芝生の「はげた部分」に芝が生えてこない!なかなか復活しなくて困っている!
そんなお悩みはないでしょうか?
周りの芝が元気だから、はげた部分にもそのうち芽が生えてくるだろうと思って水やりや肥料やりをしているのに、なぜかいつまでたってもはげたまま・・・。
新しい芝を買ってきて張り付けるのは面倒くさいし・・・。
そんなときはランナー(ほふく茎)を移植して芝を増やしちゃいましょう!
※芝生の目地が埋まらないときにも移植は役に立ちます。
参考記事:
※枯れている面積が広いときは元気な芝生を切り取って移植しましょう。
参考記事:
まず、不要なランナーを探します
この写真のように、芝生ゾーンから砂利ゾーンに侵入しているランナーがどこのご家庭の芝生にもあるのではないでしょうか?
我が家ではこういうランナーは切り取って捨てていました。
しかし、元気な芝を切るのはモッタイナイ!
せっかくなので有効活用しましょう!
ということで、まずはこういった元気なランナーを探してみてください。
砂利ゾーンがすっきりしてランナーの有効活用もできて、一石二鳥!
ランナーを切り取ります
たくさん芝が生えている元気なランナーを取ってきました。
移植して芝を増やすわけですから、できるだけ芝の葉がたくさん生えているような元気なランナーが良いですね。
もちろん、根っこも一緒に切り取ってもってきましょう。
はげた部分の面積にもよりますが、移植するランナーはたくさんある方がベター。
私は3,4本のランナーを移植することにしました。
移植する部分をかるく掘り起こします
スコップなどでかるく掘り起こしましょう。
別に難しい作業ではありません。
はげている部分に置くだけでは移植したランナーがすぐに枯れます。
ランナーの根っこを埋められるくらいの深さになるように掘り起こしましょう。
根っこが埋まるようにしっかりと移植します
ここには3本のランナーを移植しました。気分は天才外科医です!
いらないランナーならどれだけでもあるので、今回は3本のランナーを移植しました。
なお、そっと置くだけでは根付かないまま枯れてしまいます。
少しくらい芝の葉が埋まってしまうくらいしっかりと埋め込みましょう。
根っこだけ埋めただけでは失敗してしまいます。
たっぷりと水やりをしましょう!
いちばん大事なポイントは「移植後の水やり」です!
しっかりと根付かせて芝を増やすためには移植後の水やりがとても大事!
芝を張ったあとでも今回のような作業の後でも水やりが足りないと根付かないまま枯れてしまいます。
ですので、とにかくたくさん水やりをすることがとても大事。
やり過ぎかな?って思うくらいにあげましょう。
参考記事:
水やりのあとは、しっかりと踏みつける!
しっかりと踏みつけて根付かせましょう!
水やりをした後にランナーが浮き上がってくることがあります。
しっかりと足で踏みつけてランナーと地面をくっつけましょう。
なお、芝張りをしたあとでも踏みつける(鎮圧する)必要があります。
足で踏んだり鎮圧ローラーを転がしたりするとより根付きやすくなるので、ランナーを移植したあと足で踏みつけるという作業もとても大事なのでお忘れなく!
参考記事:
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広~い芝生をお持ちの方は転圧ローラーがあると超便利!
ランナーを移植して、2週間後・・・
さて、ランナーを移植して2週間がたちましたが、順調に芝は増えています!
この2週間でわたしがやったことといえば、水やりと液体肥料をあげることです。
水やりだけでも何とかなるのかもしれません。
ただ、芝生って『肥料食い』なので肥料を上げると上げないとでは仕上がりに大きな違いが出てきてしまいます。
また、こういう時は即効性が期待できる液体タイプの肥料をまくようにしましょう。
粒タイプの肥料だと効果は長続きしますが即効性はあまりありません。
すぐに根付いて欲しい。そんなときは液肥がおすすめです!
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この液肥は安くて効果がしっかりあるのでおススメ。
で、水やりをしっかりして液体肥料もあげた結果・・・
ランナーを移植して4週間でこれくらいまで復活しました。
9月はまだ高麗芝の成長期ということも幸いしたと思いますが、芝生のはげた部分にはランナーを移植するという方法もアリだということがわかった1か月となりました。
参考記事: