『初心者でも失敗しにくい芝生の植え方』
それは、ベタ張りです。
芝生の植え方(張り方)にはベタ張り以外にもいろいろあります。
たとえば、目地張り、市松張り、筋張りですね。
いろいろある中で、初心者でも失敗が少なくておすすめするのがベタ張りです。
しかも、ベタ張りは他の植え方よりも早く芝生が完成するのでなおさらおススメ!
ということで、今日はベタ張りのやり方を紹介していきたいと思います!
芝生の植え方『ベタ張り』とは?
まず、「ベタ張り」について簡単に説明しておきましょう。具体的な植え方については後ほどご紹介します。
芝ってネットやホームセンターでは一枚一枚切り分けられた状態で販売されています。
一枚あたり25㎝×35㎝四方です
この芝一枚一枚をすき間なく土壌に植え付けていくのがベタ張りです。
すき間をあけて一枚一枚植え付けていくという方法もあって、それは目地張りと言われています。個人的には目地張りが好きなんですが、芝が成長して芝と芝のすき間が埋まるまでやや時間がかかります。
だから、芝生初心者の方でできるだけ失敗せず早く芝生を完成させたい!という人なら間違いなくベタ張りがいいですネ。
参考記事:
芝をベタ張りで植える手順
では、芝をベタ張りで植え付けていく手順を紹介していきます。
ちなみに「植える」と言っても実際は土の上に置いていくだけ。
難しい技術は一切必要ナシ!
難しそうに思えるかもしれませんが、めちゃくちゃカンタンなので心配はいりません。
❶土壌改良をする
まずは土壌改良をしましょう。
これは必ずやらなければなりません。
芝生が育つためには土壌が命!
土壌がちゃんとしていないとすぐに枯れたり思うように成長しなかったりするので、必ず芝の生育に適した土壌を準備しておきましょう。
今日の記事はベタ張りに絞ってお話をしたいので、芝生の土壌改良については割愛します。詳しくはコチラの記事をご覧ください。
参考記事:
なお、『芝生の土壌改良』をネットで調べると、「暗渠排水」とか「水勾配」といった難しそうな単語が出てきますが、私は暗渠排水や水勾配などはやっていません。ムシしています。なぜなら、難しそうで私にはできないから!
❷芝を一枚一枚植え付ける
つぎに、芝生を植え付けていきます。
植え付けると言っても一枚一枚の芝を土壌の上に置いていくだけ!
決して難しい技術は必要ありません。
『芝を植え付ける』って、花や野菜の苗を畑に植え付けていくのと同じようなイメージを持たれていたかもしれませんが違うんですよね。
芝を植え付けるほうがはるかにカンタン!
だって土壌の上に芝を置くだけですから。
※芝を敷き詰めていく時の注意点としては、芝と芝の継ぎ目が十字路にならないようレンガ積みのように並べるのがコツです。
つまり、こういうことですネ
❸目土入れをする
次は『目土入れ』です。
目土入れ!??
なにやら専門用語的なものが出てきたぞ、と思われたかもしれません。
ただ、これもとってもシンプルな作業。
まず、芝生専用の土を芝の上からまぶします。つぎに、デッキブラシ・トンボ・ほうき等で均一にならしていきます。このとき、芝と芝のわずかなすき間に擦り込んでいくようにならすとうまくいくでしょう。
なお、芝張り後に使用する目土の量の目安は、1㎡あたり5リットル。
芝生の手入れって、床土・目土をたくさん使う必要が出てくるのでその点は覚えておいてください。
❹最後に水やり!
最後はたっぷり水をまきましょう!
芝を植え付けたあと、いちばん大事なのは水やりです。
1にも2にも水やりが大事。
これは間違いありませんネ。
肥料をまいたり芝刈りをするのは植え付けた芝が根付いてからです。まずは芝がしっかり根付くように徹底的に水やりをしましょう!
水やりの量の目安ですが、やり過ぎだと思うくらいたっぷりあげてください。芝一面がドボドボになるくらいあげてください。水やり後に芝を踏みつけた時、ジュワッと水が芝の上からにじみ出て来るくらいたっぷりあげましょう。
そんなに水をあげたら根っこが腐るんじゃないの~!?と思うかもしれませんが、大丈夫。土壌改良をして水はけがよい土壌になっていれば、水やりで根腐れすることはまずないでしょう。思い切って水やりしてください。
あと、芝と土壌が密着するように、水やり後に芝をしっかりと踏んづけたら完了です!
実際にベタ張りをして芝生の張り替えをした時の様子は、コチラの記事をご覧くださいね。
参考記事: