6月に入り、我が家の芝生は一気に成長スピードがあがってきました。
ハゲていたところに芝が生えてきたり、薄い緑色だった芝が濃い緑色になってきたり・・・!
6月は梅雨シーズンではありますが、ここで手入れをサボると芝生は台無しになります。しっかりと芝生の手入れをしておきましょう。そして、夏にはバッチリきれいな芝生を作り上げたいですね。
さて、そんな6月の芝生の手入れの中で、芝刈り・水やりについて私が気を付けていることをご紹介したいと思います。
6月の芝刈りで気を付けるコト
6月の芝刈りで私が気を付けていることは2つあります。
きれいな芝生作りの陰に芝刈りあり!
それくらい芝刈りって大事なんです。ということで、さっそく芝刈りの注意ポイントをご紹介しましょう。
❶刈れる時にしっかり刈る!
6月。私は仕事が休みで雨が降っていない日には必ず芝刈りをします。
そう、刈れる時に刈る!
これが私が気を付けているポイントの1つ目です。単純ですが。
なぜなら、6月の芝は思っている以上に伸びるので、2,3週間も放っておくとヤバいくらいに伸び放題になります。伸び放題になった芝を芝刈り機で刈るのって意外と難しく軸刈りになってしまいがち。最悪の時は軸刈りのせいで大事な芝生が台無しになります・・・。
そうならないためにも、1週間に1回のペース。せめて2週間に1回の頻度で芝刈りをしましょう。
5㎝くらいの丈の芝
2.0㎝の刈り高に設定して刈った後
たっぷり刈れて気持ちイイ!!
芝の丈が5㎝くらいになる前に刈り高2.0㎝に設定して刈る。これが私の目安です。
❷バリカンを駆使する
6月に芝刈りをする時、私は芝刈り機だけでなく芝生用バリカンも使います。
芝刈り機とバリカンの併用作戦!
これが2つ目のポイントですね。
芝刈り機ではなくあえてバリカンを使うのは、特に低く刈りたいところを刈る時、です。具体的には日当たりが悪いところの芝を低刈りするときにバリカンを使っています。
木の下の芝生は日当たりが悪い!
上の写真のように木陰になっているところは日当たりが一日を通して悪いんですが、こういう所の芝を刈るとき、バリカンを使って限界まで低く刈ります。
では、日当たりが悪いところの芝を低く刈る理由は何なのか?
それは、
日当たりや風通しが悪い芝は病気になりやすいので、できるだけ短く刈って風通しを良くしておきたいからです。
日当たりが悪いと言ってもそこそこ芝って成長するんですよね。しっかりと上に伸びます。ただ、芝の葉を伸ばしたままだとボサボサになり風通しが悪くなります。そして、おまけに6月は雨がたくさん降るのでジメジメしがち。で、さらに木陰で日当たりが悪い。となると、病気になるリスクが一気に高まるのです。
木の下の芝生が、ある日、急に茶色く枯れてしまった写真がコチラ。
張ったばかりの芝なのに、部分的に枯れてきたのはおそらく病気のせいでしょう。日当たり・風通しが悪くジメジメが続いたせいで病気になったのだと思います。
アップで見ると、こんな感じ
手に取って見るとこんな感じ。あきらかに芝の葉が茶色く枯れていますね。
上の枯れた芝生が生えているのはバッチリ木陰になっているところです。枯れた原因って、たぶん日当たりの悪さと風通しの悪さだと思うんですよね。かと言って、日当たりや風通しをいきなり改善するのは不可能なので、せめて芝の長さだけでもしっかり短くしておきたい。しかし、芝刈り機で限界まで低く刈ろうとするとたいてい軸刈りになってしまう。
そこで、刈り高の微調整がしやすいバリカンが大活躍するのです!
バリカンで限界まで低く刈る!
低く刈ることで少しでも風通しを良くして、芝生が病気になるリスクをおさえている。これが雨が多い6月の芝刈りで気を付けているポイント2つ目ですね。
ちなみに、バリカンは壁際や芝生のエッジを刈る時にも大活躍します。きれいな芝生を作りたいと思うのであれば、芝刈り機だけではムリだと思います。ぜひ芝刈り機も1台用意しておくことをおすすめします。
|
芝刈りってとても大事な手入れ。
上手にすれば密度の高いきれいな芝生ができあがります。が、失敗すれば枯れたり茶色くなったりする原因にもなるので要注意。
6月は雨が続きますが、梅雨の合間をみつけてこまめに刈りましょう。
ちなみに、芝生が部分的に枯れた原因は「カーブラリア葉枯病」かもしれません。雨が多い季節に急に芝生が褐色になって枯れだしたら「カーブラリア葉枯病」を疑いましょう。
参考記事:
芝生が6月に茶色くなるのは「カーブラリア葉枯病」という病気でした
6月の芝生の水やり、やり過ぎに注意
芝生に水やりをする時も注意することがあります。
それは、水のやり過ぎに注意する、です。
具体的に言うと、日当たりがいい芝生には水やりはしますが、日当たりが悪い芝生には最低限しか水やりをしない。
そういう水やりをしています。
私の経験上、日当たりがいい芝生に水やりをしまくっても根が腐るなんてことはありません。ましてや、水たまりになるなんてことはまずありませんね。もしそんなことが起こればそもそも土壌が悪いのでしょう。だから、日当たりがいいところには6月であっても雨が3,4日降らなければしっかり水やりをします。
ただ、日当たりがいい芝生もあれば日当たりが悪い芝生もあるのではないでしょうか?
我が家もブロック塀のそばなどは6月と言えど1日の日照時間は3時間ほど。決してよくありません。木の下の芝生であればさらに日照時間は短くなります。そういう日が当たりにくい芝生には6月はあまり水やりをしない。それでOKだと思います。
だって6月は雨も降りますしそこまで暑くもないので、水不足で枯れるリスクは低いのです。だから、場所によっては水やりの量を変える!これが私が6月の芝生の水やりで気を付けているポイントです。
ちなみに、芝生が水不足になってきた時のサインですが、いつもはピンっと上を向いている芝の葉の先端がやや茶色くなって丸くなっている時が水不足のサインです。そうなっていれば水やりをしましょう。
いかがでしたか?
・芝は刈れる日には必ず刈る
・日当たりが悪い芝生は低く刈る
・場所によって水やりの量を変える
この3つが、6月の芝生の手入れで特に私が気を付けているポイントです。ご参考になれば幸いです。