とある10月の土日。
福井県福井市の『鮎川園地キャンプ場』に行ってきました。
たぶん、そこまで有名なキャンプ場ではありません。
設備がバッチリ整っているというわけでもありません。
北陸自動車道を降りてからもわりと時間はかかります。
でも、めっちゃくちゃ人気なんです。
なぜそんなに人気があるのかをご紹介していきたいと思います。
鮎川園地キャンプ場とは?
それでは鮎川園地キャンプ場についてご紹介していきます。
いいところもイマイチなところも、すべてホンネで書いていきます。
アクセス、決して良好ではない
まず、アクセスです。
私が住んでいる関西からだと名神高速道路~北陸自動車道へと進み、敦賀I.C.でおります。
で、そこからたっぷり1時間以上かかります。
関西からだと決して近い距離ではありません。
予約不要の早いモン勝ち
つぎに、キャンプ場の予約方法です。
ここは、区画を予約するというシステムではなく、早いモン勝ちです。
フリーサイトなので、空いているところを見つけて先着順でそこにテントを張る、というシステムです。
もちろん、数に限りはあります。いっぱいになってしまえばその時点でキャンプ場を利用することは不可となるわけですね。
ちなみに、私が行った10月の土日は3連休などではないフツーの土日でしたが・・・利用客でパンパンでした。管理人さんも「こんなに混むことは少ないんですが・・・どうしたんでしょうね??」とうれしい悲鳴の困惑気味でした。
今回はキャンプ仲間が金曜日の夕方から抑えておいてくれたおかげで余裕で場所の確保ができましたが、土曜日の昼頃に現地に到着していようもんなら入れなかったのでは・・・?と思うくらいの大盛況ぶり!!
料金は激安!
で、気になるお値段ですが・・・
家族三人、一泊二日で2000円でした。
え、うそ?
2000円?
そんなんでいいの?
って思いました。
たった2000円なのに、めっちゃくちゃ楽しめて家族の思い出を作ることができるんです。これ、かなり大きな魅力だと思います!
鮎川園地キャンプ場の短所
もちろんいいところもあればイマイチなところもあります。
最大の短所、それは「駐車場」です。
この鮎川園地は駐車場が少ない。
これが唯一にして最大の短所です。
駐車場も早いモン勝ちなので、取り合いになったり接触事故を起こしそうになったりしているところを見ました。これは仕方ないんですが最大の短所ですね。
200m離れたところにも駐車場はありますが、トップシーズンはここも満車になるくらい混みます。そこがちょっと辛いですね・・・
以上が鮎川園地キャンプ場の基本情報です。では次に、こんなところが楽しかった!についてご紹介します。
鮎川園地キャンプ場の楽しみ方
もちろん、キャンプ場の楽しみ方は人それぞれ。押しつけがましいのはNG。
あくまでも楽しみ方の一例としてご覧くださいね。
松の木が生い茂るキャンプ場
鮎川園地キャンプ場はそんなに広いキャンプ場ではありません。
どちらかというと、こじんまりとしています。
キャンプ場内の道も広くないので、ローラースケートで走り回っている子どもはほとんどいませんでした。広い芝生でボール遊び、もなかなかできないと思います。
松の木が生い茂り、場所によっては狭い芝生が点在している、そんな感じです。
たき火は直火は禁止なので、焚き火台などを使いましょう。また、松の木がたくさんあるので、子どもと一緒に行った時は松ぼっくり広いや松の枝を拾ってたき火の燃料にするとよいでしょう。
こうやって木があると、何がいいのか?それは、BBQをしていてもトンビに襲われる心配がない、ということですね。
せっかく肉を焼いているのに、上からトンビに襲われて恐い思いをすることがありますよね。そんな心配が払しょくされるので、こうやって木があるとと~っても安心できます。
キャンプ場の隣は、海
鮎川園地キャンプ場は、海沿いにあります。
山があって、片側1車線の道路があって、キャンプ場があって、すぐ海!
そんなロケーションです。
海がすぐソコ。
これが最大のポイントだと個人的には思っています。
キャンプ場方面から見ると・・・
すぐそこが海。
海から後ろを振り返ると、
キャンプ場!
だから、キャンプの合間に海で遊べちゃうんです。カニ、魚、貝などが普通にいるので、子どもからすれば最高だと思います。
晴れたらこんなに青くなります。子どもって、やっぱり自然の中で外遊びしている時がいちばんテンションあがりますね。
夕陽が絶景!
海沿いなので、夕陽がめっちゃくちゃキレイに見えます。
陽が沈むころは大勢の人がスマホ片手に写真を撮りまくり!
きれいな夕陽を見ながらお酒を飲んだり食事を楽しんだり、読書をする人、ぼーっとする人、まったりするカップルなど、それぞれがそれぞれの楽しみ方をしていてすごくいい時間です。
写真を撮るのがヘタくそなので、実際の夕陽はこの50倍キレイだと思ってください。
釣りの穴場、あります
キャンプ場のすぐそばでも釣りはできますが、キャンプ場から車で5分ほど離れたところにある『長橋漁港』は釣りの穴場です。
道路を走っていると見落としてしまうようなところですが、漁港から海の中を少し除くだけで魚がウヨウヨ泳いでいるのがわかります。
30年ぶりに釣りをやった私が1時間でフグ4匹とカワハギ1匹を釣ったくらいです。
生まれて初めて釣りに挑戦した7歳の息子が10分でフグ1匹を釣ったくらいです!
釣りが楽し過ぎて「ハマるかも」と思った瞬間でした。
芝政ワールドもあります
キャンプ場から45分程車を走らせたところに「芝政ワールド」があります。
これは巨大なプールと芝生の公園が有名なちょっとしたテーマパークです。
「ちょっとした」と言いましたが、プールは関西からも大挙して押し寄せるほど人気ですし、とにかくキレイに整備された芝生で遊んだりオートキャンプができたりと、大人も子どもも家族連れも楽しめるかなり万能なテーマパーク。
ちなみに、ここの芝生。
びっくりするくらい広くてキレイ!
キモチのいい季節に行くと最高に癒されること間違いナシ!
夏に鮎川園地キャンプ場に来た時は芝政ワールドに寄るとまた違う楽しみ方ができると思います!
帰路も気持ちイイ!
鮎川園地キャンプ場の楽しみはこれだけではありません。
まだまだ楽しめますよ!
周りは温泉が多い
鮎川園地キャンプ場を思いっきり満喫した後は温泉にいきましょう。
キャンプ場から車で10分くらいのところに温泉があります。
北上しても南下しても温泉があるので、どちら方面から来た人でも温泉を通ります。
ちなみに、私は関西方面に帰るんですが(つまり南下する)、いつも『漁火』という温泉に入ります。海のすぐそばにあるので眺めは最高です!
帰路は絶景がつづく
温泉でほっこりしたあとは敦賀I.C.を目指して帰ります。
この帰り道ですが、右手は山、左手はひたすら海の絶景がず~っと続きます。
空気が澄んでいるので、天気の良い日はダイナミックな山とキラキラ光る海に挟まれて帰ることになります。
うっとりし過ぎて事故りそうなくらい。
こんなにたっぷり遊んでもキャンプした後って神経が刺激されて眠くならないから不思議ですよね。アウトドアが好きな人は後悔させません。ぜひ一度、訪れてみてください!
ちなみに、私は2か月連続で行きました。