芝生の基本

芝生を張った後の手入れはこうやるべし!

投稿日:2020年5月5日 更新日:

今日は、芝生を張ったあと、もしくは張り替えたあとにどのような手入れをするべきかについてご紹介していきます。

 

 

芝生を張ったらその後は放置しておけば大丈夫・・・! なんてことは決してありません。

 

 

ちゃんと『正しい手入れ』をする必要があるのです。

 

 

また、逆に『やる必要がない手入れ』もあります。

 

何でもかんでもやればOK!というわけではないんです。

 

 

 

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芝張りのあと、いちばん大事なのは水やり

とにもかくにも、芝を張ったあとにいっちばん大事なのは水やりです。

 

芝張り後の水やりをしっかりやれば芝はちゃんと根付きます。芝が根付くか枯れてしまうかは、99%はこの芝張り後の水やりにかかっているでしょう。

 

逆に言えば、芝生を張ったあとに水やりをちゃんとしないと枯れてしまう可能性大!!

 

これを肝に銘じて芝生ライフをスタートさせましょう。

 

 

 

 

芝張り後の水やりの方法

芝張り後の水やりですが、目安は芝が根付くまでの3~4週間は毎日たっぷりあげてください。

 

水をあげた芝の上から靴で踏んだ時、ジュワッと染み出てくるくらいにたっぷりあげましょう。

 

水やりの回数は1日1回でOK。できれば午前中の早い時間帯にあげるようにしましょう。

 

 

 

 

目土が減ってきたら補充しましょう

芝張りをしたときに目土入れをしたと思いますが、芝張りをして1か月もたてば目土が減ってくるので補充してあげましょう。

 

 

 

 

 

なぜ目土が減るのか?

芝張りをした時にちゃんと目土入れをしたはずなのに、なぜ目土が少しずつ減るのでしょう?

 

それは、風で少しずつ吹き飛ばされたり、雨や水やりで流されているからです。

 

そして、少しずつ目土が減ってしまうと気が付けば目土が足りず全体が凸凹してしまいます。

 

減った目土を補充してあげることで、凸凹せず平らできれいな芝生が夏にはできるでしょう!

 

 

 

小石も拾っておきましょう

よ~く見ると、けっこう小石って落ちているもんです。見つけたら拾っておきましょう。

 

芝張りをした後っていろいろ気になって芝生をじっくり見るコト多いと思います。そのついでに小石を拾うようにしましょう。小石って拾いだすとキリがないので、見つけたら拾う、くらいの感覚で良いと思います。

 

そこまで神経質になる必要はないですが、目につけば拾っておきましょう。

 

 

 

 

 

 

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小石があると芝刈りの邪魔になる

では、小石がたくさんあるとなぜ良くないのか?

 

芝の成長のジャマになるというのもありますが、それと合わせて、芝刈り機や電動バリカンの刃が小石に当たって刃がかける恐れがあるから、というのもあります。また、小石に刃が当たると、小石が勢いで飛ばされてそれが目に当たるととってもキケン!

 

だから、小石はマメに拾っておくべきなのです。

 

 

 

雑草も抜いておきましょう

芝と芝のすき間から生えてくる雑草は抜いておきましょう。

 

張ったばかりの芝生の中からドンドン雑草が生えてくる、ということはまずありません。

 

生えてくるとしたら芝と芝のすき間から、です。目につけば抜くようにしましょう。小石を拾うついでに雑草も抜く、というくらいでいいでしょう。4~5月はそんなに雑草がニョキニョキ生えることもないはずなのでたいした作業にはならないと思います。

 

 

 

 

芝生の穂を刈る

これもそこまで気にする必要はありませんが、目につけば芝の『穂』も刈っておきましょう。

 

上の写真にある黒くて細長いヤツ、これが芝の穂です。雑草じゃありません。上の写真のように、4月に張ったばかりの新しいにも穂って生えるので、よく見てくださいね。

 

 

 

なぜ、穂を刈った方がいいのか

芝の穂を刈る理由。それは、穂があると見栄えが悪くなるから、そして、穂に栄養を取られて芝自体の成長が鈍くなる原因にもなるからです。

だから芝に穂が付いているのを見つけたらハサミで切ったり手で優しくちぎったりしておきましょう。

 

芝を張って1,2年経つと大量の穂ができますが、その時は電動バリカンで刈るのがおススメです。

参考記事:

芝生の穂は電動バリカンで刈るとスッキリできます!

 

なお、芝はイネ科の植物なので稲や猫じゃらしと一緒で植物として穂をつけるのです。芝の生育が悪いからとか病気だから穂ができる、とかではないのでご安心を!

 

 

 

ある程度、立ち入り禁止にする

可能な範囲でいいので、張りたての芝生内にはあまり立ち入らないようにしましょう。

 

まぁ、個人的にはそこまで神経質になることはないと思っています。立ち入りを完全にシャットアウトするのも難しいですし「ある程度」でイイでしょう。

 

しかし、とくに張りたてホヤホヤの時に芝の上で激しく走り回ると芝がズレることがあります。なぜなら、芝が根付いていないから、ですね。そんな時はできるだけ立ち入り禁止にしておく方が無難だと思います。

 

 

ウチの場合、我が家の子どもと近所のお友達が張りたてホヤホヤの芝の上を走り回っています。芝がズレないか、傷まないか・・・正直なところ、ちょっと心配です。ただ、コロナ騒動でストレスがたまりがちな子どもに対して「庭に入るな!」とも言えないので、グッとこらえています(^^;

 

 

 

芝張り直後にやる必要がないお手入れとは?

『芝張りをした後にやる必要がない手入れ』について見ていきましょう。

 

 

<芝刈り>

芝は張ってすぐにそんなに伸びません。もっと生い茂ってきてから刈りましょう。個人的な目安としては、5㎝を超え出したら刈るべきだと思っています。芝生の醍醐味と言えば芝刈り!という気持ちも分かりますが、間違った芝刈りは芝に大きなダメージを与えてしまいます。芝張りをしてしばらくはそ~っとしておきましょう。

 

 

 

 

<肥料やり>

芝を張ってすぐの時期は肥料を上げる必要もありません。芝を根付かせるために肥料が必要!と思いたくなる気持ちも分かりますが、根付かせるためにいちばん必要なのは水やりです。決して肥料をあげれば根付くというわけではないので注意しましょう。ちなみに、肥料はあげすぎると芝が弱くなってしまうので、しっかり用法用量を守りましょう。

 

 

 

 

<殺虫剤・殺菌剤>

これは私のポリシーみたいなもんでもありますが、できるだけ殺虫剤や殺菌剤はまかないようにしています。とくに、芝を張ってすぐの頃ってそんなに害虫も病気も潜んでいないのです。殺虫剤・殺菌剤をまくのであれば芝を張って2,3年たってからにしたいところです。だって、張りたてホヤホヤの芝生を薬品まみれにするのってイヤじゃないですか?

 

 

 

 

以上、芝張り後にやるべきお手入れとやる必要のないお手入れでした!

 

繰り返しますが、とにもかくにも根付かせることがいちばん大事ですし、根付かせることができれば次のステップに進むことができます。そして、根付かせるためには水やりがいちばん大事!!そのためにも、根付くまでは毎日たっぷりの水やりを頑張って続けましょう!

 

 

参考記事:

芝張りしたその後の経過をご紹介!【1週間ごとに随時更新】

 

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