本格的な芝生シーズンが始まろうとしている2024年3月下旬ですが・・・
まだ芝の新芽がでてきません。
2024年3月20日
日当たり良好なところに張り付けているTM9は未だこんな感じ。春の訪れは全く感じませんね。
地面に接写してもこんな感じ
チラホラ見えている緑の芝は昨年の芝で、今年の春に出てきた新芽ではありません。
例年であれば「春分の日」あたりは本格的な芝生管理を始めようと思う頃で、肥料をまいたり芝生を張り替えたりアレやコレやと忙しくしています。が、今年は暖冬だったわりには3月になっても寒い日や雨の日が続いているため、なかなか芝生活動が思うようにできていないのです。
3月21日なんてこんなことになりました
2023年度は暖冬だったので芝生が早く育ち始めるかなぁ~なんて思っていましたが、今のところ期待外れです。では、芝生の成長を促進させるためにはどんな対策があるのでしょうか?
芝を成長させる対策は?
今年はまず液体肥料を散布することにしました。
王道の液体肥料、ハイポネックス!
昨シーズンはあまり化成肥料を使っていなかったのですが、化成肥料を使わず有機肥料ばかり使っていると三大栄養素の「窒素」「リン」「カリウム」がだんだん乏しくなってくるので、今年は去年の方針とはうって変わって化成肥料をしっかり適切に使おうと思います。
なので、まずは液体肥料を投入します。
液肥は使い過ぎに注意!
肥料全般に言えることですが、液体肥料も使い過ぎには注意です。
化成肥料をたくさん使い過ぎると病弱な芝生になってしまいます。梅雨時に病気にならないためにも使い過ぎないのがコツ。頻度・量ともに、あくまでも適切な範囲内で使いましょう。今年は春先に使うのと梅雨明け後の夏真っ盛りの時に使いたいと思います。
肥料以外は今は保留で
他にも「サッチング」「低刈り」「根切り」なども春にする手入れですが、3月は控えておきます。もう少し暖かくなってきて芝生に元気が出てきてからやりたいと思います。
春なのではやく緑色の芝生を見たいところですが、焦りは禁物。春にこの手入れをしなければ成長しない!新芽が出てこない!なんてことはありません。まずはじっくりと芝生の様子を見ながら春の手入れをしていきます。