芝生を育てるのに水やりは欠かすことのできない大事な手入れです。ただ、
だんだんと水やりをするのがしんどくなってきました・・・
特に夏場の水やりがしんどい!!
我が家では高麗芝(5坪)とTM9(7坪)を育てているんですが、夏場に合計12坪の芝生に水やりをするのが体力的にも時間的にもムリになってしまいました。仕事に行く前から汗をかきながら蚊にかまれながらじっくり水やりをするのがだんだんしんどくなってしまい、水やりをサボってしまう日が増えてきてしまったのです。
しかし、夏場に芝生の水やりをサボってしまうと本当に枯れてしまいます。毎日大量に水やりをする必要はないんですが、猛暑の日に数日水やりをせずに放置してしまうと芝生にはかなりのダメージ。葉の色が悪くなったり最悪の場合はそのまま枯れてしまいます。っていうか、実際少し枯れ気味です。
スプリンクラー、導入!
そこで、水やりを楽にするため新しく導入したのが庭用のスプリンクラー!
いろんな種類の芝生に使えるスプリンクラーがある中でも、私が購入したのはタイマー機能付きのスプリンクラーです。いろんな種類のスプリンクラーがあるので迷いましたが、芝生の水やりを自動で済ませてトコトン楽したい!ということで、値は張りましたがタイマー機能付きの自動散水スプリンクラーを購入しました。このタイマー機能がとても秀逸!タイマー機能のおかげで劇的に芝生の水やりが楽になっただけでなく、水やりに感じていたストレスもなくなりましたし水不足で枯れる心配をする必要もなくなりました。
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タイマー付きスプリンクラー
このスプリンクラー、私が今まで買ってきた芝生の管理アイテムの中でもトップクラスに気に入った商品!この先数十年にわたって永遠と使うことになるアイテムに確定いたしました。
ということで、今回はこちらの商品についてご紹介していきたいと思います。なお、良かった点だけでなく組み立て方やイマイチな点、購入前の注意点も合わせてご紹介していきます。
タカギのスプリンクラー
今回私が購入したのは「タカギ」という会社から発売されているタイマー機能付きの水やりキット「GKK102+GTA111」です。
お値段は約15000円。
ワンランク上のセットで雨センサー付きのタイプもありますが、今回は見送りました。また、もう少し安いシリーズもありますが、それだとホースが短くて水やりできる範囲が狭くなってしまうので、ある程度以上の広さがある芝生なら「GKK102+GTA111」がおすすめです。
なお、この芝生用スプリンクラーは自分で組み立てる必要があります。梱包から出して蛇口につないだらすぐに散水できるというワケではありませんので、まずその点はご注意ください。もちろん、組み立てると言ってもまったく難しくありませんし、組み立てるコツものちほどご紹介するのでご安心くださいね。
芝生のスプリンクラー
今回もネット通販で購入しました。
「GKK102+GTA111」 です
水やりキットの中身はこんな感じです。
細いホース(10m)と太いホース(10m)がそれぞれ一つずつ。
太いホースがいわば「幹」のような役割を果たし、この幹にジョイントを結合させてそこから「枝」のように細いホースを伸ばしてその細いホースの先っちょにスプリンクラーを接続させて散水する、という仕組みです。
なお、この細い方のホースをアナタの芝生の形・大きさに合わせてカットする必要があり、そこがこの商品の一番のポイントです。あとは、ホースを接続するジョイントと水が出てくるスプリンクラーが8本入っています。開封してすぐ使えるというワケではないんですが、いたってシンプルですね。
スプリンクラー
このスプリンクラーのように噴水状に散水するスプリンクラーもあれば、ポタポタと点滴のように水を滴下するスプリンクラーもあります。芝生の水やりに適しているのは噴水状のスプリンクラーです。芝生への水やり用として購入するのであれば「GKK102+GTA111」」がおすすめです。
説明書
上のイラストのように、太いホースにジョイントをかまして、そこから細いホースをつないでいきます。仕組みとしては決して難しくありませんが、細い方のホースをいろんな長さに切り分けるところがミソですね。我が家ではじっくり検討した結果、10mのホース(=細い方のホース)を1m、2m、3m、4mの4つに切り分けることにしました。
水道との接続についてはごくごくシンプルでとっても簡単なのでご安心ください。
タイマーに関して
タイマーに関しては説明する必要がないくらい簡単なものです。何時から何分間水やりをしますか?というのを設定するんですが、これが子どもでも設定できるくらい簡単です。
我が家のタイマー
我が家では、毎朝6時から8分間自動で水やりをするという設定にしました。ハッキリ言って1分もあればこの設定は終わってしまいます。それくらい簡単なので、ブログ内では割愛します。
ホースを切り分けてスプリンクラーにつなげて、タイマーを設定して水道の蛇口に装着すれば完成!
