芝生がだんだん緑色になってくる3月、我が家の芝生にこんな雑草が目立つようになってきましたがあなたの芝生ではいかがでしょうか?
この雑草、「オオアレチノギク」もしくは「ハルジオン」だと思われます。
もう少し成長すればどちかなのか判別がつくのでしょうが、大きくなる前に除去するのでこの段階では分かりません。
我が家ではこれといった雑草対策はあまりしていないのですが、春から夏にかけて芝刈りをこまめにしたり肥料や水をしっかりまいたりすることで密度の高い芝生を作り、雑草の侵入を防ぐことによっての繁殖を抑えることがそこそこできています。
とはいっても、春は芝生にとっても雑草にとっても芽吹きの季節。
2月から3月にかけて2週間くらい雑草取りをしていないだけでこのように雑草が目立つようになってきたのです。
手で引っこ抜くのはそんなに難しくないので一つ一つは簡単に除去できるのですが、わりとたくさん生えていると手作業で取り除くのは一苦労です。そんなときは除草剤を使うことも検討しましょう。
「オオアレチノギク」や「ハルジオン」に効果のある除草剤
この写真ではオオアレチノギクなのかハルジオンなのかわかりませんがいずれにしてもキク科の植物です。
こういった雑草が目立ってきた時に使うべき除草剤は「芝生専用シバキープⅡ粒剤」がおススメです!除草剤の中でもとてもポピュラーで定番中の定番の商品ですね。
この除草剤の特徴は、日本芝(高麗芝、姫高麗芝、野芝など)に生えてくるキク科をはじめとする広葉雑草、さらには根絶がむずかしいクローバーにも効果があります。
逆にイネ科の雑草に対してはやや効果は劣りますし、西洋芝に散布すると芝自体が枯れてしまうので使用厳禁です!使用上の注意をよく見ないと大失敗するのでご注意下さい。
使い方としては、雑草が生える前もしくは生えはじめた頃に散布するのが効果的です。つまり、雑草が大きくなってから慌てて散布するのではなく事前にまいておくことによって雑草が成長したりさらに繁殖するのを防ぐ効果もあるということですね。
薬品の構造上、人やペットへの影響が少なく作られていることもうれしいポイントですね。
キク科の雑草って芝生の中にあると見栄えがかなり悪くなります!
キク科の雑草のイヤなところは少し生えているだけでも目立つことです。
ご覧の通り、「オオアレチノギク」とか「ハルジオン」って芝とまったく姿・形が違うので結構目立つんですよね。この写真の中でも6~7個生えていますが、カンタンに見つけられませんでしょうか?
私の家の近くにガーデニングを趣味とされているお宅があります。そのお宅は庭に芝生を張ってその周りにレンガや植木鉢などを置いて我が家の庭よりもずっとキレイな庭を作っておられますが、この写真と同じような雑草がびっしり生えています。それはもはや手作業で取り除くにはムリなくらいの量なので、そうなるとはやく除草剤を使った方がいいのになぁ、なんて思っています。
なお、キク科の雑草が目立つのに対してイネ科の雑草は芝生の中ではあまり目立ちません。
真ん中に生えているのはおそらく「スズメノカタビラ」です。
このように写真を撮ってどまん中に雑草を持ってくると目立つように感じますが、上から見るとそこまで目立ちません。もちろん、これが大きく成長するとめちゃくちゃ目立ちますしかなり厄介な雑草であることには違いありません。
ただ、これくらいの大きさの時に芝刈りで芝と雑草を一緒に刈ってしまえば除草剤を使わなくてもある程度は対処できますし、除草剤を使用する量はいるだけ少ない方が理想ですね。
なお、スズメノカタビラに関してはこちらの記事をご参考にしてみて下さい。
参考記事:
また、梅雨時の芝生にはキノコが生えることもしょっちゅうです。我が家でも「マシュマロみたいなキノコ」が生えてきてかなりビビったことがあります。マシュマロみたいなキノコの写真と効果もある殺菌剤についての記事も参考にしてみて下さい。
参考記事:
芝生に生えるキノコ、丸くて白いのはホコリタケでした(写真あり)