芝はほふく茎によって横へ横へと広がって繁殖していきます。
このほふく茎のことを「ランナー」と呼ぶのですが、たまに芝生からこのランナーが飛び出していることはありませんか?(↓↓こんな感じ・・)
10月20日撮影
よく見るとこのランナーから芝の芽が出ています。
つまり生きているんです。
せっかく生きているのですからこのランナーは有効利用しちゃいましょう!
ということで、本日は飛び出しているランナーの対処方法についてご紹介したいと思います。
ランナーに床土をかぶせて芝生を復活させました!
ここの芝生は水不足のために枯れてしまった箇所です。
しかも!
床土が足りないためランナーが飛び出しまくっています。
これは何とかしなければ・・・!
ということで、この飛び出しまくっているランナーの上から床土をたっぷり入れて復活させているところをご紹介します。
3月23日撮影。枯れているので何とかしなければ・・・!
3月31日、芝生専用の床土をたっぷり投入!
5月6日、一気にここまで復活できました!
わりとスゴイ変化だと思いますが、いかがですか?!
やったことと言えば、床土を入れて水やりを3日に1回ペースでやっただけです。
それでここまで復活できるのですからランナー&床土の力、恐るべし!
なお、この際に使用した床土はコチラです。
肥料もしっかり入っていて効果も強いので愛用しています。
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何より安いのがうれしい!16リットルで1000円はお買い得です
効果があるのは「芝生専用の土」
このように枯れた芝生を復活させるためにランナーに土をかぶせましたが、この時のポイントは「芝生専用の土を使うこと」です。
土であれば何でもOK!というわけではありません。
芝生には芝生のための土があるので、芝生専用の土を選ばなければなりません。
芝生に適した土を買いましょう。
また、肥料が含まれていて高品質なモノを使う方がより良い効果が期待できます。
私が愛用している自然応用科学の床土はそんな条件を満たしているので、おすすめします!
ランナーを切るという選択肢でもOK!
ただ、何でもかんでも床土や目土を入れて復活させるべきというわけではありません。
場所によってはランナーそのものを切ってしまってもOKです。
一本だけ顔を出しているランナーは・・・
これくらいならサクッと切っちゃいましょう。
サッチングをやり過ぎてランナーがたくさん飛び出している時も・・・
切るだけでスッキリきれいな芝生に!
ランナーがある時~!
ない時~! ランナーがないだけでこんなに違います。
上に向かって伸びているランナーって目土を入れて埋めてしまおうとしても上手に埋もれてくれないので目土入れが意味をなさないこともあります。そんなときは放っておいても見た目が悪くなるだけですので思い切って切るという選択肢もOKです。
せっかく生きている芝を切り落とすことに対してもったいなさを感じることもありますが、場所によっては切ってみて下さい。
思っている以上にスッキリすること間違いなしです。
芝生のはげた部分にランナーを移植するというのもアリです!
また、飛び出したランナーを切り取って「いつまでもはげたままでなかなか復活してくれない箇所」にランナーを移植するというのもアリなんです。
参考記事:
我が家では実際にコレをやって、はげた部分が一気に復活したこともあります。
とくに難しくない作業ですので、枯れ・ハゲで困っている方はぜひ挑戦してみましょう!
ランナーを切っても芝が枯れたりしません!
ランナーを切るとそのまま芝生が枯れてしまうのでは・・・?
と心配する人がいますが、ランナーを切っても芝は枯れません。大丈夫です!
上でご紹介したように目土や床土をかぶせて芝生が復活できればいいのですが、その必要がないケースもあります。
その場合、ランナーを放っておいても特に問題はありません。
ただ、ランナーがあるとそれだけで芝生の見栄えがグッと悪くなります。
緑の芝生の中にたった一本のランナーがひょこっと顔を出しているだけでも芝生が台無しになるので、そんなときはスパッと切ってしまいましょう!
ランナーが飛び出すときは土壌改良をするサインかも
ぴょーんと伸びているランナーを見ると芝のたくましさを感じられます。
ただ、
ランナーが飛び出す時は「土壌改良が必要なとき」である可能性が高いです。
たとえば、我が家の芝生には小さなマンホールがあります。
この上には床土は敷いていないのですが、そうなるとマンホールを取り囲むように生育している芝が行き場を求めた結果、ランナーが飛び出しています。
マンホールの上をさまようランナー
障害物があるせいでランナーが飛び出している場合は仕方ありません。
しかし、ランナーって芝生の端っこの方などで目土や床土が足りなかったり、土壌の質そのものが良くない時に飛び出したりすることが多いんです。
つまり、ランナーが飛び出しているということは何かしら土壌トラブルがおこっているという可能性が大!
そして、床土が不足しているためにランナーが飛び出していることって多いんです。
土が不足している時は床土を補充してあげましょう
芝生を張って2,3年たつと、場所によっては土が減ってくることがあります。
ランナーが飛び出している所って土が足りなくなっていることが多いので、よくよく観察してみてください。
そして、土が足りなくなっている時はやっぱり芝生専用の床土を補充するのがベスト。
高品質のモノを使いたい、でも、コストもできるだけかけたくない・・・
そう考えている時に見つけたのがコチラの床土。
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排水性・通気性・保肥力がそろっており、私は床土の3冠王と呼んでいます 笑
芝生には芝生専用の土を!
より良い芝生管理はより良い道具選びから、ですね。