キレイな芝生を目指すためには芝刈りが大事です。それなのに、芝刈りをしたあとに芝生が茶色くなること、ありませんか？その原因の一つは「軸刈り」かもしれません。
軸刈りをすると芝にはとても大きなダメージを与えることになるので必ず避けなければなりません。しかし、油断して芝刈りをするとついつい起こしてしまう、それが軸刈りなのです。軸刈りを防ぐ為にはマメに（頻繁に）芝刈りをすることと、もし伸ばし過ぎてしまったら芝刈り機ではなく電動バリカンで刈るのがおススメです！
軸刈りで芝生を枯らさないために気をつけるコト
軸刈りしないために大事なこと、まずはこまめに芝刈りをすることです。
軸刈りとは、カンタンにいうと伸びすぎた芝を根元から刈ってしまった時に起こります。たとえば、実際に私が軸刈りをした時の話ですが『芝の丈が5㎝くらいのときに刈り高を10mmにして刈った』時に軸刈りになってしまいました。その時の写真がコレです。
芝の丈：5㎝ 刈り高10mmにして芝刈りをしたら軸刈りになった画像
上の写真ですが、緑の芝の中に茶色の芝がポツポツ混じっています。この茶色の芝が軸刈りをしてしまった芝です。これがまた目立つんですよね・・・結局、芝の丈が5㎝に伸びるまで芝刈りをしなかったことがそもそもの原因なのです。もっとこまめに芝刈りをすれば5㎝になるまで伸びずにすむのですから。
でも、とくに真夏って芝はグングン成長します。1週間に1回こまめに芝刈りをしても4~5㎝なんてあっという間に伸びることだってあります。気がついたら5㎝くらいになっていた。そんな時はどうすれば良いでしょうか？
軸刈りをしない鉄則：「3分の1ルール」
たとえば芝の丈が5㎝になったときは刈り高を35mmくらいで芝刈りをするべきです。
なぜかというと、芝刈りには「3分の1ルール」という鉄則があり、このルールは軸刈りをしないための超王道の鉄則です。
＜3分の1ルールとは？＞
芝刈りをする時に、芝の上3分の1だけを刈るという方法のことです。たとえば芝の丈が3㎝であれば上から3分の1だけを刈る、つまり、先っちょの1㎝だけを刈っちゃいましょう！ということです。3㎝の芝を1㎝だけ刈るということは2㎝残るということなので「刈り高を2㎝に設定」しましょう、ということですね！
芝の上から3分の1だけを刈りましょうというのが「3分の1ルール」ですが、要するに「刈り込みすぎ注意！」ってことですね。
ただ、これはあくまでもわたしの持論ですが、3分の1ルールを守らなければゼッタイに軸刈りを起こす！というわけではないと思っています。大切なのは、ご家庭で使われている芝刈り機でいろいろ試してみてみることです。「何㎝のときにどれくらいの刈り高であれば軸刈りを起こすのか？」をご自身の目で確かめてみましょう。
たとえ軸刈りを起こしてしまってもすぐにその芝が死んでしまうわけではありません。ちゃんとしたケアをすればまた復活します。もっと言うと、普通のお手入れをしているだけも生育期であれば２～３週間たてばある程度は復活してくるでしょう。
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芝刈りに失敗しました。その全てを披露します！【軸刈り画像あり】
軸刈りをしたヒトはこんな言い訳をします・・
軸刈りをした人がよくする言い訳。それは
「芝刈りする時間がなくて気が付いたら芝がめっちゃ伸びて、それで芝刈りしたら軸刈りになった。週末に仕事が入ったり雨が降って芝刈りできなかったから仕方ないんだよね」
というやつです。
たしかにそれは仕方ありません。芝刈りをしようと思った週末に仕事や家族サービス、または長期休暇で旅行したりすることもあるでしょう。そうなると、2週間芝刈りができない！なんてことも実際にあるのです。
しかし、芝の成長はそんなことおかまいなしです。
真夏なんてホントものすごい勢いで成長します。
2週間もほったらかしにしたらとんでもないことになります。
そして、芝が思いっきり伸びた状態で芝刈りをすると軸刈りを起こしてしまうのです。
では芝がーボーに伸びた時の芝刈りはどうすればいいのでしょう？？
軸刈りしそうなくらい伸びすぎた時は芝刈り機ではなくバリカンやはさみで刈るのがおススメ！
芝刈りをするとき、ゼッタイに芝刈り機を使わなければならないというわけではありません。
うっかり芝が伸びすぎてしまった時の芝刈りには、芝刈り機ではなくバリカンやハサミを使うことをおススメします！
これは我が家で芝が10㎝くらいになるまで放置したときの写真です。
芝の丈が10㎝になるまで放置！ これはヒドイ・・・
これは我が家の芝生の中でも一番みっともないところです。こうなってくるともはや雑草、それとも牧草地みたいですね。ヤギを連れてきて食べさせてやりたいくらいです 笑
まぁこれはやり過ぎだとしても、万が一、こうなってしまった時はどうすれば良いでしょう？伸びすぎた時の対処のおススメはバリカンやハサミで刈ることです！！
我が家で愛用している芝刈り専用バリカン『リョービAB1620』で刈ったあとが下の写真です。
伸びすぎた時は電動バリカンが大活躍！
※左上の白っぽいところは陽が射しているために明るくなっています。
※下の方の茶色の箇所はもともと枯れていたところで、決して軸刈りではありません。
そもそも、ここまで芝が伸びてしまうと芝がペチャっと寝てしまうので芝刈り機はあまり役に立ちません。芝刈り機が活躍できるのは、芝が上にまっすぐピン！とたっている状態のときだけです。5㎝以上伸びないうちに芝刈りをするのがベストだと思っています。そして、5㎝以上伸びてしまった時には芝刈り機は使わずに電動バリカンで刈ってしまうのが良いでしょう。
電動バリカンを使うときの欠点は、かがんで芝刈りをするので腰が疲れることですね 汗
正直、これはかなり疲れます・・・なので、そうならないようできるだけこまめに芝刈りをする！これが軸刈りをしない一番の方法でしょう。
