DIY 芝生の枯れ対策

はげた芝生にランナーを移植して増やす方法。

投稿日:2019年9月6日 更新日:

芝生の「はげた部分」に芝が生えてこない!なかなか復活しなくて困っている!

 

そんなお悩みはないでしょうか?

 

 

 

周りの芝が元気だから、はげた部分にもそのうち芽が生えてくるだろうと思って水やりや肥料やりをしているのに、なぜかいつまでたってもはげたまま・・・。

 

 

新しい芝を買ってきて張り付けるのは面倒くさいし・・・。

 

 

そんなときはランナー(ほふく茎)を移植して芝を増やしちゃいましょう!

 

 

 

※芝生の目地が埋まらないときにも移植は役に立ちます。

 

参考記事:

芝生の目地が埋まらない時の裏ワザ!

 

 

 

※枯れている面積が広いときは元気な芝生を切り取って移植しましょう。

 

参考記事:

元気な芝生を切り取って枯れているところに移植しました。

 

 

スポンサーリンク

まず、不要なランナーを探します


この写真のように、芝生ゾーンから砂利ゾーンに侵入しているランナーがどこのご家庭の芝生にもあるのではないでしょうか?

 

 

 

我が家ではこういうランナーは切り取って捨てていました。

 

 

しかし、元気な芝を切るのはモッタイナイ!

せっかくなので有効活用しましょう!

 

 

 

ということで、まずはこういった元気なランナーを探してみてください。

 

 

 

砂利ゾーンがすっきりしてランナーの有効活用もできて、一石二鳥!

 

 

 

ランナーを切り取ります


たくさん芝が生えている元気なランナーを取ってきました。

 

 

移植して芝を増やすわけですから、できるだけ芝の葉がたくさん生えているような元気なランナーが良いですね。

 

もちろん、根っこも一緒に切り取ってもってきましょう。

 

 

 

はげた部分の面積にもよりますが、移植するランナーはたくさんある方がベター。

 

私は3,4本のランナーを移植することにしました。

 

 

 

 

移植する部分をかるく掘り起こします


スコップなどでかるく掘り起こしましょう。

 

 

別に難しい作業ではありません。

 

 

はげている部分に置くだけでは移植したランナーがすぐに枯れます。

 

ランナーの根っこを埋められるくらいの深さになるように掘り起こしましょう。

 

 

 

 

スポンサーリンク

根っこが埋まるようにしっかりと移植します


ここには3本のランナーを移植しました。気分は天才外科医です!

 

いらないランナーならどれだけでもあるので、今回は3本のランナーを移植しました。

 

 

なお、そっと置くだけでは根付かないまま枯れてしまいます。

 

少しくらい芝の葉が埋まってしまうくらいしっかりと埋め込みましょう。

 

 

 

根っこだけ埋めただけでは失敗してしまいます。

 

 

 

たっぷりと水やりをしましょう!


いちばん大事なポイントは「移植後の水やり」です!

 

 

しっかりと根付かせて芝を増やすためには移植後の水やりがとても大事!

 

 

芝を張ったあとでも今回のような作業の後でも水やりが足りないと根付かないまま枯れてしまいます。

 

ですので、とにかくたくさん水やりをすることがとても大事。

 

 

やり過ぎかな?って思うくらいにあげましょう。

 

参考記事:

芝生の水やり、根付くまでは「毎日たっぷり」がコツ!

芝生が枯れる原因でいちばん多いのは「間違った水やり」です!

 

 

水やりのあとは、しっかりと踏みつける!


しっかりと踏みつけて根付かせましょう!

 

 

水やりをした後にランナーが浮き上がってくることがあります。

 

しっかりと足で踏みつけてランナーと地面をくっつけましょう。

 

 

 

なお、芝張りをしたあとでも踏みつける(鎮圧する)必要があります。

 

 

足で踏んだり鎮圧ローラーを転がしたりするとより根付きやすくなるので、ランナーを移植したあと足で踏みつけるという作業もとても大事なのでお忘れなく!

 

 

参考記事:

芝生を元気にする方法の一つ、転圧(鎮圧)のメリットが凄い!

 

広~い芝生をお持ちの方は転圧ローラーがあると超便利!

 

 

 

 ランナーを移植して、2週間後・・・

 

さて、ランナーを移植して2週間がたちましたが、順調に芝は増えています!

 

この2週間でわたしがやったことといえば、水やりと液体肥料をあげることです。

 

 

 

水やりだけでも何とかなるのかもしれません。

 

 

ただ、芝生って『肥料食い』なので肥料を上げると上げないとでは仕上がりに大きな違いが出てきてしまいます。

 

 

また、こういう時は即効性が期待できる液体タイプの肥料をまくようにしましょう。

 

粒タイプの肥料だと効果は長続きしますが即効性はあまりありません。

 

 

 

すぐに根付いて欲しい。そんなときは液肥がおすすめです!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハイポネックス 芝生の液肥 450ml 追肥 液体肥料 速効性肥料 芝生 関東当日便
価格:579円(税込、送料別) (2019/11/14時点)

楽天で購入

 

 

この液肥は安くて効果がしっかりあるのでおススメ。

 

 

 

で、水やりをしっかりして液体肥料もあげた結果・・・

 

 

 

 

ランナーを移植して4週間でこれくらいまで復活しました。

 

9月はまだ高麗芝の成長期ということも幸いしたと思いますが、芝生のはげた部分にはランナーを移植するという方法もアリだということがわかった1か月となりました。

 

 

参考記事:

元気な芝生を切り取って枯れているところに移植しました。

スポンサーリンク

-DIY, 芝生の枯れ対策

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

芝生が黄色くなる(黄化する)ので『硫安』で窒素を与えました。

7月に芝刈りで大失敗して以降、我が家の芝生が絶不調です! 夏真っ盛りの8月14日にしてスカスカです。     7月まではそこそこ密度の高い芝生だったんですが、いろんな原因がありまし …

芝生が根付かない5つの原因とそれぞれの対策をご紹介。

  初心者をがよくやってしまう芝生の失敗の例。   それは芝生が根付かないことです。       春に芝を張ったのに6月になっても根付かずに枯れてしま …

芝生が枯れたままになった時の対処方法。

芝生が枯れたままになった。   そんなとき、あなたがまずやるべきことは 「復活する見込みがあるかないかを見極めること」 です。     では、具体的にどうすれば良いのでし …

庭の芝張り、6月中でもまだ間に合う!

芝張りにいちばん適した季節は春です。 特に、暖かくなり始める3月~5月は芝も成長し始める季節なので芝張りに適しています。     ただ「6月に芝張りするのはNG」なんてことはありま …

芝生の凸凹対策とサッチ対策で目砂(目土)入れをした様子をご紹介

3月の芝生の手入れとして目砂入れをしました。 目砂(目土)入れって地味な作業であるもののやいろんな効果があるので定期的にやるべきお手入れではありますが、今回、目砂入れをした目的は「芝生の凸凹を直すため …