芝生の基本

芝生の張り方は「目地張り」がダンゼンおすすめ!

投稿日:2018年6月29日 更新日:

よし、今年は念願の芝生を敷くぞ!

と固く心に誓った人はまず「芝生」「床土」「目砂」を買いましょう。

 

 

これらがなければスタートを切れません。

 

 

 

芝生は「高麗芝」という品種がおすすめですし、床土や目砂は必ず芝生専用の土や砂を買ってください。

 

参考記事:

芝生の種類、一番のおすすめは高麗芝!

日陰が多い庭でも育てやすい芝生の品種は高麗芝とフェスク類です

 

 

 

 

さて、準備万端!と思った人が次に考えるべきなのは・・・

 

 

そう、

 

芝生の張り方を選ぶことです。

 

 

芝生の張り方っていろんな種類がありますが、

結論から言うと「目地張り」が最もおススメです!

 

 

 

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芝生の張り方アレコレ

芝生の張り方(植え方)って主に4パターンあります。

❶目地張り

❷ベタ張り

❸市松張り

❹筋張り

 

 

「なんかむずかしそう!」

と思わないでください。

 

おススメは❶の目地張り。

 

 

これだけ覚えてもらえればじゅうぶんなのです。

 

 

 

 

 

では、さっそくそれぞれの特徴などを見ていきましょう!

 

 

 

❶目地張り(わたしイチオシ!)

 

ご覧のように、芝と芝の間を5㎝~10㎝ほどあけて敷き詰めていくのが最大の特徴です。

また、上と下の芝が整列しないよう、ズラしていくのも大事なポイントです。

 

 

 

 

 

目地張りのメリット。

それは、使う芝の量が少ないので安上がりだということです。

あとでご紹介する「ベタ張り」より使用する芝の量は3割ほど少なくて済みます。

 

 

 

もう一つのメリット!

それは、5㎝ほどのすき間がだんだん芝で埋め尽くされる様子が観察出来てめっちゃくちゃ楽しい!ってことです。

これは小さなお子さんがおられるご家庭では特に楽しめるのでおススメです!じっさいにすき間が埋まっていく様子はコチラの記事に乗せてあるので、ご参考までに・・・

 

参考記事:

芝生を目地張りで張っても凸凹になる心配はありません。

 

 

また、芝と芝の間のすき間が狭いので、そこから雑草が生えてくるというリスクも減らすことができるのもうれしいですね!

 

 

 

 

 

目地張りでは、だいたい5㎝くらいの間隔をあけて張りましょう。

 

 

 

 

 

すき間が10㎝。これはややあけ過ぎ。

 

上の写真のように、芝と芝の間が10㎝くらいあると、芝で埋め尽くされるまでに時間がかかってしまいます。そんなときはこういう対処方法もあるのでご参考までに・・・

 

参考記事:

芝生の目地が埋まらない時の裏ワザ!

 

 

 

 

 

 

目砂はたくさん買っておきましょう

デメリットは、芝生専用の土(目砂)をそこそこ使うということ。

なぜなら芝と芝の間にたくさん目砂を入れなければならないからです。

 

 

目地張りで芝を張って芝と芝の間に5㎝ほどのすき間ができます。

そのすき間に目砂を入れていきましょう。

 

 

ザザザザァ~ッと豪快に砂を入れていきましょう。

 

 

すると・・・

 

 

 

なんと!

 

 

 

一瞬で何袋も砂を使うことになります!

 

 

たぶんビックリすると思います。

 

10リットルとか20リットルなんて、一瞬でなくなります。

 

1000円、2000円なんてすぐに吹き飛びます。

 

 

 

つまり、目地張りで芝を張ると、

使う芝の量・・・少なめ

使う土の量・・・普通

です。

 

 

そこは覚悟しておきましょう。

 

 

 

 

コスパの良い目砂はコチラ

目砂はたくさん使うことになるので、できるだけコスパがイイものがありがたいですよね。

 

いろんな商品が発売されていますが、私はコチラの目砂を愛用しています。


芝生専用の目砂

 

 

 

コチラを使って芝張りをして、張った1年半後にはこんな感じに仕上がりました。

 

だから、この目砂の効果には大満足。

 

 

お値段も安いのでコスパはバツグンだと思っています。

 

 

 

目砂はたくさん使うことになるので、できるだけコスパがイイものがありがたいですよね。

 

この目砂は14リットル入っていますが、これくらあっという間になくなります。だから、あらかじめたっぷり目に買っておくのがコツです。

 

 

なお、芝張りの時に使用する土の量についてはこちらの記事で確認してください。

参考記事:

芝生の床土・目土の使い方と使う量をまとめてみました!

 

庭の広さ別にどれくらいの土を使うのか調べておいたのでご参考にしてください。

 

 

 

肥料も入っているので『安心感』が段違い!

 

 

 

 

 

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❷ベタ張り

ご覧のように、芝と芝のすき間ができないよう、みっちり詰めて敷いていくのがベタ張りです。

 

 

 

 

なお、これは失敗例。

こういう敷き方はNGなので注意してくださいね。

 

 

 

ベタ張りですが、

メリットは、芝生の仕上がりがはやい!ということです。

目地張りのようにすき間がないので緑のじゅうたんができあがるのが最も早いのがこのベタ張りです。

 

 

 

「金に糸目はつけないぜ!」

「少しでもはやく緑のじゅうたんを見たいんだ!」

という人はベタ張りでいきましょう。

 

 

 

デメリットは、お金がかかるということ。

目安ですが、目地張りで敷くより1.4倍くらい芝を使うことになります。

 

 

個人的には芝の成長が実感できる目地張りの方がおススメですね。

 

 

 

❸市松張り

 

ご覧のように、横一列に並べて敷くのが市松張り。

 

 

メリットは、安上がりだということ。

使用する芝の量はベタ張りの半分くらいです。

 

 

デメリットは、緑のじゅうたんになるまで時間がかかること!

 

市松張りはやったことありませんが、1年目では緑のじゅうたんならず、中途半端な仕上がりのまま夏が終わり秋を迎えてしまうのではないでしょうか。そうなると、とっても虚しい気持ちになるのでおススメできません。見た目も悪いですし。。。

 

芝と芝の間が埋まるまで、思っている以上に時間がかかってしまいます。緑のじゅうたんがなかなかできなくてもどかしい想いをするのでおすすめできません。

 

 

 

また、目砂をたくさん入れることになるので、そこまで安上がりでもないかもしれません。

 

ということで、個人的には市松張りはおススメしません。

 

 

 

❹筋張り

 

ご覧のような敷き方をするんですが、これも市松張りと同じです。

 

全面芝生(=緑のじゅうたん)になるまで時間もかかりますし、見た目もあまり良くないですし、秋が来るまでに芝と芝がつながるかどうかもあやしい・・・

 

 

繰り返しますが、市松張りも筋張りも土の部分が芝で埋め尽くされるまでかなり時間がかかります。だから、緑のじゅうたんができるまで相当な時間がかかってしまうので、個人的にはまったくおすすめできません。

 

 

 

 

芝生の敷き方についてまとめると・・・

 

芝生の張り方は4種類あり、いずれも上記のように芝を敷き詰めていきます。

 

おススメは

目地張り>ベタ張り>筋張り>市松張り

という順ですね。

 

 

 

なお、どの敷き方であってもおすすめする芝の品種は高麗芝です。

丈夫で育てやすいので、迷ったら高麗芝!これで間違いありません。

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初めて芝生を張るのであればまずは10㎡くらいから始めるのが無難です。

 

 

 

目地張り、実際にやってみた!

では、4月中旬に目地張りで芝を張りつけた様子をご紹介します!

 


ご覧のように、芝と芝の間を5㎝ほどあけて敷いていきます。

その間に、しっかりと目砂を入れていきましょう!

 

 

 

 

 

逆に、NGな敷き方というのはコチラ。

 

 

 

 

 

目砂の量が少ないので、芝が浮き上がったようになっています。

 

こうなると芝が根付きが悪く、下手したらこのまま枯れてしまいます。なので、こういう敷き方はNG!目砂はケチらずにたっぷりまきましょう。

 

参考記事:

芝張りのときの目土の上手な使い方。

 

 

 

 

芝がちゃんと生育するかどうかは、最初が肝心!

 

芝の張り方や水やりの仕方をマスターしてきれいな芝生ライフを楽しんでいきましょう!

参考記事:

芝生が根付かない5つの原因とそれぞれの対策をご紹介。

 

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