芝張りにいちばん適した季節は春です。
特に、暖かくなり始める3月~5月は芝も成長し始める季節なので芝張りに適しています。
ただ「6月に芝張りするのはNG」なんてことはありません。6月に芝張りをしてもいいんです。
真夏や真冬、秋などは芝張りには適していないので、おすすめできません。
逆に、それ以外の季節、つまり3月から梅雨明けまでなら芝張りはできます。6月に芝張りをして梅雨明けまでに根付いてくれたら夏はグングン成長してきれいな芝生に仕上がることでしょう。
そう、6月でもまだ芝張りに間に合うんです。
6月芝張りのメリット
6月に芝張りをするメリットは、水やりの手間が省けることです。
芝張りをした後は、毎日のようにたくさん水やりをしなければなりません。そうしないと芝が根付かずに枯れてしまうからです。
ただ、6月は梅雨どきなので雨がたくさん降ります。たくさん雨が降ればそのぶん水やりをしなくても良いということになります。
それが6月の芝張りのメリットです。
6月芝張りのデメリット
6月に芝張りをするデメリットは、失敗したら後がない!くらいでしょうか。
仮に、3~4月に芝張りをして失敗したとしても5~6月に芝張りをすれば夏にはまだ間に合います。ただ、6月に芝張りをして失敗して7月に枯れてしまったとすると、夏はもう目の前・・・。しかし、夏に芝張りをするのは避けた方が良い。となると、そのシーズンに芝張りをし直すのがムリになってしまい、次の年まで芝張りができない・・・。
だから、6月に芝張りをするときはゼッタイ枯らさないという気持ちで挑む必要があります。
あとは、芝張りをしようと思っているお休みの日が雨で芝張りがしづらい・・・という日が増えそうなのも6月芝張り特有のデメリットでしょう。
6月、芝は店頭で入手しづらい
地域にもよりますが、ホームセンターなどで芝が売られているのはだいたい5月下旬くらいまでではないでしょうか?
私が住んでい関西某地方都市では6月にホームセンターで高品質の芝を購入するのは不可能です。5月下旬にホームセンターで売られている芝を見たらだいぶ枯れていましたね・・・。
せっかく芝張りをするのならある程度の品質の芝を買いたいところ。
6月に芝を購入して芝張りをするのであればネットで購入することをおすすめします。
6月に芝張りをすることにした!
かく言う私も、6月に芝張りをする事にしました。きれいに育たないところを剥がして新しく芝張りをすることにしたのです。
で、6月は高品質の芝が店頭にはない。
でも高品質の芝を張りたいっ!!
だから通販で芝を1㎡分購入しました。
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ネット通販で芝を購入するなら、ココ!
参考記事:
ちなみに、芝の品種の中で一番のおすすめは高麗芝。ただ、姫高麗芝も高密度でふんわり柔らかな芝生ができあがるのでなかなか悪くない・・・。
そう思って今回は姫高麗芝を買うことにしました。
ということで、きれいに育たなくて以前から気になっていた箇所を6月中旬に芝の張り替えをしました!以下、DIYの記録の紹介です。
6月の芝生の張り替えスタート!
今回、芝の張り替えをするのはココ!
ここは、枯れ果てている、というわけではありません。
かろーじて緑の芝の葉がチラホラ見えています。
壊滅的、というわけではありません。
ただ、ココを近くで見ると・・・
う~ん。
この土壌で芝がきれいに育つとは到底思えません・・・
チラホラ見えている芝の葉には申し訳ないのですが、きれいな芝生を作り上げるためには思い切って張り替えるしかなさそうです。
ターフカッターの出番です
では、まずは芝生を剥がす作業から始めましょう。
愛用のターフカッターの出番です。
コイツがあったら100人リキ!
このブログでも散々紹介していますが、ターフカッターは芝生管理の必須アイテム。
ターフカッターがない世界はもはや想像できません!
参考記事:
きれいな芝生を作りたいと思うのであれば、ターフカッターを買うことを強く強くおすすめします。
芝生に「切れ目」を入れます
まず、剥がす芝生にターフカッターを使って切れ目を入れます。
まずは横に切れ目を入れる
次に縦に切れ目を入れる
特にやり方が決まっているわけではなく、人それぞれのやり方でいいと思います。
ただ、芝生って意外と硬いので、スコップで芝生を剥がそうと思うとだいぶ大変です。しかも、スコップで力任せでやるとグチャグチャになりかねないので、ターフカッターで切れ目を入れるのがおすすめですね。
ま、とりあえず芝生を剥がしましょう。
ベリベリベリッ・・・
芝生を剥がしました。
土壌を耕しましょう
この地面を軽く掘ったところ、すぐに硬い地層にぶち当たってしまいました。
芝の根っこは地中20㎝~30㎝まで伸ばすと言われているので、固い地層は耕して柔らかくフワフワにしてあげるとよいでしょう。
土壌がカタイと成長しづらいのです。
大変でもここはしっかりと時間をかけて耕します。
ちなみに、土壌を耕していると芝生に潜んでいる害虫をたくさん見かけます。
これはおそらくコガネムシの幼虫が成虫になる途中だと思います。
コガネムシの幼虫は「根切り虫」とも言われていて、芝の根っこを食い荒らす害虫です。コイツがたくさんいると芝の根っこを食い荒らされて芝生がしっかり成長できなくなるので、殺虫剤などを有効に使って退治する方がいいでしょう。
ベタ張りで芝を張る
耕した土壌を平らにして、あとはベタ張りで芝を張り付けました。
ベタ張りというのは、芝と芝の間をすき間なく敷き詰めて芝を張る方法ですね。ややコストはかかりますが、早くきれいな芝生を仕上げたいという人はベタ張りで芝張りをしましょう。
芝張りをする時の注意点ですが、周りの芝生と凸凹しないように気を付けることです。
できるだけ平らにしないと凸凹した芝生になってしまい、これはこれで管理が大変なので注意しましょう。
凸凹にならなよう注意!
6月の芝張り、完了!
ということで、本日は6月の芝張りのメリット・デメリット・注意点、そしてDIYの記録を紹介しました。
春に芝張りができなかったからといってあきらめる必要はありません。6月でも芝張りはできます。夏にきれいな芝生のじゅうたんを堪能したい!という人は6月でも遅くないので芝張りに挑戦してみましょう♪
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参考記事: