芝生の基本

庭を芝生にするデメリットと砂利を敷くメリットを比較してみた!

投稿日:2019年5月14日 更新日:

 

「庭に芝生を張るデメリット」についてググっている人って実はたくさんいます。

 

おそらくそういう人は

「家の庭は芝生にするか、砂利にするか。それともコンクリートにするか、どうしよう!?」

と悩んでいるのではないでしょうか?

 

 

 

このブログは芝生に関するブログなので「芝生が一番イイですよ!」と言いたい・・・

 

 

しかし、ここはあえて一歩引いて芝生のデメリットについても考えたいと思います。

 

 

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芝生のデメリット、一番は「失敗するリスクがある」ということ!

芝生は生き物なので、うまく成長せず枯れてしまうリスクがあります。これが芝生を張るときの最大のデメリットではないでしょうか。

 

 

芝生を張ったのに枯れてしまうと最悪の場合は掘り起こして芝生そのものを剥がしてしまわなければなりません。

そうなると大変ですし庭の見た目も悪くなります。

 

 

これが庭を芝生にする一番のデメリット(というか、リスク)ですね。

 

 

 

ただ・・・

 

 

世間一般でいわれているほど、そしてあなたが心配しているほど芝生を育てるのは難しいことではありません。

 

 

 

私みたいな不器用でガーデニング初心者でもしっかり育てられているのですから。

何よりも大事なのは芝生に愛着を持って手入れを続けることでしょう。

 

 

枯れる心配があるし失敗するかもしれないけど芝生に挑戦してみたい!という人は、まず少しの面積から芝生化していきましょう。

そして、うまくできそうであれば張る面積を増やしていきましょう。

 

対する砂利のメリットは?

言うまでもなく、砂利を敷いて枯れるなんてことはありません。

敷いたけどダメになった!という失敗のリスクがないことが砂利敷きの最大のメリットですね。

ただ、色合いが思っていたのと違った!という失敗はあるのでその辺は十分に注意して選ぶようにしましょう。

 

 

 

手入れが大変なのも芝生のデメリット

手入れが大変なことも芝生のデメリットです。

 

 

もちろん芝生の手入れが好きになれば苦になりません。

ただ、ざんねんながら手間暇がかかることに間違いはないのです。

 

 

 

芝生は張ってしまえば放っておいても大丈夫!なんて勘違いをしている人がたま~にいますが、それはあり得ません。

 

 

芝刈りに水やり、あとは肥料やりも欠かせません。

病気や害虫にやられれば殺虫剤をまくことだってあります。

手入れがうまくいかずに荒れ放題になってしまったときには単なる牧草地か荒れ地になってしまうでしょう。

 

 

 

とはいっても、四六時中ず~っと手入れに追われているわけではありません。

おもに手入れが大変なのは春~夏の終わりまで。

そこまで心配する必要も実はないのです。

 

参考記事:

芝生の手入れが大変なのは夏だけで、じつは意外と楽なんです。

 

 

対する砂利のメリットは?

砂利のメリットは、敷いてしまうとほとんど手入れの必要がないという点です。

手入れの大変さでいうと、芝生は砂利やコンクリートよりも圧倒的に大変です。

手入れをしていく自信がない人は砂利を敷くかコンクリートをはってしまいましょう!

 

 

 

ちなみに、手入れがめっちゃ楽な芝生もあります

なお、「仕事が忙しすぎてこまめに手入れする自信はないけど、天然芝が欲しい」という自然を愛する働き者のお父さん方は「TM9」という品種の芝を選んでください。

これは従来の芝よりも成長する速度が3分の1くらいになるよう品種改良された高麗芝の一種。

成長するスピードが遅いので芝刈りの回数などがあまり必要がないという夢のような芝です。

(しかも、開発元はあのTOYOTAです!)

参考記事:

芝生TM9は管理が楽なのでズボラさんでも育てやすいんです。

 

 

 

何なら人工芝という選択肢もあります

また、「芝生を育てる自信はないけど芝で子どもを遊ばせたい!」というワガママさんは人工芝を選びましょう。

 

 

 

ちなみに、人工芝を選ぶポイント。それは、しっかりとした品質のモノを選ぶこと!

 

 

 

中途半端なものはニセモノ感がすごいです・・・

ペラペラなので芝生と言うよりは単なる芝風のマットです。

 

 

どうせなら多少のお金を払ってでもホンモノに近いリアルな人工芝を選びましょう。

 

参考記事:

天然芝と人工芝のデメリットを比較。私のおすすめはやっぱり前者!

 

 

 

 

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雑草対策が大変になることも芝生のデメリットです

芝生にすると雑草が生えまくってきて草むしりが大変だと思っているあなた!それはアタリです。

 

芝生には必ず雑草は生えてきます。

正直、コイツはかなり面倒くさいです。

 

 

生えてくる雑草も一種類ではありません。

次から次へと新種の(?)雑草が生えてきます。

季節によっては毎週雑草とたわむれることだってあります。

しかもたまに変なキノコが生えてくることもあり、そんなときは笑えてきますね。

 

 

対する砂利のメリットは?

