ゴルフをする人は一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
「ゴルフ場のグリーンの芝ってなんで冬でも茶色く枯れないの?」
冬でもきれいな緑のグリーン
私もかれこれ10年以上ゴルフをしていますが、ゴルフ場のグリーンが冬でも緑色をしているのは「そういう品種の芝を使っているから」だと思っていました。
ただ、それは間違い。正しくは
「着色剤を使っているから」
なのです。知っていました??
芝は冬枯れしてしまいます
芝は冬は枯れる運命にあります。
これは仕方ありません。
日本でもっとも人気の高麗芝などの暖地型芝であれば茶色く枯れます。
夏はこんなにキレイな芝生でも、
冬になればこの通り!
また、寒地型芝でも白っぽくなったり黄色くなったり淡い色になります。
それはそれで季節感がありますし、わたしは決して嫌いではありません。
しかし、何となく物悲しい気持ちになるのも間違いありません。
何より茶色の庭って殺風景!
かと言って人工芝で不自然な緑のじゅうたんにするのもイマイチ・・・
そんな人は、芝生専用の着色剤を使ってみてはいかがでしょうか?
ぶっちゃけ、そんな魔法みたいなアイテムがあるとは知りませんでした。
ゴルフ場もこれ使ってるのかしら?
芝生専用の着色剤「Kアイグリーン」
芝生専門店のバロネス社から発売されている『Kアイグリーン』を使えば冬でも緑の芝生を気軽に楽しむことができます。
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着色するって聞くと
絵の具みたいなベっタベタのヤツでベッタリと色を付けて、結果、ムラありまくりの残念な仕上がりになってしまう・・・
なんて想像していませんか!?
それ、完全に間違いです!
これは絵の具を使うわけでもペンキで塗っていくわけでもありません。
ベッタベタのドッロドロになったりもしませんし、雨で溶けて緑色が流れ出たりもしないのです。
だって、実際に緑色に着色しているゴルフ場のグリーンがそんなことになったら大変ですから。
「Kアイグリーン」の上手な使い方
この「Kアイグリーン」は50倍に希釈して専用の噴霧器を使って散布します。
芝生に着色するって聞くとむずかしそうですが、噴霧器があるので安心です。
ポイントは、
噴霧器でいろんな角度から噴霧すること、ですね!
そうすることで、芝の葉の裏面にも色が付くので自然な色合いでムラのない仕上がりになります。
また、Kアイグリーンは1kg入りですが、3回に分けで使うのも大事なポイント!
1回目は10月下旬~11月上旬に散布して2回目は12月上旬に散布、で、3回目は1月上旬~中旬に散布するとよりキレイで鮮やかな緑色になります。
商品のレビューを読んでいると、
「簡単に使えて自然な緑色になる」
という声が多いですね。
また、他の着色剤を使ったが色合いが悪く、しかも噴霧器がすぐに目詰まりを起こしてしまい散々だった、というレビューもありました。
バロネスの商品は決して安くはないと思いますが、それでも品質は確かなものがありますので信頼度はかなり高いでしょう!
Kアイグリーンは芝を緑色にするだけじゃないんです
しかもこの『Kアイグリーン』、単なる着色剤ではありません。
「冬でも緑になってよかったネ」だけじゃないんです!
Kアイグリーンを使うことによって
❶秋枯れ時期が遅くなり芝生の発根を促進することで春の芽吹き時期が早まるという嬉しい効果がある
❷熱の吸収効率が良く、地温が上昇することで雪や霜をはやく溶かし、芝生を寒害から守ることもできる
そんな効果もあるのです・・・
単なる着色剤じゃなかったんですね。
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なお、
うまく緑色にならない時は「展着剤」も一緒に使うと良いそうです。
たまに、噴霧器で散布すると希釈液が水滴になって芝生に付着して色むらができることがあるそうです。そんなとき、展着剤を一緒に使うと効果がUPするので、うまくいかないときは試してみてください。
芝生が広ければ着色剤の効果が映えます
この着色剤は特に広い芝生をお持ちの方におすすめできます。
つまり、
2坪の芝生が冬に茶色く枯れていてもそこまで殺風景にはなりません。
しかし、
20坪の芝生が冬に茶色く枯れているとかなり殺風景になります!
20坪の芝生が冬でも緑!
と
2坪の芝生が冬でも緑!
では、見栄えがぜんぜん違う、ということですね。
だから、芝生の面積が広い人に『Kアイグリーン』をおすすめします!