芝生の手入れの最大の楽しみ・醍醐味は『芝刈り』だと思います。
きれいな緑のじゅうたんを作るために『芝刈り』はとっても大事な手入れ。
だから、どんな芝刈り機を買うのか? これ、とても大事なポイントなんです!
芝刈り機を選ぶのも楽しみの一つ!
芝刈り機の種類とは?
せっかくだからイイの買おうかな・・
とか
初心者だから、まずは安いヤツを・・
とか考えてワクワクしながらネットで芝刈り機の種類を検索していると、
「リール式の・・・」
「ロータリー式は・・」
というフレーズ、出てきませんでしたか?
え、種類があるの?
リール式とロータリー式ってどう違うの?
それぞれの特徴はナニ!?
で、結局どっちを選べばいいの!?
と思った方はぜひこのブログを読んで芝刈り機を買う時の参考にしていただければ幸いです!
ちなみに、先に違いをまとめておくとこのようになります。
リール式の芝刈り機の特徴
リール式とは、
リールカッターという『らせん状の回転刃』と、ベッドナイフという『固定刃』ではさみ切る方式のことをいいます。
・・・?
・・・つまり
これがリール式!
クルクル回る「らせん状の刃」と「固定されている刃」で伸びた芝を挟んで刈る、というわけです。
説明文と写真が一致しづらいと思いますが、とにかくクルクル回る刃で刈っていく!と覚えてください。かなりザックリですが。。
ということデス!
リール式はきれいに刈れる
リール式の芝刈り機の最大の特徴は
リール式は刈り上がりがキレイ!
これにつきます。
後ほど紹介しますが、ロータリー式は刈り上がり、つまり「芝刈りをした後の仕上がり」があまりキレイではありません。刈り上がりのキレイさで言うと断トツでリール式の方がキレイに仕上がるのです。
キレイに仕上げたいのならリール式!
ゴルフ場のグリーンのような低刈りをしたい!庭にグリーンがほしい!という人は迷わずにリール式を選びましょう。だって、リール式の芝刈り機ならキレイな低刈りができるからです。
え?きれいな芝生の方が良いに決まってるやん。じゃあリール式とロータリー式で迷うまでもなく「リール式」を選べばいいんじゃないの?ロータリー式なんていらんやん!と言いたくなりますが・・・
でも、長い芝を刈るのは苦手
リール式の芝刈り機の最大の欠点は、長い芝を刈るのが苦手、というところです。リール式の芝刈り機は、刃の構造上、長く伸びた芝を刈るのには適していないのです。
リール式は長い芝を刈るのが苦手
だから、芝刈りをサボってしまい伸びまくった芝をリール式の芝刈り機で刈ろうとしても上手く刈れないでしょう。もしくは、引きちぎるように刈ることになってしまい、かなりグチャグチャな仕上がりになってしまいます。
言い換えると、
こまめに芝刈りができないくらい超多忙な人はリール式の芝刈り機を選ぶのは避けた方が良いかもしれませんね。
逆に、真夏でも1,2週間に1回くらいしっかり芝刈りをやるゼ!という人は迷わずリール式を選んでください!
おすすめのリール式の芝刈り機
じゃあ、もしリール式の芝刈り機を買うならどれがいいのか!?
リール式の芝刈り機、おすすめは
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これがおすすめです。なぜか!?
