芝刈り機ってどれがいいのでしょうか?
芝刈り機って『ピンからキリまで』つまり安いものから超高級品までかなり種類は豊富です。
参考記事:
また、リール式かロータリー式か、にも分けることができます。
参考記事:
芝生初心者であれば、まずは1万円以内のリーズナブルなモノを買うのもアリです。
逆に、最初から2万円前後のしっかりした芝刈り機を買うのもアリです。
悩ましいトコですね・・
ただ、これだけは間違いないことですが・・・
高い芝刈り機ほど、性能は良い。
これは間違いありません。
さらにゲスな言い方をすると、
キレイな芝生は金で買う
ゲスい言い方だと思いますが、これも間違いありません。
お金をたくさん出せばそれなりに良いものは買えます。リーズナブルなものと高級品では切れ味も違ってくる。これは間違いないです。
あ、ちなみにゴルフも同じ。
高級なクラブを使うと良いスコアがとれることから「ゴルフのスコアは金で買う」とも言われていますネ。
おすすめのメーカーは?
で、まず気をつけたいのがどのメーカーの芝刈り機を買うべきか?!ということ。
つまり、
「芝刈り機を買うならこのメーカー!」
というのはどこのメーカーなのか、ということ。
先に結論を言いますと、芝刈り機の売れ筋のメーカーは2社あります。
「マキタ」と「リョービ」です。ここは人気のメーカーなので、まず信頼してもOKです。
次に、どれくらいのお値段・性能の芝刈り機を買うか?も大事なポイントです。
やっぱ、お値段って大事ですもんね?
ということで、本日は
「マキタ」と「リョービ」の電動芝刈り機についてお値段別に比較してみました!
(※なお、お値段は価格ドットコムやAmazonなどで見つけた価格ですのであくまでも参考程度にして下さいね)
マキタvsリョービ 15,000円前後で比較!
違いその❶:刈り込み能力
たいした差ではないと思いますが、刈り込み能力が違いますね。
ただ、一般的な家庭では1時間も芝刈りをすることはまずないでしょう。
また、400㎡のお庭なんてそうそう無いと思います(あれば逆に大変ですね・・・)
そう考えると、この点についてはあまり考える必要はないと思います。
違いその❷:大きさ
これもちょっとした差ですが、幅×高さ×奥行が数㎝の違いがあります。
まぁ数㎝の違いという事で大差なしということでよいでしょう。
もちろん、収納する時は折りたたみますので、もう少し狭いスペースでも収納することは可能です。
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ということで、15000円前後であれば大差なし!
刈り込み能力を重視するなら「リョービLMR-2300」を選んでみてはどうでしょう?
マキタvsリョービ 10,000円台後半で比較!
違いその❶:回転力と刈り込み能力
これについては若干の差がついています。
『リョービ』の方が1分間の回転力が高くて刈り込み能力も高いです。
実際の芝刈りをした時の感触がわからないのが何とも悔しいのですが・・・
もし私がどちらかを買うとすればせっかくなら『リョービ』の方を買うと思います。
なお、値段についても『リョービ』の方が安いですが、これはネットで見つけた価格ですのであくまでも参考程度ということでお願いします。
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ということで、ワタシ的には少し軽くて刃の回転数も多いリョービに軍配が上がりました。
なお、この辺りの価格帯の芝刈り機がレビューの数も多いですね。ということは、よく買われているということなのでしょう。
マキタvsリョービ 20,000円台前半で比較!
