芝生に挑戦!

DIYで10㎡の芝生を張る時の初期費用と維持費について。

投稿日:2018年7月1日 更新日:

家の庭にDIYで芝生を張ろうとするとき、まず気になるのは「芝生を張るのにどれくらいお金がかかるの?維持費はどれくらい必要??」ということではないでしょうか?

芝生ってお金持ちだけが楽しむ趣味?!

 

芝張りに必要な道具って何?

そもそも芝って高いの?安いの?

芝生を張った後に必要なものは何?

芝生の維持費はどれくらいかかるの?

 

ガーデニングは楽しみたいけど、やっぱり気になるのは「お金」ですよね。そこで、今日は芝生を張る時にどれくらいお金がかかるのか?についてご紹介します。

 

※なお、あくまでもDIYで芝生を張るときのお話で、業者さんに張ってもらうときの話ではありません。

 

 

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10㎡の庭に芝生を張ると

DIYで芝生を張る時の費用ですが、

10㎡の庭にDIYで芝生を張る時の初期費用は約7万円という試算になりました!(あくまでも「初期費用」です)

 

 

この「約7万円」の内訳ですが、

►芝・・・・・・・・2万2千円

►芝生専用の土・・・2万円

►芝刈り機・・・・・2万円

►その他・・・・・・8千円

です。『その他』というのは、スコップとか水やりホースなどで諸経費とお考えください。

 

もちろん、芝も土も芝刈り機もピンからキリまでなので、もっと安くすませようとすれば更に初期費用を抑えることは可能です。ただ、安さ重視のあまり品質の悪い芝生を買ってもうまく成長せずに枯れたりするのでのちのち後悔します。芝刈り機も2万円くらい出せば十分な性能のモノが買えますが、逆に1万円以下だと1,2年後には買い替えることが目に見えています。なので、最初から2万円ほどの芝刈り機を買うことを強くおすすめします。芝生専用の土はかなりの量を使うことになるので、ざっくりと試算して2万円としました。

 

ということで、10㎡の庭を芝生化しようとすれば最初は7万円くらいは用意してから始めましょう!

 

 

おすすめの芝生

なお、私はいつも芝生を買う時はホームセンターではなくコチラの商品をネットで買っています。

 

 

ホームセンターでもタイミング次第では良い芝を買うことはできますが、一歩タイミングを間違うと枯れかけ寸前の芝生しか陳列されていない時もあります。それが怖くていつも新鮮な芝生を買うためにこの芝生を買うようにしています。

 

 

 

10㎡の芝生の年間維持費

つぎに維持費です。

芝生を張ってから管理していくにあたっては次のようなモノを買うとすれば、10㎡の芝生で計算すると年間1万円程度です。意外と安いですね。

 

◆殺菌剤

◆肥料

◆殺虫剤

◆除草剤

 

この中でもゼッタイ買った方が良いのは「肥料」「殺菌剤」「殺虫剤」です。芝生が病気になった際に被害の拡大を防ぐためにも必ず使うべきです。肥料は芝生をしっかり成長させるためには使う方が良いと思います。殺虫剤も芝生が急に枯れたり害虫による被害が明らかな場合などには使うと効果的なので一つくらいはある方がよいでしょう。芝生が急に枯れたらまず害虫被害を疑うというのが鉄則なので、殺虫剤は要しておきましょう。除草剤は私の中では優先順位がいちばん低く、「まぁ一つくらいある方がいいかな?」程度のもんですね。

 

 

維持費を詳しく見ると

「殺菌剤」

私が愛用している『グラステン水和剤』を買ったとして、一袋だいたい8000円です。ただ、たっぷり入っているので1年間で半分も使いません。

 

「肥料」

芝生愛好家でとても人気の『バロネス芝生の肥料5kg入り』を買って説明書通り使ったとしても、10㎡の芝生であれば年間で2kgしか使いません。しかも、個人的には2kgも使う必要がないのでは?と内心思っているくらいです。

 

「殺虫剤」

私は『スミチオン乳剤』を使うことがありますが、内容量のうちちょっとしか使いません。ちなみに、スミチオン乳剤は一本1000円くらいです。

 

「除草剤」

除草剤はできるだけ使わない主義ですし、ほとんど使わなくてもそこそこの芝生は維持・管理できます。なので、ほぼゼロ円だと計算しましょう。

 

水やりも必須で水道代もかかりますが、それを加味しても年間の維持費は1万円くらい。そう考えると、意外と安いと思いませんか?芝生を始めるハードルがグッと下がったと思います♪

