某月某日。
福井県大野市の山奥にあるキャンプ場の『摩耶姫湖青少年旅行村』に行ってきました。
いろんな口コミサイトでも紹介されている通り、このキャンプ場はとにかく広い!!
私たちが利用したオートサイトは広々していますし、フリーサイトなんてとにかく広い。そして、真ん中にある芝生広場もめちゃくちゃ広い!
この芝生で思いっきり遊べます
私が今まで行ってきたキャンプ場の中で敷地面積が一番広いキャンプ場でした。
そんな『摩耶姫湖青少年旅行村』の体験レポートをまとめてみました。
かなり山奥にあります
『摩耶姫湖青少年旅行村』ですが、福井県大野市の山奥にあります。
最寄りの北陸自動車の福井I.C.からでも一時間かかり、「ここに本当にキャンプ場があるの!?」と思うくらい山奥にあります。グネグネの山道を走るので、運転には十分注意しながら行きましょう。
また、このキャンプ場のある大野市は岐阜県に近いところに位置しており、ハッキリ言ってかなりの豪雪地帯。秋や春に行くときも雪が積もっていないか情報を集めてから行きましょう。
ただ、山奥のキャンプ場だけあって、空気はめちゃくちゃキレイです。
雨上がりにいったせいか、空気が澄んでいて空の青色と山の緑色がとにかくキレイ!この時点でもだいぶ癒されますね~
オートサイトはとても快適♪
当キャンプ場は、オートサイトとフリーサイトがあります。
今回はオートサイトを予約。
「オートサイト」つまり、車を横づけできる区画っていうことですね。
オートサイトの一区画です
写真中央のやや高くなっている四角形のところにテントを張ります。一区画は十分な広さがあり、4~5人用のテントを張ったうえで、テーブルやコンロなどを置いてもまだ余裕があります。
区画の広さ、十分!
また、こちらの区画の周りの部分も使えるので、タープを張ったり車を停めたりハンモックでゆらゆらしたり。
お隣さんを気にすることなく、広々と使うことができちゃいます。
お隣さんとは程よい距離感
ちょうどいい木がありました
ホームページを見ると電源付サイトもあるみたいですが、私たちの区画はただ「場所」があるのみ。大地以外のものは何もありません。
しかし、それで十分。
炊事場もトイレも歩いてすぐそこなので、何も困ることはありません。
ということで、広々とした場所で静かにキャンプをすることに関しては『摩耶姫湖青少年旅行村』のオートサイト区画は100点と言っても過言ではありません。
ちなみに、2泊3日で駐車料金も含めてたったの3200円!この安さも魅力ですね。
フリーサイトも大人気
このキャンプ場はフリーサイトが充実しているのも人気の秘訣です。
だだっ広いところに自由にテントが張れるので、密になることはなかなかありません。フリーサイトが埋まることなんてほぼないと思います。
この日は連休ということもあって大勢の方がフリーサイトでキャンプをしていました。近くで写真を撮るわけにもいかないので、遠くからフリーサイトの写真を撮ってみましたが・・・
芝生広場の向こうがフリーサイト
写真の奥の方がフリーサイト区画ですが、ちょっと分かりづらいですね。
ならば、ということで・・・
フリーサイトを上からパチリ
もう一枚!
と、まぁフリーサイトはこんな感じ。いい写真がなく申し訳ないです。
以上、『摩耶姫湖青少年旅行村』のフリーサイトについてまとめると、フリーサイトはとにかく広い芝生広場に自由にテントを張ることができ、大勢のお客さんが来ても密にならない。しかもよく見ると車の乗り入れもできるので、荷物運びも楽にできます。ただ、場所によっては日陰がないので夏だとちょっと暑さが厳しいと思います。なので、早めにチェックインして木がある場所にテントを張るのが理想ですね。テントを張る場所って、なんやかんや言って木の下がいいと思います。日陰にもなるし雨も多少は防げるし。
木陰があるフリーサイト
ということで、
今度の休みにどうしてもキャンプに行きたいッ!でも、今から予約できるキャンプ場が見つからない。でも、とにかくキャンプがしたい!!というときは、『摩耶姫湖青少年旅行村』のフリーサイトを予約してみてはいかがでしょうか?
