9月の芝生の手入れって、何に気をつければいいのでしょうか?
私は芝刈りがポイントだと思っています。
え?なんで?
と思われた人もいるでしょう。
それは、こういうことです。
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9月、芝刈りをサボる
芝がボサボサになる
休日、芝刈りをしようと思う
しかし、雨が降っていてできない
さらに芝が伸びる
次の休日、また雨で芝刈りができない
気が付けば日当たりが悪くなっている
雨でジメジメ、芝はボサボサ・・・
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こんなことになると・・・
キノコ・病気・害虫・コケ
にやられてしまうリスクが急上昇!
というわけです。
せっかく大切にしている芝生にキノコがにょきにょき生えてきたり・・・病気や害虫にやられたり・・・コケで緑っぽくなってしまったり・・・
ってなると、ショックですよね!?
そうならないためにも、9月の芝生の手入れは芝刈りをこまめにすることがポイントなのです!
9月の芝刈りはとっても大事!
9月の芝刈りは、とくにこまめに刈りましょう。そして、短く刈り込むことをおすすめします。
まぁ、8月は8月でこまめに刈るようにしていますし、短く刈り込むようにもしています。芝は頻繁に刈る方が密度の高い芝生に仕上がるという性質を持っているので、頻繁に刈りまくるのはとっても大事なこと。
ただ、9月に頻繁に芝刈りをしまくる理由はきれいな芝生を作るため、というよりは、私的にはキノコ・病気・害虫・コケ予防という意味合いがとっても強いのです。
7月、8月の芝刈りは『攻め』。
9月の芝刈りは『守り』!
そんな感じです。
9月の芝刈りの頻度は?
9月は毎週末、芝刈りをします。
しかも、土曜日に刈って、その翌日の日曜日も刈ります。
つまり、9月のすべての土曜日と日曜日に芝刈りをすることにしています!
我が家では高麗芝を育てているのですが、高麗芝って9月の下旬まではそこそこ成長するんですよね。で、9月下旬頃からグッと成長のスピードが落ちる。つまり、9月も頻繁に芝刈りをしないとボッサボサになってしまいかねないのです。
だから、9月も頻繁に刈る!
それが私の中の鉄則です。
芝刈り機の刈り高の設定は?
つぎに、芝刈り機の刈り高の設定の仕方についてご紹介します。
芝刈りをする土曜日。
芝の丈はだいたい5㎝くらいになっています。芝の丈が5㎝あると、わりとボサボサ感が出てくる頃ですね。
芝の丈5㎝は、「刈りどき」です
そこで、土曜日は芝刈り機の刈り高を2.5㎝に設定して刈ります。この時点でもだいぶスッキリします。
ということで、まずは土曜日に1回目の芝刈りをやります。
で、翌日の日曜日。
日曜日は芝刈り機の刈り高を2㎝にして刈ります。
前日に2.5㎝で刈っているのに、さらに短く2㎝に設定して刈る!!
刈り高2㎝で刈るとだいぶ短くなります。
軸刈りにならず芝の丈を2㎝で刈り揃えると、と~っても気持ちがいいです。
こんな感じで、2回目の芝刈りを日曜日にやることをルーチンにしています。
おすすめの芝刈り機は?
ちなみに、私が愛用している芝刈り機はキンボシの『ナイスバーディーモアーDXネクスト』。
お値段は2万円くらいで、コンパクトなんですがよく刈れるスグレモノ。
あまり大きくない庭で活躍できる芝刈り機の決定版だと思います。
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参考記事:
コンパクトサイズなので、10坪くらいまでの芝生ならこれで十分です。また、お値段的には2万円と決して高級な部類には入りませんが、切れ味はバツグンで、まったく不足はないでしょう。細かい調整も必要なく組み立てもカンタン。芝生初心者でもラクに使えます。
自信をもっておすすめします!
軸刈りには要注意!
