2年前に張り付けた芝生(TM9)の芽吹きが何となく遅いのが最近の悩みです。
成長が遅いTM9
成長が順調な高麗芝
上の写真のように、TM9はまだまだ茶色。4月中旬にもなれば芝生はそこそこ緑に色づいてきてもおかしくありません。それなのに我が家のTM9はまだまだ茶色が優勢で緑の芝生からは程遠い状態です。一方の高麗芝。こちらは緑色と茶色が入り混じってムラッ気はありますが、それでも順調に成長しています。TM9と比べると成長の差は一目瞭然。
つまり、明らかにTM9の成長が遅いッ!TM9のエリアの方がはるかに日当たりは良好なのに春の芽吹きがとにかく遅い!ということです。
そんな「芝生の芽吹きが遅い時の対策」はこれしかありません。そうです。目砂入れ、です
目砂入れで成長させる!
芝生を成長させる対策の中で着実に効果が期待できるものって限られていると思います。
できる対策の一つは目砂入れ。
砂を入れるだけで成長させられるの?って思うかもしれませんが、目砂入れは成長を促すときもダメージから回復させたいときも大活躍します。速効性があるとは言えませんが、目砂で芝生の表面を保護して、なおかつ保温作用もあるので春先の成長を促すには大事な手入れの一つです。
もう少し早い時期にしておくべきでしたが、あえて目砂入れをしなかったんですが、案の定(?)成長が遅かったので、4月中旬になって遅ればせながら目砂入れをすることにした、というわけです。
45kgの目砂を使用
目砂入れの途中
我が家のTM9はだいたい25㎡ありますが、それに対して使用した目砂は45kg!
そんなにたっぷりと撒いているつもりはありませんが、気が付けば1袋、また1袋となくなっていきます・・・
目砂は成長不足のときや病害から回復させるときなどにたくさん使うので、お気に入りの目砂をたくさん買っておくと何かと重宝します。今回、目砂入れで3袋使いましたが、まだ2袋ストックはあります♪それでもシーズンを通してみると足りないくらいなので、また近所のホームセンターに買い出しに行こうと思っています。
目砂入れ、完了!
目砂入れ以外の対策は?
さて、目砂入れ以外の対策として何があるでしょうか?
芝刈りにはまだ早いですし、水やりが特に必要な時期でもありません。サッチもあまり溜まっていないのでほとんど取れません。となってくると、できる対策はこれ。
肥料の投入です。
液肥は少しだけ投入
芝生の成長不足を補うため、目砂入れとともに液体肥料も少しだけ投入しました!
成長不足のときに闇雲に肥料を投入するのは決して正解ではありません。ただ、昨シーズンにあまり肥料をあげていなかったということと、春に1回~2回くらい投入してもいいだろうということで、今年は液体肥料を使うことにしました。
ただし、肥料を使うときは規定量は必ず守りましょう。成長が遅いからといって規定量の2倍3倍あげればよいというわけでは決してありません。肥料をあげ過ぎると病気に負けやすくなるので、あくまでも規定量の範囲内で使うようにしてください。
水やりはやらない
この時期、水やりは特に必要ありません。
そこそこの頻度で雨も降りますし、春先の芝生はそこまで水を必要としていません。よほど気温が高い日が続き乾燥がヒドイ時に、サッと打ち水程度にやることはあります。ただ、本格的な水やりはこの時期やることはありません。水やりを頑張るのは梅雨が終わってからの真夏に入ってからにしましょう。