「芝生の肥料ってどれも大差ないんでしょ?」って思う人、おられると思います。
「テキトーに売れ筋の肥料を選んでおけばいいよ」って思う人もおられるでしょう。
たしかに芝生の肥料は数えきれないくらい発売されています。
ただ、芝生の肥料って種類によっては独特のニオイがするものもあります。
また、毎月まかなければならない肥料もあれば2か月に1回の散布でOKなものだってあります。
リーズナブルで初心者におススメな肥料だってありますしプロ仕様のものもあります。
費用もピンキリなので、テキトーに選んだ結果かなり割高になってしまうこともあります。
そうです、芝生の肥料はどれも同じではないのです。
そこで、本日は芝生の肥料のおすすめできるものを徹底比較しましたので、じっくりと読んであなたのお気に入りを見つけて下さい!
芝生の肥料を徹底比較!
そこで、芝生の肥料にはどんなものがあってどんな特徴があるのかまとめてみました。
ご参考になれば幸いです。
※いずれも庭全体に与える量ではありませんのでご注意ください。
※順不同で紹介しています。また、価格は参考程度にして下さい。
まきやすい!芝生の肥料
※暖地型芝の場合(1坪あたりの散布量)
◆窒素ーリン酸ーカリウムの割合
8-8-8
◆特徴
他の肥料と比べても特に粒が小さいのでしっかり芝と芝の間に入りこみ高い効果が期待できる
芝生の肥料独特のニオイはありません
◆お値段
5kgで1296円
◆年間で使う量と費用(芝生面積が5坪の場合)
使用量:9500g
費用:2280円
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FIELDWOODS 芝生の肥料
※暖地型芝の場合(1㎡あたりの散布量)
※寒地型芝の場合(1㎡あたりの散布量)
◆窒素ーリン酸ーカリウムの割合
8-8-8
◆特徴
安価なので肥料を試してみたい芝生初心者に最適!
肥料成分がバランスよく含まれているのであげ過ぎても肥料焼けしにくい
即効性の化成肥料と、遅効性の有機肥料のダブルの効果
独特のニオイあり
◆お値段
5kgで2280円
◆年間で使う量と費用(芝生面積が5坪の場合)
※暖地型芝生の場合
使用量:4125g
費用:1880円
※寒地型芝生の場合
使用量:4455g
費用:2030円
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バロネス芝生の肥料
※暖地型芝の場合
※寒地型芝の場合
◆窒素ーリン酸ーカリウムの割合
10-10-10
◆特徴
楽天ランキング一位の常連!超売れ筋の芝生肥料
ゴルフ場も太鼓判!?ゴルフ場の「フェアウェイ」でも使われているというまさにプロ御用達の一流の肥料
ニオイなし
ネットの口コミを見ていてもかなりの高評価です。その分やや値段はしますがそれでもしっかりとした効果を出したいのであればこの肥料はかなりおススメできると思います。(ちなみに私も毎年愛用しています。効果はGOOD!です)。一袋当たり2700円なのでややお高い印象があるかもしれませんが、実際に使う量はそこまで多くないので実は決して高い肥料ではないのです!
◆お値段
5kgで2700円
◆年間で使う量と費用(芝生面積が5坪の場合)
※暖地型芝生の場合
使用量:3300g
費用:1782円
※寒地型芝生の場合
使用量:2970g
費用:1603円
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バーディーラッシュSi(注:Siは「ケイ酸」です)
※暖地型芝の場合
※寒地型芝の場合
◆窒素ーリン酸ーカリウムの割合
20-8-12(かなりの高配合!)
◆特徴
上記の「バロネス芝生の肥料」と同じ会社が販売
ゴルフ場の芝のために開発された高級液体肥料
表皮細胞を強くして病気・害虫・干ばつ・暑さに負けない芝生を作る
ケイ素は芝生自体を元気にするサプリメント!
安くはありませんが、その分、効果はしっかりとあります
◆お値段
1kgで3564円
◆年間で使う量と費用(芝生面積が5坪)
※暖地型芝生の場合(1か月間で12gを散布したとして計算)
使用量:1188g
費用:3920円
※寒地型芝生の場合(1か月間で8gを散布したとして計算)
使用量:792g
費用:2613円
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バーディーエース
※暖地型芝の場合
※寒地型芝の場合
◆特徴
ゴルフ場のために作られたプロ御用達の肥料
野球場などのスポーツターフにも使われており、グリーンキーパーからも高い評価を得ている優れもの
小さな粒タイプのため芝と芝の間に入りやすいので肥料焼けも起こしにくく芝生に効果をしっかり届けることができる
効果も早くから効いて、なおかつ持続力もある
「高いから失敗したらどうしよう・・・」という人のために、購入しやすいよう2kg~10kgの小分け販売あり!
