雨の日や、雨上がりに芝が濡れた状態で芝刈りをするのはおすすめできません。
晴れた天気の良い日にお気に入りの芝刈り機やバリカンで芝刈りをするのは最高です。ただ、雨の日や雨上がりで芝が濡れている状態で芝刈りをしてしまうと・・・
大失敗、しますよ
マジで
芝を刈るならできるなら晴れる日まで待つ方が無難だと思います。
わたしは芝が濡れた状態で芝刈りをして大失敗したことがあるんです・・・。
参考記事:
雨の日に芝刈りをしたらこんな悲惨なことに・・・
2019年の梅雨。ダラダラ続きましたね~
せっかくの休日もず~っと雨。
で、気が付いたら芝がボッサボサ。
え~い、仕方ない!
雨降ってるけど、思い切って芝刈ろ!
というのが、地獄の始まり。
地獄の一丁目一番地に突入したのでした。
雨の日に芝刈りをして大失敗
ということで、雨が降って芝が濡れている状態で芝刈り機で芝を刈ったんですが・・・
雨の日にムリヤリ芝刈りをして大失敗!
ご覧のように、芝が茶色く枯れているところがあったり場所によっては地肌が見えているところもあったりと、もうグチャグチャです!
雨の日の芝刈り後、緑の芝が茶色の芝になってしまいました・・・。
頑張って芝刈りをしたわりにはぜんぜん短く枯れていないですね。しかも全面的に枯れておりまさに大失敗です。
雨の日の芝刈りなんてゼッタイむり!ムラありまくりの凸凹だらけ!
これでも刈る前はそこそこ緑色の芝生でしたが、芝刈りをたった1回失敗しただけなのにこんな感じになってしまいました。
軸刈りで部分的に茶色くなっただけならまだしも、そもそも全体的に長さが揃っていませんしよく見たら芝の長さもそこそこあります。
これでは何のために芝刈りをしたのか分かりません。
つまり、大失敗したわけです。
その結果、芝の張り替えをする羽目にもなったんです・・。
雨の日の芝刈りがおすすめできない理由
では、濡れた状態で芝刈りをするのがなぜおススメできないのでしょうか?
❶そもそも芝刈りの道具が濡れて手入れが大変
あたりまえですが、刈った時に出る刈りカスが濡れていると芝刈り機やバリカンにベッタリくっついてしまいます。すると、濡れた刈りカスが刃に引っかかってしまい切れ味も悪くなりますし、使ったあとに洗い流すのも面倒くさいです。
芝刈り機を濡れた状態で放置しておくとさびるリスクだってあります。それを考えただけでも芝生が濡れている状態で芝刈りをする事って「百害あって一利なし」ということがお分かりいただけると思います。
しかも、我が家のように充電式バリカンだと本体にバッテリーを差し込む金属部分もあるので、そもそも本体を水洗いしても大丈夫なのか?という不安もあります。(たぶん、よくないと思います・・)
濡れた刈りカスがベッタリくっつくと、その後の手入れが大変
道具を大事にするという意味でも、雨の日の芝刈りは決しておススメできないのです。
❷芝が寝てしまい、うまく刈れない
雨でぬれていると芝がペチャっと寝てしまい、芝刈り機ではうまく刈れません。また、濡れた芝生の上を芝刈り機を転がしてウロウロしているとさらに芝がペチャっと寝てしまい、さらに刈りづらくなります。
そんな状態では芝を刈るのは物理的にむずかしくなるので、刈れた場所と刈れなかった場所があり上の写真のようにムラだらけになるのです。超高性能の芝刈り機でもたぶんうまく刈れないのではないでしょうか・・・?
❸引きちぎるように強引に刈るとハゲてしまう
濡れて束になった芝を刈ろうとすると、芝刈り機に絡みついたり引っかかったりします。その状態でムリヤリに刈ると引きちぎるように刈ってしまうのです。
その結果、上の写真のようにところどころハゲてしまい、地肌が見えるようになってしまったのです。
もう大失敗、後悔の嵐!
このように、雨の日に芝刈りをするとロクなことがありません。
かと言って、梅雨明けまで待っているとボサボサの伸び放題になります。
う~ん、どうすればいいのか・・・?
6月~7月の梅雨時の芝刈りのコツ
では、梅雨時の芝刈りで大失敗しないためのコツはあるのでしょうか?
晴れるまで、待つ
一つは、雨の日に強引に芝刈りをするくらいなら晴れる日まで待つ、という作戦です。
梅雨の時期、芝刈りをせずしばらく放置していると芝はかなり伸び放題になってしまいます。これは仕方ない!とあきらめるのです。で、伸び放題になった芝を刈る時は、最初は刈り高を高めに設定して少しずつ何度も何度も刈っていくのが軸刈りを防ぐコツです。
ただし、あなたの芝刈り機がリール式の芝刈り機であれば、伸びた芝を刈るのはかなり苦戦するでしょう。リール式は伸びた芝を刈るのが苦手なのです。逆に、ロータリー式の芝刈り機であれば伸びた芝でも上手に刈ることができます。
参考記事:
電動バリカンで、刈る
もう一つは、芝刈り機ではなく電動バリカンで刈る、というのもアリですね。
私の感覚では、2坪くらいまでなら芝刈り機よりも手動の電動バリカンの方が活躍できると思います。
バリカンなら刃の構造上、芝を強引に引きちぎることもないので芝を傷めつけることはありません。
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参考記事:
芝生用のバリカンの使い方(充電式・コードレス)はとっても簡単!
あらかじめ、刈っておく
そして、最後は梅雨入りする前にできるだけ短く刈り込んでおく、という作戦です。
一般的なご家庭の芝生であれば15mm~20mmくらいまで刈り込むのは可能です。それくらいまで刈り込んでおくと芝刈りをしばらく放置しても牧草地みたいにボーボーになるのは何とか避けられるでしょう。6月~7月は芝はグングン成長するので、油断しているとあっという間に伸び放題になります。そうならないよう、できるだけ短く刈り込んでおきましょう。
参考記事:
2020年の梅雨も長いです。
いつまで梅雨が続くねんというくらい、なかなか夏が来ません・・・
芝刈りのタイミングがないのでわりとボーボーの伸び放題になってきましたが、芝刈り機での芝刈りはグッと我慢!電動バリカンを使うか、それとも夏が来るまで耐え忍ぶか、どちらかですね。