芝生の生育に欠かせない「日当たり」。
我が家の芝生は日当たりが良好な所にTM9を張り付けて、日当たりがいまいちな所に高麗芝を張り付けています。
「日当たりの良いTM9」と
「日当たりのいまいちな高麗芝」
やっぱり日当たりの良いTM9の方がしっかり育つと思いたくなりますが・・・
少なくても4月の状態だけを比べてみると「日当たりのいまいちな高麗芝」の方が良く育っているんです。
2024年4月初旬のTM9
これが4月初旬のTM9の状態です。
この時期でも一日の日当たりは4時間ほどあり、けっこう日当たりは良い場所に張り付けいていますが、かなり茶色です。
新芽はチラホラ出ています
新芽が出ているので枯れているわけではありませんし、病気や害虫にやられているわけでもありません。4月のスタートダッシュが遅くてまだまだ緑に色づいていないだけです。
2024年4月初旬の高麗芝
で、こちらが同じく2024年4月初旬の高麗芝の状態です。
まだまだ日当たりは悪く、1日のうちでも1時間~2時間ほどしか日は当たりません。
2024年は春先の「低刈り」をしていないため、昨シーズンの枯れ芝がたくさん残っています。それでも緑の新芽がたくさん顔を出しており、生育の速さを感じさせますね。
つまり、日当たりの良いTM9よりも日当たりの悪い高麗芝の方が生育が速い、ということです。なお、今年はどちらの芝生にもまだ肥料は与えていませんので、「肥料の差」というわけではないのです。
成長の差の原因は?
なぜここまで高麗芝とTM9の成長に差があるのか、私には分かりません。成長がはやい高麗芝は土壌をいろいろいじってきたので、その辺で差がついているのかもしれませんが今のところ原因不明ですね。
ただ、成長が遅いTM9も5月~6月になるとかなり緑色になると思いますし、要は夏場に緑色になってくれればいいんです。そして、きれいな状態で秋を迎えて冬までの間に緑をキープしてくれればOK。あせって肥料あげたり水をあげまくったりする必要はないんです。枯れ果てているわけでなければ芝の新芽はしっかりと出てくるので、皆さんも春の芝の調子がイマイチだとしても、アレコレせずにじっと芝の成長を信じて待つようにして見てください。