◆窒素ーリン酸ーカリウムの割合
7-10-10
◆お値段
2kgで825円
◆年間で使う量と費用(芝生面積が5坪)
※暖地型芝生の場合
使用量:2640g
費用:1089円
※寒地型芝生の場合
使用量:2970g
費用:1225円
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スーパーグリーンフード
※病害予防のために使う場合
春と秋にそれぞれ1回ずつ
1㎡あたり50g~100gが目安
より効果が欲しい時は1㎡あたり100g~200gでも可
※病害発生時の対策として使う場合
1㎡あたり100g~200gを全体的に散布する
◆窒素ーリン酸ーカリウムの割合
2.5ー2.0ー0.8
◆特徴
どちらかと言うと病害虫やトラブルなどが発生したときの芝生活性・芝生修復・ムラ解消などに良い肥料
ニオイあり
◆お値段
5kgで1580円
◆年間で使う量と費用(芝生面積が5坪)
※病害予防で使う場合(1㎡あたり50g散布したとして計算)
使用量:1650g
費用:488円
※病害発生時に使う場合(1㎡あたり100gを年2回散布したとして計算)
使用量:3300g
費用:976円
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芝生の肥料552
芝生の生育期、2か月に1回を目安に1㎡あたり30gまく
真夏は暑いので肥料やりはお休みする
◆窒素ーリン酸ーカリウムの割合
15-15-12(かなりの高配合!)
◆特徴
芝生業者さんが使うプロ御用達の肥料!
効きが早くて良くて長持ちする
楽天ショップを見たところ、化成肥料では売上ランキング第一位!とのこと
◆お値段
5kgで1058円(コスパが良い)
◆年間で使う量と費用(芝生面積が5坪)
使用量:1980g
費用:388円
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ハイポネックス芝生の肥料
◆窒素ーリン酸ーカリウムの割合
9-4-4
◆特徴
密度の高く、濃い緑の芝生に仕上げる効果があり、即効性も期待できる
土の改良効果にも優れており健康な根っこを作る
マグネシウム、ケイ酸、カルシウム、鉄、イオウをバランスよく配合
腐植酸配合で土の団粒化を促進し、土の中の栄養分の吸収をよくする
ちなみに、私が愛用しているのは同じハイポネックスでも液体肥料の方、「ハイポネックス芝生の液肥」です。確かに即効性はあり、本当に1週間で緑が濃くなるのでその即効性にはかなり感動します。効果が実感できるって凄いですよね。
◆お値段
500gで478円
◆年間で使う量と費用(芝生面積が5坪)
使用量:2310g
費用:2208円
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芝ドクターG
※暖地型芝の場合
施肥と施肥の間は2週間あけて下さい
※寒地型芝の場合
施肥と施肥の間は2週間はあけて下さい
◆特徴
カルシウム、ケイ酸などを配合→丈夫な芝生が生育できる
アミノ酸を配合→葉を鮮やかな若草色にする
全国のゴルフ場でも使用されてその効果は実証済み
土壌微生物を活性化させ踏まれて固くなった芝の土を柔らかくして根張りをよくする効果もあり
子どもや犬が遊んでも安心な品質保証!
◆窒素ーリン酸ーカリウムの割合
4-4-3
◆お値段
4kgで1452円
◆年間で使う量と費用(芝生面積が5坪)
※暖地型芝生の場合
使用量:7425g
費用:3568円
※寒地型芝生の場合
使用量:8250g
費用:3964円
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メネデール液体肥料
生育中に月に2回~3回、500倍~1000倍に希釈したものを1㎡あたり2リットル~3リットルをジョウロなどで散布する
(薄めにしたものを回数をたくさん与えるのがコツ!)
◆特徴
栄養素として、窒素ーリン酸ーカリウムのほかに鉄などの活力素をバランス良く配合している
窒素と鉄を強化しているので葉色を良くする効果が特に期待できる
液体肥料なので肥料焼けの心配がない
◆窒素ーリン酸ーカリウムの割合
7-5-5(+鉄)
◆お値段
1リットル663円
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芝生の肥料はどれも同じではない
一通り見てきましたが、とにかく種類が豊富ですね!
実はニオイがして住宅地での使用には向かなかった、とか
年間の使用量と費用が意外と高かった、とか
ゴルフ場でも使われている高級肥料にするべきだった、とか
買ってから後悔はしたくないのでじっくりと比較してから買うようにしましょう!
あくまでも私個人の意見ですがまとめると次のようになります。
<私見>
●液体肥料と粒タイプの肥料の両方を持っておくべき
●やっぱり芝生はキレイな緑色をしていて欲しいので「葉色を良くする」とか「濃い緑色にする」といううたい文句の肥料は欲しい。
→真夏を過ぎて芝生が白っぽくなるのが我が家の悩みです
●個人的に気になっているのは「バーディーラッシュSi」と「芝ドクターG」
→安くないですが、高いなりにそれなりの素晴らしい効果があるのではないか?と期待しています。(単純でしょうか??)
各家庭の悩みやニーズにあった肥料を見つけていくのも楽しいですよね。
あなたもぜひ「愛用の肥料」を見つけて下さい。
きっと芝生のお手入れがもっと楽しくなると思います!