芝生のエッジ(端っこ)をキレイに整えると不思議なくらい見栄えがグッとよくなります。
逆に、エッジが伸び放題だと何だかだらしない芝生になってしまいます。
たとえば「芝生エリア」と 「砂利エリア」が接していると、芝のランナーが砂利の中に入り込んでしまい・・・
芝生が台無しになります。
ですので、芝生のエッジを整えることは非常に大事なのです。
「エッジをキレイに整える」には
❶伸ばしっぱなしにせずしっかり刈るという方法
❷レンガなどを敷いて芝生エリアとそれ以外のエリアに境界をしっかりつけるという方法
という2つの方法があります。
そこで、本日はレンガ敷きをして芝生のエッジを整えたときの様子を写真を交えてご紹介したいと思います。
ちなみに今回はレンガを3つだけ敷いて、合計で40分くらいで作業を終えました。
芝生のエッジにレンガを敷く前の様子
こちらは芝生が途切れているところ。
芝生ゾーンと土ゾーンの境目がハッキリしていないのでとてもだらしなく見えませんか?
よく見ると芝もランナーも伸び放題。
数年経てばジワジワと芝生エリアが広がっていきさらに見栄えが悪くなりそうです。
こういう雑草がエッジにあることが更に見栄えを悪くする原因となります。
ちなみにこれは「カタバミ」ですね。
クローバーのようにも見えますが、ハート型の葉っぱが3枚あるのがカタバミで、丸い葉っぱで白い線が入っているのがクローバーなのです。
DIYでレンガ敷きをするのに用意したもの
こちらが用意したモノです。
❶レンガ
当たり前ですが、これがないとレンガ敷きができません。
❷スコップ
地面を掘ってそこにレンガを敷くのでスコップも当然ながら使います。
❸砂利
穴を掘ってまず最初に砂利を敷きます。こうすると敷いたレンガが安定します。
❹ゴム製のハンマー
レンガを微調整するときに使います。
実際はこれ以外に「砂」も使うのですが、今回は掘り出した砂を再利用することにしたので用意していませんでした。
あと、レンガ用の接着剤も本当はある方がいいんですが買いそびれてしまいました。
レンガ敷きをするときに揃えるべきアイテムについてはこちらの記事も参考にしてみて下さいね。
参考記事:
Let’sレンガ敷き!まず最初に穴を掘りましょう
レンガを敷きたいところにスコップで穴を掘ります。25㎝くらい掘りました。
ポイントは穴を真っすぐ掘るというコト。
これがめっちゃくちゃ大事!
なぜなら、このときに真っすぐ掘らないとレンガ自体も真っすぐにならず斜めになってしまうからです。
そうなるとせっかく頑張ってレンガを敷いても見栄えがあまりよくなくこれまた台無しになってしまいます。
ですので、いちばん最初に取り組む「穴を掘る作業」に全力を注いでほしいと思います。
つぎに芝のランナー(ほふく茎)を切る
作業をする時に邪魔になるのでランナー(ほふく茎)をカットします。
せっかく成長している芝の茎を切るのはなんだかもったいないんですが、仕方ありません。
ハサミで思い切って切り落としてしまいます。
伸びまくっていたランナーを切るだけでも結構スッキリしていませんでしょうか?
まだレンガを敷く前ですが何となくエッジを整えた感がありますね 笑
穴に砂利を敷き詰める
穴に砂利を敷きます。そんなにたくさん敷く必要はありません。
最初に砂利を敷いておくとレンガが安定します。
なお、このときに使う砂利の種類は「砕石」が良いです。
我が家では駐車場に砕石をたっぷり敷き詰めているのでそれを利用しましたが、ホームセンターやネットでも簡単に購入できる石です。
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これにはお金はかける必要はないと思います。
リーズナブルなものを選びましょう。
その上から砂をいれる
砂利が見えなくなるくらいに砂を入れる
砂利の上に直接レンガを敷くとグラグラして安定しないので砂をいれます。
ポイントはこのときに入れる砂は小石などを除いておくコトです。
砂の中に小石がたくさん含まれているとレンガがなかなか真っすぐ安定せず、結果的にレンガが斜めになったりゆがんだりしてしまいます。
掘り出した砂を再利用するのであればできるだけ小石を取り除く、もしくは市販の「砂」を購入するのもアリです。
慎重にレンガを置いていく
レンガを敷いていきます
さて、お待ちかねのレンガ敷きです。
ここでレンガを斜めに敷いてしまわないよう気を付けることが何よりも大事で!
一度レンガを敷いたあとに斜めになっていることに気が付いたとしてもそこからやり直すのってめちゃくちゃ面倒くさいです。
時間がかかっても良いので微調整したり敷き直したりしながら慎重に進めていきましょう。
ポイントは敷いたレンガをいろんな角度から見ることです。
3,4歩下がって上から見ると・・真っすぐになっているか斜めになっているかよく見える
上から見たり芝生に寝ころびながら水平に見たり3,4歩うしろに下がって見たり。
何度も何度も見直して斜めになっていないと確認した上で次の作業に移りましょう。
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このサイズがオーソドックスかと思います。
すき間を砂で埋める
レンガと穴の間にできたすき間を砂で埋めます
これはそのまんまですね。
特に難しい作業でもないので割愛します。
ゴムハンマーで微調整する
ゴムハンマーでゆがみを直したりレンガとレンガのすき間を詰めたりします
なんだかんだ言っても少しくらいレンガがゆがんだりしてしまいます。
そんなときはゴムハンマーで優しく叩いて微調整していきます。
ポイントは強く叩きすぎないこと!!
あまり力を入れて叩いてしまうとそのせいでレンガがゆがみます。
そうならないよう小刻みに叩いて微調整することが大事です。
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足でレンガの周りを踏み固める
仕上げにレンガを安定させるために足で踏み固めます
これをしないとあとでレンガがずれる可能性があるのでしっかりと踏み固めましょう。
ポイントは上から真っすぐ踏むことです。
斜めに強く踏むとレンガがずれてしまいます。
せっかくここまできたのに仕上げてズレてしまうと元も子もありません。
最後まで慎重に作業をしましょう!
DIYのレンガ敷き、こうなりました
あまり器用ではない私としてはまぁまぁのデキです。
芝生エリアとレンガとの間にすき間があり土が見えています。
が、ここは夏には成長した芝で埋まっていることでしょう。
レンガ敷きはそこまで難しい作業ではありません。
ただ、やるとやらないでは大きな違いが出てきます。
少しでもキレイな芝生を作りたいと思っている人は芝刈りや雑草対策も大事ですが「エッジを整える」ということにも目を向けてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、この作業の時にできた「芝生の空白地帯」を埋めた作業(凸凹の修復作業)についてはこちらの記事に写真付きでまとめておきましたのでご覧いただければ幸いです。
参考記事: