8月にもかかわらず、長雨が続いています。
2021年8月中旬、まさに異常気象と言っていいくらい雨が続いています。私が住んでいる関西地方都市でも3,4日大雨が続きました。コロナに大雨に、まさに踏んだり蹴ったり・・・。気持ち的になかなか落ち着かない今日この頃。ホンマ一体なんやねんと言いたくなります。
で、そんな天候不良が続いていた8月中旬のある日、芝生を見ると明らかに枯れています。
全体的にボヤーっと茶色く枯れています
別のところも・・・
コチラの方がひどい枯れです
ここをドアップで見ると、
これはヒドイ・・・
ちなみにこの芝生、先週はめちゃくちゃ元気だったんですが、一瞬にして茶色く枯れました。
きれいに育てるのには時間がかかるのに、枯れるのは一瞬なんですよね・・・
原因は「カーブラリア葉枯病」
以前の記事でもご紹介しましたが、芝生が茶色く枯れた原因は「カーブラリア葉枯病」だと思います。
参考記事:芝生が6月に茶色くなるのは「カーブラリア葉枯病」という病気でした
この「カーブラリア葉枯病」は6月や9月など梅雨や秋の長雨のジメジメしている時に起こりやすい病気です。前回、我が家の芝生がこの病気にかかったのは6月でした。
しかし、8月のような真夏であっても異常気象のため雨続きでジメジメすると、一発でこの病気にかかってしまったのです。恐るべし。
せっかく今年の夏はそこそこ順調に芝生が育っていたんですが、まさかの雨続きでカーブラリア葉枯病になるとは・・・なかなか芝生の手入れも難しいもんです。
芝生の殺菌剤、おすすめは?
カーブラリア葉枯病になってしまったら「グラステン水和剤」という殺菌剤を散布しましょう。
グラステン水和剤
これは芝生に生えてくるキノコやカーブラリア葉枯病などのように「菌」由来で起こるトラブルにめっぽう強い殺菌剤です。
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私の中ではもはや必需品!
1kgで8000円以上する高級殺菌剤ですが、効果はバツグンなのでめちゃくちゃおすすめできます。
参考記事:
効果の持続期間について
このグラステン水和剤。どれくらい効果が持続するかについては私の中では調査中です。
芝生のキノコ(ホコリタケ)を撃退するために散布した時は、半年以上は効果が持続しました。なぜなら、一度散布しただけでその年はキノコが生えてくることがなかったからです。
ただ、カーブラリア葉枯病に対してはそこまで効果が持続しないのでは?というのが今のところの感想です。
前回、グラステン水和剤を散布したのは7月あたまです。つまり、1か月半前に散布したばかり。それにもかかわらず8月中旬に再びカーブラリア葉枯病にかかってしまいました。そう考えると、カーブラリア葉枯病に対してはそこまで効果が持続しない可能性が高いと感じています。
この調子でいくと、9月~10月にかけて秋雨前線が活発になってジトジト雨の日が続くときにもカーブラリア葉枯病にかかる可能性が高そうです。今度は予防投与をしようと思います!
害虫で枯れた時の写真
以上が病気で枯れた時の話でしたが、害虫のせいで芝生が枯れた時はこんな感じに枯れます。
参考記事:
カーブラリア葉枯病の場合は、不健康そうに黒~茶褐色っぽくボヤ~っと枯れます。それに対して、コガネムシやスジキリヨトウやシバツトガなどにやられるとその部分だけスポット的に茶色く枯れます。
不健康そうな色になって枯れて、その枯れが一気に周囲の芝生に広がっていった時は病気を疑いましょう。で、すぐに殺菌剤を散布することをおススメします。
芝生が枯れると言っても原因は様々。
間違った対応をしないことが肝心ですね。