生を育てるのはムリなの!?っていうか、ウチの庭、そこまで日当たり良くないんですけど!?
って思っているアナタ!
じつは・・・
一年を通してずっと一日4~5時間も陽が当たらなくたって芝は育ちます!
え~、ホントに~~!?
って思っているアナタ!!
ホントなんです。
我が家の芝生の日照時間
もちろん、日当たりがいいにこしたことはありません。
日光は植物にとってはなくてはならないもの。日当たりがゼロのところでは芝は育ちません。
ただ、1日5時間以上バッチリ日に当たらない庭じゃないと芝が育たないというワケでは決してないのです。
実際、だいたいですが我が家の庭の日当たりなんて、こんなもんです。
だいたいですが、こんなもんです。
こんなに日当たりが悪くても、真夏はこれくらいまで緑の芝生が育ちます。
2022年8月
また、12月末でもこれくらいの緑をキープしています。
2022年12月
ちなみに、芝生に陽が当たる時間帯はいずれも朝からお昼にかけて、ですね。芝生の日当たりが決して良くないなか、午前中に日が当たるというのは救いです。というのも、一般的に植物は夕方よりも午前中に日が当たる方が成長が促進されるからです。西日だけはガンガンあたる!という庭よりは、朝日を浴びる庭の方がイイ、ということです。
私流の芝生の育て方
日当たりが悪い庭でしっかりと芝生を育てるコツの一つに肥料の使い方があると思います。
私は化成肥料はたくさんは使わず、有機肥料や漢方肥料を中心に使っています。
愛用の肥料・殺菌剤・殺虫剤
この辺りの肥料を組み合わせて使うことで、日当たりが悪くてもそこそこ芝生を育てることができたので、良かったら参考にしてみてくださいね。
参考記事:
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日当たりが悪いぶん肥料をたくさんあげて緑色の芝生を育てる、というのはNGだと考えます。
冬、我が家はほぼ日陰です
字ばかりでは伝わらない!
ということで、写真で我が家の庭の日当たりをご紹介したいと思います。
12月~1月の日当たり
我が家の庭の12月や1月の日当たりは最悪。
ホント最小限しか陽が射しません。
朝、うっすらと日が当たりました。これからドンドン日が当たって欲しいところですが・・・
冬場の日当たりはこの一瞬だけ!
つまり、冬は30分も日が当たりません。
日当たりだけでいうと最悪レベルです。
ただ、冬は芝は休眠状態に入っているので、全然日が当たらなくても問題ないと思います。むしろ、コケ対策やキノコ対策に注意を払う方がいいでしょう。
参考記事:
春先、ようやく日が当たるように!
立春も過ぎた2月なかば。
この辺りからようやく庭に日が当たるようになってきます。
2月~3月の日当たり
2月中旬の日当たり
芝生一面にバシッと日が当たるようになるのは2月以降。
朝の8時~10時にかけて1時間から2時間くらい日が当たるようになります。個人的にはとてもうれしい季節です♪
とは言っても、こんなにしっかり日が当たるのは2時間もありません。まだまだ日当たりがイイ、とはとても言えませんね。
日当たりが一番イイ季節
と、まぁこんな具合で日当たりは少しずつ良くなっていき・・・
6月~7月にかけて日当たりは最高になります。
もっとも暑い季節の8月に日当たりが最高になるわけではありません。太陽の角度などの関係で、6月~7月の日照時間が一番長いのです。
では、日当たりMAXの季節がどれくらい日が当たるのか、詳細を見てみましょう。
これが日当たりMAXの季節!
6月のウチの庭の日当たりを時間とともに見ていきましょう。
8:00
陽が射し始めます。
11:00
日当たり100%!
13:30
だいぶ日陰に。
ということで、
6月の日当たりは約5時間。
7月もだいたい同じような感じの日当たり具合です。
8月以降、日当たりは悪くなる
8月はめちゃくちゃ暑い季節なので、日当たりが更によくなると思いたいところですが・・・
8月になると日当たりは悪くなる一方。
8月の日照時間は4時間ほど。とてもじゃないけど『一日5時間以上』は確保できません。
そして、言うまでもなく秋以降はさらに日当たりは悪くなって、12月や1月は真っ暗な庭になっていまいます。
で、日当たりの悪い庭でも芝は育ったの?
このように、我が家の庭は決して日当たりがよくありません。
『1日5時間以上の日当たり』がないのです。
で、そんな日当たりがよくない庭でも芝生は育ったのか?
が、大事ですよね?
芝張りをした時の話
4月、芝張りをして・・・
8月下旬の芝生
そこそこ育ちました!!
一部、芝と芝のすき間に茶色の土が見えています。これは、目地張りをした時に芝と芝の間隔をあけ過ぎてしまい、埋まらなかったところです。日当たりがどうこうではなく、張り方をそもそも失敗してしまったワケですね。
芝生を横から見たところ
それなりの密度もありますネ。
ということで結論ですが、
日当たりの悪いでも、芝は育つ!
これが私の結論です。
ネットなどでは、1日5時間以上の日当たりが必要です!とされていますが、実際はそんなことはない。手入れをしっかりとすれば日当たりの悪い庭でも芝生は育つんです。
日当たりの悪い庭なら、高麗芝がおすすめ
ちなみに、日当たりの悪い庭で芝生を育てようと思うなら、高麗芝を選ぶのがおすすめです。
なぜ、高麗芝がおすすめなのか?についてはコチラの記事にまとめていますが・・・
参考記事:
日陰が多い庭でも育てやすい芝生の品種は高麗芝とフェスク類です
高麗芝という品種の芝は耐陰性が強いのです。
つまり、日当たりが悪いことにも耐えられる品種という意味ですね。
私が買ったのも、もちろん高麗芝。
昨年はコチラの高麗芝をネット通販で買いました。
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ネット通販で買うのってなんだか心配でしたが、品質的には全く問題なく、大満足でした。
参考記事:
この高麗芝は、芝農家の人が注文を受けてから芝剥ぎをして発送してくれるので、新鮮な状態で送ってもらえるのです。だから、良質な芝生が届けられるというワケです。