それは、
リール式だから刈り上がりがキレイで、電子制御だから刈りムラがなくて、女性でも使いやすいコンパクトな構造になっているうえに、簡易刃研ぎ機能もあるわ、低騒音設計なのでご近所迷惑にもなりづらいわ・・・
と、いいところをあげ出すとキリがありません。それくらいおススメでスキがありませんね。
参考記事:
安い芝刈り機はおすすめできない
ホームセンターに行けば1万円以内で買える安価な芝刈り機もありますし、私も最初はそれを買いました。
ただ、最初から2万円くらいの芝刈り機を買っておけばよかったと後悔しています。
たしかに1万円以内でも最初はしっかりと刈れるんですよね。ただ、2,3年も使えばガクッと切れ味は落ちます。で、結局、次はいいのが欲しいな~なんて思っているわけです。
それなら、最初っからそこそこの芝刈り機を買えばサイフ的にも優しいんですよね・・・かと言って、芝生初心者がいきなり5万円もするような芝刈り機を買うのもおすすめできません。
だから、2万円くらいで高性能な芝刈り機があればそれがベストなんです。
ロータリー式の芝刈り機の特徴
ロータリー式とは
水平に高速で回転する刃物でたたき切る方式のことをいいます。
ロータリー式の芝刈り機の画像ですが・・
すみません、ありません。
私もリール式の芝刈り機が好きなので、ロータリー式の芝刈り機の画像が手元にありません。
例えていうなら、竹とんぼを逆さにしたような刃が円を描くように回りながら芝を切っていく、という感じです。
ロータリー式の芝刈り機の特徴
ロータリー式の芝刈り機の最大の欠点、それは「刈り上がりがきれいじゃない!」というところです。
回転する刃でたたき切るため、仕上がりはよくないのです。また、芝の切り口が粗いので刈ったあとの芝の刈り口が白っぽく変色することもあります。芝刈りをした後に芝生が白っぽく見えたりするのはそのせいかもしれませんね。
ということで、
芝生のキレイさを追及するぜ!って人はロータリー式の芝刈り機を選ぶのはやめましょう。リール式の芝刈り機を選んでください。
長い芝の刈り込みは得意!
でも、ロータリー式の芝刈り機にだって得意領域はあります。それは「長い芝の刈り込み」です。
10㎝くらいに伸びてしまった芝だってロータリー式の芝刈り機なら簡単・キレイに刈れちゃいます。逆に、リール式だと想像以上に刈れないでしょう。
ということで、
頻回に芝刈りができない人や、めんどくさがり屋でついつい芝が伸び放題になってしまいがちな人はロータリー式の芝刈り機を選ぶと良いでしょう。
ズボラさんが無理してリール式で伸び放題の芝を刈ると悲惨なことになると思います。
ちなみに、ロータリー式の芝刈り機ではその刃の構造上の理由からグリーンのような低刈りは苦手です。
ロータリー式の芝刈り機は電動です
ロータリー式の芝刈り機って、使用時には電源が必要!という特徴もあります。
これ、かなり大きなポイントではないでしょうか?
だって、ご家庭によっては庭にコンセントがなかったりして電源が確保できない庭もあるでしょう。それなのにロータリー式の芝刈り機を買ってしまった日には・・・コレ、一体どうやって使うねん?って問題が出てきちゃいます。
また、電源を使うっていうことは使用時に音も出るので、騒音のトラブルを避けるためにも早朝の芝刈りなどにも適していないでしょう。
おすすめのロータリー式の芝刈り機
おすすめのロータリー式の芝刈り機ですが、私的にはメーカーありきで考えたいと思います。
つまり、私は「リョービ」というメーカーの製品が好きなので、リョービの中から選んでみました。
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ロータリー式の芝刈り機、おすすめはリョービの電動芝刈り機LMR-2300です。
電動芝刈り機なので、とても楽に使うことができる、というのがうれしい特徴ですね。
手動の芝刈り機で切れ味が悪いと結構疲れてしまいますが、この芝刈り機は強力なモーターを搭載しているのでスムーズに作業することができます。また、電子制御なので回転数を一定に保つことができムラなく仕上げることも可能です。
その他、刃は耐久性に優れていること、刈り高調整機能は7段階でワンタッチで調整可能なこと、刈り取った芝を20リットルまでしっかりキャッチできるので刈りカスが散らからないことなどなど、ロータリー式の芝刈り機ならではのメリットもしっかりあるスグレモノです!
以上、リール式の芝刈り機とロータリー式の芝刈り機を比べてみました。
どちらを選ぶべきなのかはアナタ次第。
こまめに芝刈りをしてきれいな芝生を目指したい人はリール式、ついつい芝を伸ばしすぎちゃう人はロータリー式を選ぶ。まずはそんな基準でいいと思います。
まぁ、このまとめを見る限りでも断然リール式の方がおすすめなので、リール式の芝刈り機で手入れをしてみてはいかがでしょうか?
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