我が家ではいつもG.W.にシーズン最初の芝刈りをすることにしています。
これは芝刈り前の写真。
30mm~40mmに伸びてきた芝生
そして、シーズン最初の芝刈りの刈り高はだいたい毎年「15mm」で設定して刈っており、この「15mmに設定して刈る」というのはとてもおすすめです。
春の芝刈りのやり方
毎年G.W.頃になると芝生が成長を続け段々とモフモフ・ボサボサしてきます。
2024年4月28日の芝生
G.W.頃になると芝が伸びてきてボサボ感がUPしてきます。加えて、芝の「穂」が出始めて芝生が部分的に白っぽくなってきたり、去年の枯れ芝が残っていたりして芝生が全体的にだらしなくなってきます。
そこで芝刈り機の登場!というワケです。ボサボサしてきた芝生を刈り揃えてあげるだけで見た目がグッと良くなります。
刈り高15mmで芝刈りをした後
刈り高15mmに設定して刈って上げるとご覧の通りスッキリします!やっぱり芝刈りは最高ですね♪
飛び出したほふく茎もカット
また、この季節になるとぴょーんと飛び出しているほふく茎も目立ち始めます。
こういうのがあるだけでも芝生の見た目は悪くなるので、ハサミなどで切り取ってしましましょう。「芝刈りで刈り揃える」「ほふく茎を切り取る」「落ち葉を掃除する」「雑草を取り除く」こういう手入れを一つ一つやればやるほどドンドン芝生の見た目は良くなっていきます。芝生の見た目を悪くする「マイナスポイント」を一つでも減らす。これが芝生の見た目を良くするコツですね。
芝の丈15mmはちょうどいい
ちなみに、15mmという刈り高ってそこそこの芝生管理を目指す人にはちょうどいいと思っています。
芝の丈が20mmを超えだすと、急に芝生のボサボサ感が出てきます。好みの問題もありますが、30mmを超えると整然とした芝生でなくなってきますし、50mmを超えるともはや草っぱらみたいになってしまいます。一方で10mmで芝刈りをすると軸刈りになりやすく維持管理が難しくなってきます。また、芝の丈10mmを維持しようとするとそれなりに手間暇かかりますし、それなりの高性能の芝刈り機が必要になってきます。そこそこの芝生を目指している私としては15mmで刈り揃えるだけで十分満足できちゃいます。パッと見た感じではキレイに手入れされた芝生に見えるので、夏のトップシーズンでも基本は15mmで維持することにしています。
また、こまめに芝刈りをするのがとても大事で、トップシーズンである夏場は1週間に1回くらいの頻度で芝刈りをしましょう。
こまめな芝刈りが必要な理由
たとえば芝刈りをサボって芝の丈が50mmになってしまうと、芝の軸もジワジワ上にあがってしまいます。そして、芝の軸が上がってしまった状態で以前の刈り高15mmに設定して芝刈りをすると軸刈りになってしまいます。「低めに刈るなら軸が上がる前に芝刈りしてくれよ!」と芝は思うワケです。つまり、極端に言えばいちど軸が上がってしまうと元の低さに戻すのが難しくなってしまうんです。
そうならないためにも、シーズンを通してこまめに芝刈りをする。目安でいうと芝の丈が30mmや40mmになる前に15mmで芝刈りをする。これを年間を通して繰り返してあげると、軸刈りのリスクも抑えられて、なおかつキレイに刈り揃えられた芝生を作り上げることができます。
きれいな芝生管理のためには芝刈りはとても大事な手入れです。ぜひ15mmカットを目安にしてみてください。
参考記事: