除草剤には「芝生に使える除草剤」と「芝生で使ってはいけない除草剤」があります。
芝生で使ってはいけない除草剤をまくと芝生が枯れるのでゼッタイに使用禁止なのです。
ただ、残念ながら芝生専用の除草剤でも肝心の芝生が枯れることは十分あり得るのです。
除草剤って雑草だけでなく芝生まで枯れるの!?
除草剤は注意書きが非常にたくさんあるのでそれをしっかりと守らなければなりません。
私は
「肥料を全然あげていない軟弱な状態の芝生に除草剤をまいたら枯れてしまった」
という経験をしたので、その過程と復活させるために使ったおすすめ肥料をご紹介します。
まだらに枯れた芝生の写真をご紹介
高麗芝を育てている我が家では7月初旬に除草剤をまきました。散布するにあたって
もちろん高麗芝に使える除草剤を選ぶ
暑過ぎない日に散布する
ちゃんと用量を守る
これらの注意点をしっかりと守って高麗芝用の除草剤を散布したはずなのに、散布して5日後くらいからだんだん芝生がまだら模様に枯れてきてしまったのです。
※除草剤を散布して5日後。なんだか枯れているような・・
このときはまだ「肥料が足りないからまだら模様に成長しているだけかな?」なんてのんきなことを思っていました。
しかし、この5日後の写真が次の通りです。まだら模様がより一層くっきりとなってしまったので成長にムラがあるだけでは済まされないような気がします。
※除草剤を散布して10日後、まだら模様がくっきり。ひょっとして枯れてる?!
除草剤で芝生が枯れた原因は「栄養不足」
では、除草剤の散布にあたって何が悪かったのでしょうか?その原因は
肥春になってから7月まで肥料を全然与えていなかった栄養不足の状態で除草剤を散布したのが良くなかったことだと思われます。
除草剤ってそもそも雑草(=植物)を枯らせる薬品なので、100%安全というわけではありません。
過信し過ぎると大事な芝生がこのようなことになってしまうので使用する時は十分ちゅいしましょう。
もちろん、肥料をしっかりと与えていればそれだけで大丈夫!というわけではありません。
除草剤はじつはかなりたくさんの使用上の注意があるので、使うときは本当にすべて守った上で使う必要があるのです。
芝生がまだらに枯れたとき復活させるのにおすすめの肥料はコチラ!
このようにダメージを受けてしまった芝生を復活させるときは即効性のある肥料、つまり「液体肥料」を使うのがおすすめです。
私が必ず常備しているのは「ハイポネックス芝生の液肥」です。
なにが素晴らしいかというと「安くて効果が高い」これに尽きます。
粒タイプの肥料は2か月に1回くらいしか散布しませんが、液体肥料は1か月に2回~4回ほどまくことが多いのですが、それだけに即効性を期待しますよね?
その点については「ハイポネックス芝生の液肥」は問題ありませんし1本が700円くらいなのでコスパが最強です。
また、液体肥料ではありませんが傷んだ芝の修復に効果が高いと謳われている肥料は「スーパーグリーンフード」です。
これは微生物や有機肥料が配合されており、ダメージ回復のためにつかわれるだけでなく、芝張り後の活着向上や病害虫予防にも使われる優れモノ。
何らかの原因で芝生が傷んでしまうことって結構あります。そんなときの対策としてこちらでご紹介したような肥料を常備しておくと非常に重宝するのでお気に入りの一品を探してみましょう!
芝生が枯れた原因が除草剤だと断言できる理由
さて、ここでふと疑問がわきます。
「そもそも本当に除草剤が原因なのか?じつは病気や害虫が原因だったのでは?」
なぜこのように思うかというと、枯れた原因を特定するのは簡単なことではないのです。ひょっとしたらいくつもの原因が重なっている可能性だってあるのです。
ただし、今回に限っては除草剤が原因だったと断言できます。
その理由は、除草剤を散布した場所としていない場所でご覧のような差があるからです。
※赤線の左側が散布していない箇所、右側が散布した箇所
実は、芝生の面積のわりに小さいサイズの除草剤を買ってしまい、散布している途中で除草剤がなくなってしまったのです。上の赤線の右側までは散布できましたが、赤線より左側は除草剤をまいていないのです。その結果、この差!これを見る限り、除草剤を散布した場所はまだら模様になっているのに散布していない場所はある程度の緑をキープできているので、「原因は除草剤」と断言してもいいのではないでしょうか。
除草剤はあくまでも薬品です。しっかり注意書きを読んで慎重に使っていきましょう!