遊び場は、芝生と川!
施設内では広大な芝生広場があって、ここで思い切り遊べます。
そして、芝生広場よりも子ども達に人気なのが川遊びです。
水がとてもきれいで冷たいので、真夏に来たら最高に気持ちのイイ川遊びができそうです。この日も大勢の子どもが川遊びをしていました。
川の流れはとてもゆるやかですが、少し深いところもあるので小さい子どもが遊ぶときは十分な注意が必要です。ライフジャケットなどがあると心強いでしょう。
ちなみに、我が息子は今回のキャンプで一番楽しかったのは川遊びだと家に帰ってから言っていました。次に楽しかったのはキャンプ場内の坂道を私と一緒に走ったこと、だそうです。川遊びだって坂道を走ったことだってたいしたことはしていないんですが、子どもにとってはそれすら最高の思い出になったようです。いかに「自然の中で遊ぶこと」が子どもにとって大事だってことがよく分かりますよね。
息子には日々楽しんで成長してほしい
トイレだけはイマイチ
このキャンプ場の唯一残念なのはトイレがいまいちだということ。
ウォッシュレットなんて当然ありませんし、洋式トイレすらありません。少なくともオートサイトにあるトイレはすべて和式で、見た目も決してキレイではありません。
山の中のキャンプ場なので、トイレの中にも当然いろんな虫も出没します。
こういった環境になれていない子どもや女性やキャンプ初心者にはちと厳しいだろうというのが正直な感想ですね・・・。できれば改善してくれるととても嬉しいです。
キャンプ場周辺の観光
せっかく大野市まで来たのなら、キャンプだけで帰るのもモッタイナイ!
ということで、大野市をぶらっとするのはいかがでしょうか?
化石発掘体験
たとえば、恐竜の化石発掘体験ができる『ホロッサ』という施設。
福井県の大野市や隣にある勝山市は恐竜の化石が発掘されたことで超有名。そんな地の利を生かして化石発掘体験ができるので子どもも大人もテンションあがります。
息子は化石発掘が大好き
敷地内にある無数の石を専用のハンマーでカチ割って化石を見つけていくんですが、うまくいけばアンモナイトの化石が見つかることもあるそうです。
そんなロマンを追いかけて制限時間いっぱい使って発掘した化石は・・・
植物の、茎(くき)。
くき!
矢印の先っちょの色の濃いヤツが植物の茎だそうです。
植物の茎の化石か・・・
地味やな~
まぁ、1億年前の植物と考えればロマンがあるような、気もする・・・。
ただ、なかなか見つかることのない化石をひたすら探すというのは実際とても面白いです。気が付けば没頭していること間違いないです。
何はともあれ、大野市の『ホロッサ』、おすすめです!
ハイレベルな道の駅
また、2021年4月にできた道の駅もおすすめです。
その名も「越前おおの 荒島の郷」。
連休のなか日のお昼時に行ったら駐車場が100%埋まっているくらい激混みしていました。悔しいので翌日の朝いちばんに再訪しました。
この道の駅は美味しいご飯はもちろん食べられますし、スイーツやお土産や弁当だって充実しています。そして、ボルダリングも体験できたりと、老若男女だれでも楽しめるハイレベルな道の駅でした。
さらに。
この道の駅にはなんと「モンベル」のお店があります。
道の駅にモンベルとは・・・。まさにうれしい誤算。
このアウトドアブームの流れにしっかり乗っていますね~。ということでオープンと同時に突入したんですが、品ぞろえがめちゃくちゃスゴイ!陳列も上手にされていて、不思議と購買意欲を掻き立てられます。
で、購買意欲を掻き立てられた結果、息子用のマグカップと寝袋を購入しました。我が家のキャンプグッズはだいたいロゴスで揃えているんですが、突然現れたモンベルにすっかりやられてしまいました。次回のキャンプで新しいマグカップと寝袋を使うのが楽しみです。
以上、『摩耶姫湖青少年旅行村』の体験レポートでした。後半は単なる観光情報になってしまいましたが、それも含めて福井県大野市で楽しんでもらえらたら幸いです。