芝張りして3年目の我が家のTM9。
6月になってもきれいな緑にならず、ご覧のように緑と白のまだら模様の芝生になっています。
2024年6月
2024年6月
4月でこれくらいであればそんなに焦ることはありませんが、6月でこの状態はかなり物足りません!何か手を打たないと夏になってもきれいな緑の芝生にならないかも・・・
1か月半後、劇的改善!
ということで、本気で手入れをしました。夏にきれいな芝生を堪能するために・・・!これで緑にならなかったら今年はもうアカンという背水の陣の気持ちで手入れをした結果、1か月半後にはご覧のように劇的改善させることに成功しました!
2024年7月
2024年7月
2024年7月
場所によっては緑になっていない箇所もありますが、芝生全体の色や密度はかなりイイ感じになってきています。1か月半でここまで改善できれば十分だと思います。
では、一体どんな手入れをしたのか?
実は大して特別なことはしていません。
手入れで使った芝生用品は一つだけです。
茶色の芝生を復活させる
では、この1か月半でどんな手入れをしたのかをご紹介したいと思います。
①手でサッチ取り
まず私が取り組んだのは徹底的にサッチを取り除いたことです。
下の写真で白くなっている所、これ、ほとんどサッチです。サッチがあるせいで緑の芝が生えず白く見えている箇所です。
サッチだらけ!
この固くなった大量のサッチが邪魔しているため、芝生が生えてこないのではないか?そう思ってレーキでサッチ取りをしたんですが、レーキも万能ではないので完全には取り切れないんですよね。しかも、固くなったサッチなのでなおさらレーキでは取れず、ず~っとサッチが蓄積していたんです。それが邪魔をして芝生の成長を妨げていた、というのが芝生が緑にならない第1の原因でした。それに気が付いたので、クソ暑い中、徹底的に手で一つ一つサッチをむしり取っていきました!もうこれは気合い以外の何物でもありません。一日でやるには大変過ぎたので、2日間に分けてむしり取りました。すると、レーキでは取り切れなかった大量のサッチが手作業だとごっそり取れちゃいました。今までレーキでやってきたサッチングって何だったんだろう?とすら思いましたね・・・。何にせよ、気合いと根性で解決できるものってまだまだあると実感した2024年6月でした。
このブログでも再三お伝えしていますが、サッチなんて百害あって一利なしです。サッチなんて芝生の成長を妨げるものなので、できるだけ取り除く方が良いのです。そして、レーキではサッチは取り切れないので、サッチがまだまだあると感じる時は大変ですが手作業で頑張ることも検討してみてください。ということで、最初に取り組んだ手入れは「手作業で徹底的にサッチを取る」でした。かなり大変でしたが、もちろんコストは「0円」です。
②有機肥料をしっかり散布
その次に取り組んだのは、土壌改良をするため有機肥料をしっかり散布したことです。
いくらサッチを取り除いたとしても土壌がダメなら芝生は育ちません。我が家のTM9は、外構業者さんに張り付けてもらいました。業者さん全てを否定するつもりはありませんが、外構業者さんって芝張りはしてくれますが決して芝生の専門家ではありません。2年後3年後のことを考えて芝張りをしてくれる外構業者さんなんて少ないと思います。彼らは庭づくりのための工事は全般的に請け負ってくれますが、決して芝生のプロというわけではないので芝張りはしてくれたとしてもしっかりとした土壌を作ってくれることは少ないでしょう。外構業者さんに芝張りを依頼しても大した土壌は作ってもらえてない。それくらいに思っておく方が無難です。
ということで、有機肥料の中でも特に人気の「スーパーグリーンフード」を徹底的に散布しました!
有機肥料に速効性はないため、芝生が緑になるには時間がかかると思っていました。ただ、6月という温度と湿度が非常に高い時期に散布したことや徹底的にサッチを取り除いた後に使ったことが良かったのか、結果的に芝生は劇的に成長をしてまだら模様だった芝生がきれいな緑の芝生になったのです。
参考記事:
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スーパーグリーンフードを散布する前は地肌が見えているところもあり、そもそも土の量が少ないと感じるくらいでした。それならばと、スーパーグリーンフードを惜しげもなく大量に散布したのが良かったのだと思います。芝生は一度植えてしまうと簡単に土壌を耕すことはできません。専用の道具を使って土を少しずつ入れ替えることもできますが、その道具をそもそも持っていないため土壌をいかに改良するか困っていました。今回、芝生の成長を妨げているサッチを徹底的に手で取り除いた後に有機肥料をしっかり散布して土壌改良をしたことで思った以上の効果があり、緑にならない芝生を劇的改善させることに成功しました。
枯れ気味のTM9が見事復活して8月にはご覧のようにしっかりとした緑の芝生を楽しむことができました。
枯れ果てているわけでなければ芝生は少しずつでも成長して緑の新芽を出してくれるので、芝生が緑にならない時はしっかりとその原因をつかんで対策を施していきましょう。