水が飛ぶ範囲は直径90cmほどと説明書には書いてありましたが、印象としてはもう少し広範囲に散水できていると思います。
組み立て・タイマーの設定・散水具合など、どれをとっても不足はありません。また、タイマーで設定している時間以外のタイミングで「今から10分間だけ水やりしたい!」というのも可能です。
今すぐ6分だけ水やり!をしています
右上にある水色の「すぐ水やり」ボタンを押せば、タイマー設定した時間以外の水やりも簡単にできちゃいます。買い物やお出かけ前に水やりしておこうかな。そう思って散水したい所にスプリンクラーを刺して「すぐ水やり」ボタンを押すだけ!あとはこちらが用事を済ませている間にいつでも勝手に簡単に水やりができてしまいます。
水やりに時間を割く必要がないのにしっかり水やりができている。これが何にも代えがたいですね。
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唯一のイマイチな点
この商品でイマイチなの1点だけ。
それは
「4mmジョイント4分岐」と4mmホースとの接続がゆるみやすい点です。
接続部から水漏れしているところ
しっかり接続したつもりでもどうしても水漏れしてしまいます。また、使っているうちに水圧のせいなのか少しずつ接続がゆるくなってきて、上の写真のようにどうしても水漏れしてしまいます。私の接続の仕方が甘いのか、どんなにガッチリ接続させても水漏れをゼロにするのはムリでした。
ただ、これは仕方がないかと思いますし、ぶっちゃけそこまで気になりません。何なら水漏れしている所に水やりができて逆にイイのでは!?とすら思えてしまいます。なので、そこまで大きなマイナスポイントではありませんが、商品として気になるところを強いてあげるとすればこの点だけだと思います。
それ以外のところは今のところ非の打ち所がないですね。
使うときのコツ
ここでコツを1点ご紹介します。
説明書のようにこの商品は合計8つのスプリンクラーがついていますが、全部のスプリンクラーを使うと水圧の関係上、水が勢いよく出るスプリンクラーと水の勢いが弱いスプリンクラーに分かれてしまいます。私の印象としては水道からより遠い方のスプリンクラーの方が勢いは強く、水道から近い方のスプリンクラーはやや弱めだと感じます。
そこで、8つのスプリンクラーを使うのではなく、6つのスプリンクラーのみ使用するという方法もアリです。
つまり、
上の図のように水圧が弱い4つのスプリンクラーを2つに間引くことで、残された2つのスプリンクラーからの水の勢いを強くする、というコトです。実際こうすることで合計6つのスプリンクラーの勢いは強くなりましたし、その方が水やりとしては上手にできていると思います。このスプリンクラーを使ってみて水の勢いが物足りないと感じた時はぜひ8つのスプリンクラーを6つに減らしてみてくださいね。
購入前の注意点
せっかくのスプリンクラー。買ってから失敗してしまわないように、いくつか注意点をあげておきます。
シリーズを間違えないように!
タカギのタイマー機能付きのスプリンクラーと言っても実はいろいろシリーズがあるので、アナタの芝生の水やりに適さないものを買わないよう注意してください。
たとえば、細い方のホースが10mの商品もあれば5mの商品もあります。細い方のホースが5mだと水やりができる範囲がグッと狭くなってしまうので、広い芝生をお持ちであれば細い方のホースが10mの商品を選びましょう。また、噴水状に散水する商品もあれば点滴のようにポタポタを水を滴下する商品もあります。ポタポタ滴下タイプは鉢植えの水やりには適していますが、芝生の水やりには適していません。なので、必ず噴水状の散水タイプの商品を選びましょう。
芝生の水やりにイイはコレ↑です
適合する蛇口ですか?!
水道の蛇口によってはこの商品と適合しないものもあるので購入を検討される方は必ず事前に調べてください。
適合する蛇口と適合しない蛇口については商品のホームページなどにイラスト付きで記載されているので、しっかりここを確認してから購入することが大事ですね。
イメージ図は作るべし!
どこにスプリンクラーを設置するか、そのために何mにホースをカットするかを決めるためにイメージ図を作成しましょう。繰り返しますが、この商品はホースを自由にカットして組み立てる必要があります。なので、ホースの切り分け方によってはホースが届かないために水やりができない箇所が生じてしまうので要注意です。
当たり前のようで見落とされがちなのは「水道から芝生まで離れているとホースが届かないので思うように水やりができない」ということです。どういうことかと言いますと、私が購入した「GKK102+GTA111」は水道に10mの太いホースをつないでその途中に細いホースをつなぎ、更にその細いホースの先っちょにあるスプリンクラーから散水する、という商品です。なので、蛇口と芝生が離れていて10mのホースが届かない場所に芝生があると水やりが難しくなります。
我が家の芝生は細長く、しかもTM9ゾーンは水道から離れており非常にいびつなため、下記のようなイメージ図を作りました。
実物の100分の1の見取り図
上記のような100分の1の見取り図を作ることで、どれくらい水やりが可能なのか?ホースは何mに切り分けたらいいのかが大体分かります。このイメージ図を作るという作業は商品購入前や細い方のホースをカットする際に必須なので、面倒くさがらず必ずやるようにしてください。
以上、私が2023年7月に購入したアイテム「タイマー機能付きのスプリンクラー」の紹介でした。
ご紹介したように、タカギの水やりキットの中にもいろんなシリーズがあって紛らわしいのですが、芝生の水やり用なら「GKK102」という品番の商品がベストだと思います。このブログで紹介しているスプリンクラーと同じタイプを買いたい!と思われた方はまず品番を間違えないよう気をつけてください。
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末永くヨロシク♪