違いその❶:回転力と刈り込み能力
これについても『リョービ』の方が回転力と刈り込み能力が高いです。
実感できる・できないを別にして「マキタ社」よりも「リョービ社」が作る電動芝刈り機の方が回転力・刈り込み能力は高いのかな?と思っちゃいますね。
違いその❷:刈り高調整
『マキタ』の方は21段階の調整が可能ですが『リョービ』では19段階です。
ただ、これについては差はないと考えるほうがよいと思います。
一般の家庭では真夏に刈り込むとしても10mmくらいまでにするのが良いとされていますし、冬場は刈り高を50mm残しておくのが良いとされています。
それをいずれの芝刈り機もクリアしていますしこれだけ細かく調整できれば差はないと考えても良いのではないでしょうか。
ちなみにこの2台の電動芝刈り機が適しているのは40坪までということです。
40坪って約132㎡です。面積でいうと11m×12mということです。その広さを考えると、
これらの電動芝刈り機は学校や公園や公共の施設の芝生を管理される方向けかもですね。
なかなか一般の家庭ではこの広さの芝生を持っているという方は多くはないでしょう。
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ここでも、回転数や刈り込み能力がやや上回っているリョービに軍配が上がりました。
(べつに、リョービ社に思い入れがあるわけではありませんので、ご容赦を!)
マキタvsリョービ 50,000円前後で比較!
さすがにここまでくると超高級品という感じです。
それだけに失敗したくないという人は多いでしょう。
ここはしっかりと比べたいところですね。
じっくり見ていきましょう!
違いその❶:刃の形状
ここで初めて大きな違いが出てきました!
マキタは「ロータリー式」ですがリョービは「リール式」です。この二つ、どのような違いがあるのでしょうか?
一般的にいわれていることですが、
キレイさを目指すのであればリール式の方が優れていると言われています。
同じ50000円を出すのですから、キレイさを追求したいところ。
仕上がりのキレイさだけを考えると「リョービ」のBLM2300が良いのではないでしょうか?
違いその❷:刈り込み幅
ここでも大きな差が・・・!
刈り込み幅、ずいぶん違いますね。約2倍の差がついています。
「マキタ」の方がはるかに刈り込み幅が広いのですが、当然そのぶん芝刈り機自体の大きさや重量もたっぷりあります。
また、回転力も「マキタ」の方がありますね。かなりの差がついています。
パワーや広く芝刈りをしたいという方は「マキタ」のMLM430DWBが良いでしょう。
違いその❸:刈り高調整
これもずいぶん違いますね。
「マキタ」は最高で75mmまで調整できますが「リョービ」は50mmまでです。
刈り高が高く設定されている事のメリット。それは、雑草が混じっているような芝生であっても雑草と芝を同時に枯れることです。
つまり、
雑草が生えがちな芝生で、雑草も芝生も一気に刈ってしまいたい!という方には「マキタ」のMLM430DWBが良いでしょう。
また、刈り高調整の最低の高さは「マキタ」は20mmです。対する「リョービ」は5mmまで短く刈ることができます。
一般的な家庭で楽しむ芝生では10m以下にするというのはかなり難易度が高いです。5mmに刈るというのは相当レベルが高い方にしかできないでしょう。
という事を考えると、
刈った後のキレイさにもこだわりレベルの高い芝の管理ができるようなセミプロの方には「リョービ」のBLM2300が良いでしょう。
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※注意点
この「マキタ」MLM430DWBは連続使用時間がそこまで長くないという点もご注意ください。ネットで見る限りは、基本的には60分間充電して連続使用時間が15分とのことです。「リョービ」BLM2300については基本的には80分間の充電が必要とのことですが、連続使用時間は不明です。取扱説明書を見たんですが、連続使用時間についての記載は見つかりませんでした。そこまで長く使用できるわけではないという事は大事なポイントかもしれませんね。
このような感じで勝手に比較してみました。
間違いなどあればご指摘いただければ幸いです。
ホームセンターにいけば10000円~15000円くらいのリーズナブルな芝刈り機は売っていますし、それでもそこそこの切れ味はあります。
かく言う私も最初は1万円未満のモノを買いました。ただ、もう少し切れ味が欲しいと思うことはあります。また、切り口がめちゃくちゃキレイというわけではありません。
キレイな芝生を目指したいのであればある程度のお値段がするモノを買う方がそれなりの性能もついてくるのだと思います。
参考記事:
なお、めちゃくちゃ広い芝生を管理されている方には、広い芝生に適した芝刈り機があるので、そちらを選ぶことをおすすめします。
参考記事: