3月になり茶色く冬枯れしていた芝生がだんだんと緑になっていくのを見ると「そろそろ芝生のお手入れも再開しよう!」と思うことでしょう。
張り切って
「さぁ、今年も芝生のお手入れを始めるぞ!」と思いたいところですが・・・
3月ってどんなお手入れをすればよいのでしょう?
3月は芝生が長い休眠生活を終えて生育期に入り始める頃です。
そこで、まずやるべきお手入れは
肥料やりです。
3月、水やりや芝刈りは不要です
肥料をまいたあとに水やりをすると思いますが、それ以外の水やりは不要!
また、3月は芝自体はそんなに伸びないので芝刈りも不要なのです。
3月でもわりと芝は緑に色づくのでつい張り切ってアレもコレもしたくなるかもしれません。
3月下旬でもこれくらい緑になります
ただ、3月は水やりも芝刈りもやる必要はありません。
しいて言うなら、目土入れくらいはしておいても良いでしょう。
あとは、肥料をまいて水をあげればそれくらいでOKなんです!
ちなみに、3月に肥料をまくというのは液体タイプの肥料ではなく『粒タイプの肥料』をまいてください。
「3月にまき始める」芝生の肥料、おすすめはこちら!
3月にまく肥料は『窒素成分が10%』の粒タイプの肥料をまくと良いです。
また、できれば3月に撒くと推奨されている肥料が良いですよね。
なぜなら、芝生の肥料って何月にどれくらい散布するっていうのが一応決められているからです。
だから、
『窒素成分が10%含まれていて3月に撒くのが推奨されている人気の肥料』をまくというのがこの上ない大正解!ってことになりますね。
そんな都合のいい肥料があるかしら?
しかも、
都合のいいことに、
そして、
この肥料はゴルフ場管理のプロも認める芝生専用の高級肥料。楽天ランキングでも1位を取る常連さん。
何年もの間、週間ランキング1位を取り続けているともなれば、当然口コミの評価だってモノ凄いことに・・・!
ということで、私も100%信頼をして毎年愛用している肥料があります。
それが『バロネス芝生の肥料』。
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高級肥料と謳っている割には、1年間使い続けても実はそんなにコストはかからないんです。
参考記事:
なお、これらの肥料については暖地型芝でも寒地型芝でもまき始めるのは3月となっていますが、それ以降は芝の種類によってまく量やタイミングが少しずつ違うので注意しましょう。
また、肥料によっては4月からまき始めるものもあります。
肥料によって使い方はバラバラですので、注意しましょう。
芝生の肥料は取扱説明書どおりにまきましょう
さて、芝生の肥料は種類に『3月からまく肥料』と『4月からまく肥料』に分かれていることはご理解いただけたかと思います。
では、それってゼッタイ守らなければならないのでしょうか?
少しくらいズレてしまっても問題ないのでしょうか?
正解は
『少しくらいズレても問題なし!』
だと思います。
「3月にバロネス芝生の肥料をまくのを忘れてた!」とか「1か月ずれた!」とか、あると思いますが、多少ズレても問題はないでしょう。
そんなことで枯れるくらい芝生はヤワではありません。ご安心を!
ただ、美しい芝生を作るには「マニュアル」や「正攻法」からいかに離れないか?というのが大事になってきます。初心者であればなおさらで、我流で突き進めば進むほど美しい芝生から遠ざかってしまいます。なので、肥料の使い方についてもできるだけ説明書通りに使う。それが一番です。
補足;肥料の効果的なまき方と工夫
なお、せっかく肥料をまくのならしっかりと効果的に上げたいところ。
そんな時は次のポイントに気を付けてください。
肥料をまく前に芝刈りをする(特に夏場)
肥料をまいたあとはたっぷり水やりをする(季節に関係なく)
粒タイプの肥料と液体タイプの肥料の両方をつかう
肥料をまくときですが、しっかり地面まで肥料が届いて効果を発揮できるよう芝刈りを事前にしておくようにしましょう。
想像して欲しいのですが、芝の長さが仮に10㎝もあるところに肥料をまいても長い芝の真ん中あたりに肥料が引っかかって地面まで届かない可能性がありますよね?
そうなると肥料の効果が十分に発揮されないばかりかその状態で太陽が照り付けると肥料焼けを起こす可能性すらあります。
そうならないよう、特に夏場はしっかりと芝刈りをして芝の長さを3,4㎝以下にしてから肥料をまくようにしてください。
その状態でたっぷりと水まきもしてあげるとしっかりと地面まで肥料が届きしっかりと吸収されていくでしょう。
※ちなみに、粒タイプの肥料をあげたあとにたっぷり水やりしてもすぐに溶けて消えるわけではありません。数日間は芝生の上に肥料の粒々が残るでしょうが問題ありません。
また、肥料を上げるときは本日ご紹介したような粒タイプの肥料とともに液体タイプの肥料も買うことをおススメします。
粒タイプの肥料は即効性はありませんが効果が長期間続きます。対する液体タイプの肥料は効果の持続性はありませんが即効性があります。
そういう特徴を考えて、私は「粒タイプの肥料でベースを築き、トラブルが発生したり早く元気をあげたい時は液体タイプの肥料をまく」というやり方をする。だから粒タイプと液体タイプの2種類を常備しておくのです。
参考記事:
芝生が傷んだ時に使う肥料、おすすめはハイポネックス芝生の液肥
このように工夫をしながら肥料やりをしてくと芝生のお手入れもグッと楽しくなるでしょう。