 

 

以上、初期費用は7万円くらいでその後の年間の維持費は1万円くらいということでした。ただ、実際は芝生の張り替えをしたり芝生専用の土を補ったりこれから紹介するような便利アイテムを買ったりするともう少しお金はかかってしまいます。

 

あると便利なアイテム

以下のアイテムは芝生を管理していくうえでとても重宝するアイテムです。これらがないと芝生の管理はムリ!というわけではありませんが、あると便利なアイテムとして紹介していきます。

 

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電動バリカン

芝刈り機の刃が届かないような壁際の芝生を刈り揃える時にとても便利。むしろ、芝刈り機だけできれいに刈り揃えるのはかなりムリがあるので、よりキレイな芝生を目指したい人には電動バリカンや芝生専用のハサミは必須となるでしょう。お値段は約1万円。

参考記事:

芝刈りにハサミと電動バリカンを使ってワンランク上を目指そう!

 

 

 

ターフカッター

枯れた芝生を剥がしたり根切りをする時に使います。芝生って葉は柔らかいんですが、地面の下の根っこはかなり固いのでスコップなどで芝生を剥がすのは至難の業。ターフカッターは私はとても愛用しています。お値段は約1.5万円。

参考記事:

芝生の根切りをするためにバロネスのターフカッターを買いました!

 

 

スプリンクラー

夏場の水やりが大変になってきた時に購入したアイテム。芝生の広さにもよりますが、ある程度以上の広さになってくるとゼッタイ買った方が良いでしょう。なぜなら、これを使うと水やりがめっちゃ楽だから!!スプリンクラーがあれば水不足で芝生を枯らせてしまうリスクがうんと下がります。コイツなしではもうムリだと言わせるスプリンクラーお値段は約1.5万円。

参考記事:

芝生の散水はスプリンクラー&タイマーの併用で楽にしよう!

 

 

 

エアレーター

ギュウギュウに踏み固められた芝生の土壌を少しずつ抜き取る道具です。これをすることで芝生の土壌の通気性を良くしつつ、開けられた箇所に土や肥料を入れることで更なる成長を促します。いわば土壌の土を入れ替えるための道具、みたいなものですね。私はまだ購入していませんが、芝生の生育が悪くなってきた時に買うことがあると思います。お値段は約2万円。

 

 

 

有機肥料

3年、4年と芝生を育て続けて化成肥料をまいていると段々と土壌はやせ細ってきます。そんなときに、有機肥料を散布して土壌改良をしてやると芝生の生育が促進されます。「あると便利なアイテム」というわけではありませんが、必須アイテムでもない。その中間にあるようなものです。ちなみに私は有機肥料を年に2~3回は散布しており、今では化成肥料と同じくらいかそれ以上に重宝しています。お値段は約5000円。

参考記事:

芝生の有機肥料、おすすめは『スーパーグリーンフード』

 

 

 

キューブタイプの芝生

部分的に芝生が枯れてしまい、少しだけ芝生を張り替えたい。ただ、ほんの少しだけでいい・・・小さい芝生があれば・・・。という願いをかなえてくれるポット苗です。必要な時だけ買う、そんなアイテムでお値段は約3000円。

参考記事:

芝生のハゲをポット苗で修復しました。

 

 

あると便利なアイテムは以上です。ただし、どれもこれも芝生をはじめてすぐに買った方がよい道具ばかりではありません。そもそも、芝生を張って1年目にやるべきお手入れは限られています。1年目は必要最低限の道具だけを買い揃えて、芝生管理を続けていけそうであればいろいろな道具を少しずつ買っていくという方がおサイフのためです。

参考記事:

芝生を張って1年目のお手入れはたったこれだけ!

 

 

なお、ここで紹介した道具以外にも芝生専用の土を買ったり大々的に芝生の張り替えをしたりすることもあり、そうなればその都度お金はかかってきます。なので、維持管理費が毎年1万円で済むということは残念ながらまずありません。そして、芝生の手入れ道具を買えばそれだけお金はかかるので、多少の出費は覚悟しなければなりません。ただ、電動バリカンにしろターフカッターにしろ一度買うとカンタンには壊れないのでなが~く使えますので長期的に見ればそこまで維持費がかかるとは言い切れませんね。むしろ必要な道具や便利な道具を上手に使いこなし、きれいな芝生を作り上げるほうが大きな価値はあると思います!

 

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