ただし、9月の芝刈りにおいては軸刈りには要注意です。
なぜなら、9月に軸刈りをしてしまうと、そこから復活しないまま秋・冬を迎えてしまうからです。
夏真っ盛りの時に軸刈りをしてしまっても成長期なので時間がたてば復活できます。ただ、9月は芝の成長が弱っていく一方なので、そんなときに軸刈りをしてしまうと復活することなく芝生シーズンを終えてしまうことになりかねないのです。
だから、9月の芝刈りは軸刈りに要注意!ということですね。
9月に芝刈りをサボると、どうなる?
逆に9月に芝刈りをしっかりやらないと、キノコ・病気・害虫・コケにやられてしまうリスクが高まります。
これ、ホント要注意です。
大事にしている芝生がキノコだらけになったら、ほんとにショック。また、病気で茶色く枯れた芝生を見るのもかなりツライものがあります・・・。
そうならないよう、こまめな芝刈りはとても大事なんです。
とは言っても、どんなにこまめに芝刈りをしても雨が続いてジメジメすると、病気になるリスクはグンと上がります。なので、病気になったら、もしくは病気になる前に予防的に殺菌剤を散布することをおススメします。
参考記事:
9月は芝生にキノコが生えやすい
これは昨年の9月、芝生に生えてきたキノコです。
ぱっと見では「マシュマロ!?」と思うかもしれませんが、れっきとしたキノコです。
芝生にこんなキノコが生えまくってきたら・・・どうですか!?
こうなったら『ショック』と『気持ち悪い』のダブルパンチ!
こんなことにならないためにも芝刈りをしっかりやることをおすすめするのですが、では、なぜ9月にキノコが生えやすいのでしょうか?
9月は日当たりが悪くなる
まずこれです。
9月は日当たりが悪くなってきます。
だいたいのご家庭では、8月よりも9月の方が日当たりが悪くなるのではないでしょうか?
我が家も日を追うごとに日当たりが悪くなっていくのを感じます。
7月はバッチリだった日当たりが、8月そして9月になるにつれてドンドン悪くなっていく・・・。
9月ってまだまだ暑い季節ですが、実は日当たりはドンドン悪くなっていっているんですよね。
9月はそこそこ雨も降る
9月って、そこそこ降水量もあります。台風シーズンでもありますし、9月下旬頃には秋雨前線でシトシト雨ふりの日も多くなります。
で、雨ふりの日が続くとジメジメしてきます。
ジメジメしているとキノコ・病害虫・コケが発生しやすい環境が整ってしまいます。
芝の丈を短くしてスッキリしておきましょう
つまり!
9月は、日当たりが悪くなってくる上に雨がそこそこ降ってジメジメする季節。そんな季節なのに芝がボサボサしていると芝生もジメジメししてしまい・・
9月はキノコや病気・害虫にとってはパラダイス♪
ということですね。
日当たりや降水量は人間にはコントロールできません。
だから、せめて芝の長さだけでも短く刈り込んでスッキリしておきましょう!というわけですね。
芝生のキノコ退治ができる殺菌剤
それでも、芝生にキノコが生えてきたら殺菌剤で退治&予防しましょう。
このマシュマロみたいなキノコの名前は、『ホコリタケ』といいます。
コイツを退治&予防できる殺菌剤、それは『グラステン水和剤』です。
1kgで9000円ほどするわりと高級な殺菌剤なんですが、効果はバツグン!
お値段がするので買うのを躊躇しましたが、その効果には大満足でした。
グラステン水和剤の使い方
使い方はとってもカンタン。
水で300倍~600倍に希釈して散布するだけです。
実際の使い方についてはこちらの記事をご覧ください。
参考記事:
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見た目が気持ち悪いだけならまだしも、このキノコが出てきたらフェアリーリング病という病気になる要注意のサインでもあるのです。
だから、キノコだけでなく病気を予防する為にもしっかりと殺菌することが大事というワケですね!