砂利でも雑草は少しは生えます。ただ、芝生と比べるとずいぶんマシです。

生えてきたとしてもカンタンに引っこ抜くことができるのでデメリットにすらなりません。

むしろ砂利に生えてくる雑草ひきなんて週末の良い暇つぶしになるでしょう。

コンクリートにすれば言うまでもなく雑草は生えてきません。

「雑草の相手をするくらいならゆっくり身体を休めたいぜ!」

って人は迷わず砂利かコンクリートを選びましょう。

 

 

 

芝生には必ず虫がいます。虫キライの人はやめておきましょう

芝生は生きものです。どれだけ殺虫剤をまいても虫は潜んでいます。とにかく虫が大っ嫌い!という人は砂利かコンクリートを選びましょう。

 

 

我が家で芝生で見つけた虫の種類は次のような感じです。

コオロギ・くも・カエル・カマキリ・蝶々・てんとう虫・アリ・バッタ・鈴虫 等

 

 

これら以外にも芝生特有の害虫もいますし、名前も知らないような虫だっています。

それらが生理的にムリ~!という人は芝生は諦めた方がよいでしょう・・・。

 

 

 

ただ、これらの虫が常にウジャウジャいるというわけではありません。

たまにカエルがエサになるような虫を探しに迷い込んでいたり、小さなクモがサササササッと遠慮がちに壁を登っていたり、秋になると鈴虫が鳴いていたり・・。

 

 

 

夏にはバッタやカマキリ、時にはてんとう虫だって出てきます。

小さなお子さんがいるご家庭ではイイ体験になると思いますが、ダメでしょうか??

 

 

 

芝生は冬枯れで茶色くなるので12月~3月は庭がさびしくなります

しっかり手入れができれば夏はきれいな芝生ができあがります。これは芝生のメリットです。しかし、冬になると見事に茶色く枯れてしまうので、なんとなく物悲しい雰囲気が漂ってしまいます。

 

 

 

私は芝生が茶色く枯れても季節感があるなぁ~と感じます。

だから、私としてはデメリットと感じたことは一度たりともありません。

 

しかし、

 

 

 

「季節感よりも一年を通して安定感が欲しいんだ!」

「冬に枯れたら自慢のマイホームの見栄えが悪くなるだろう!」

という人は砂利やコンクリートを選びましょう。

 

 

さて、砂利のメリットは?

砂利はカンタンに変色しないばかりか、カラフルな砂利もたくさん発売されているので選ぶ楽しみがあるのも砂利のメリットの一つです。

 

 

砂利ってその家の雰囲気を大きく変えるパワーを持っています。

カラフルな砂利にするのか、高級感漂う黒っぽい砂利にするのか、はたまた茶色系のカジュアルな砂利にするのか。

新築の家の壁の色を選ぶときと同じくらい、砂利の種類を選ぶのも楽しみの一つでもあります。

おしゃれな人にはピッタリ!いろんな色の砂利があると華やかな庭になります。

 

 

 

庭の一部分にアクセントとして黒い砂利を敷くと家全体がグッと引き締まる効果も!

 

 

 

無難なのは茶色系の砂利。家が明るい雰囲気になるのでファミリー層には大人気。

 

 

 

芝生は日陰がちな庭では生育しづらいというデメリットも

芝生は日当たりと風通しが良好でないと生育しづらいというデメリットもあります。

 

 

春から夏の終わりにかけては一日を通して約5時間以上の日差しは欲しいところ。

夏なのに1時間しか日当たりがない庭では芝生を育てるのはやや厳しいです。

 

 

 

なお、日当たりがあまりよくないけど天然芝に挑戦したい!という人は「高麗芝」や「フェスク類」の芝を選びましょう。

これらは日当たりが悪くても育ちやすい品種の芝です。

 

 

ただ、一気に広い面積を張って失敗して枯れてしまった時は後処理が大変です!

日陰がちな庭で芝生に挑戦するのであればまずは1~2㎡くらいから始めてみてはいかがでしょう?それでうまくいけば徐々に面積を広げていきましょう。

参考記事:

日陰が多い庭でも育てやすい芝生の品種は高麗芝とフェスク類です

日陰がちな芝生でもしっかり手入れする5つのコツ。

 

 

 

対する砂利のメリットは?

なお、砂利を敷くなら日当たりや風通しは関係ありません。

環境を選ぶ必要がないというのは砂利やコンクリートの最大のメリットかもしれませんね。

 

 

 

 

 

このように芝生と砂利の比較をしてみましたが、

「枯れるかもしれないから・・」

という理由だけで芝生をあきらめるのは本当にもったいないです。

このブログでも芝生のお手入れについてはある程度は網羅しているので、参考にしていただければ幸いです。

 

 

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