芝生の張り方はいろいろありますが、私はゼッタイ目地張りをおススメしています。
参考記事:
上の記事でもご紹介しているように、目地張りは芝と芝の間に4~5㎝の間隔をあけて敷き詰めていきます。
つまり、こんな感じですね。
目地張りの芝の敷き詰め方です
これを見ると、
こんな感じで敷くと、芝生が凸凹になるのでは?
このすき間、ちゃんと埋まるの!?
って思う人もいるでしょう。
大丈夫。心配ご無用!
結論からいうと、目地張りで張っても凸凹に芝生にはなりません。
そして、すき間だってしっかり埋まるんです!
目地張りで芝を張ったら、こうなります
4月30日。この日に目地張りをしました。
5月28日。すき間はあり、凸凹しています。
7月1日。場所によってはすでに芝と芝が繋がっています。
この芝生ができあがっていく過程がサイコーに面白い!
7月26日。かなりすき間はなくなっていましたが、まだ凸凹ですね。
9月24日。すき間はゼロに!芝を張った「痕」は残っているのでやや凸凹です。
翌年の5月29日。茶色い芝が残っていますが凸凹はなくなりました。
1年半後の8月25日。目地張りの痕跡なんか皆無です!
結論:目地張りでも凸凹の芝生にはならない!
ということで、
結論❶:芝生を目地張りで張っても凸凹にならない
結論❷:すき間もしっかり埋まる
ただ、完全に平らな芝生になるには1年くらいかかりました。
芝を張ってその年のうちにキレイなまっ平らな芝生を見たいんだ!
という人は『目地張り』ではなく『ベタ張り』を選んでください。
ベタ張りはこんな感じでミッチリ敷き詰めていきます
たしかにベタ張りのほうが完全体の芝生になるのは早いです。
ただ、やっぱり芝と芝の間が埋まっていく過程が目に見える目地張りの方が私はおススメします。
芝生の凸凹を早く解消するコツは「目土入れ」
ただし、目地張りをした時に芝と芝の間にたっぷりと目土(目砂)を入れないと凸凹になる可能性があるので要注意です。
これ、すっごく大事なポイントです。
たとえば、1枚の芝の厚みが5㎝あるとすれば、芝と芝の間に入れる目土も5㎝の高さまで入れるようにしてください。
横から見た時に芝の高さと目土の高さが同じようにすることが大事なのです。
つまり、こんな感じですね。
横から見た時にこのようになるまで目土をたっぷり入れましょう。
たっぷり入れることによって早くすき間や凸凹がなくなるんです。
このときに使う目土・目砂は肥料が入っている芝生専用のモノを選びましょう。
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目土としても床土としても使えます
肥料もしっかり入っていて信頼感がハンパないです。
大事なことなのでもう一度いいますが、
凸凹やすき間を解消するためにも目砂入れってとても大事な作業です。
必ずやりましょうね。
参考記事:
芝生の目土入れの注意点
では最後に目土入れの注意点をご紹介します。それは、
目土は雨や風によってだんだん減っていくので定期的に補充することが大事!
ということです。
芝を張った直後にたっぷりと目土を入れる人はたくさんいます。
ただ、「それっきり」という人もまた多いのです。
放っておくと目土は雨や水やりによって流されたり風で吹き飛ばされたりしてだんだんと減っていきます。
目土が減ってきたなと思ったら目土入れをしてやりましょう。