雑草はどこでも生えてくる厄介なヤツです。
せっかくの芝生だって、雑草が生えているだけで急に見栄えが悪くなります。
ゴルフをされる方なら分かって頂けると思いますが、せっかくグリーンやフェアウェイをキレイに刈っていても、少しの雑草があるとそれだけで管理が行き届いていないとついつい思ってしまいますよね?
キレイな芝生ほど「余計なもの」である雑草は目につくのです。
我が家の芝生に生える雑草の種類
芝生に生える雑草は、大きく分けてイネ科雑草と広葉雑草があります。
そして、さらに一年生雑草と多年生雑草に細分化されます。
雑草ごとに分類するのは今回はやめておきますが、我が家(関西の地方都市)に生えている雑草だけでも紹介したいと思います。
アレチノギク(一年生広葉雑草)
芝生の中に生えていると結構目立つのですぐに分かります。
また、根っこから引き抜きやすくそんなに苦労する雑草ではありません。
マツバウンラン(一年生広葉雑草)
細長く生育する雑草なので、これも芝生の中に生えているととても目立ちます。
群生することもあるそうですが、我が家では一本だけひょろっと生えていることがほとんどです。
また、これも簡単に根っこから引き抜けるのでそこまで苦労したことはありません。
スズメノカタビラ(一年生イネ科雑草)
一見すると芝生と見間違いそうですが、れっきとした雑草です。
世界中どこでも生えており、とても一般的な雑草です。
根元を持って引っこ抜くと「ブチブチッ」と音を立てて根っこから引き抜くことは可能ですが、抜き残しがあるとまたそこから生えてくる厄介な雑草です。
クローバー(多年生広葉雑草)
幸い、我が家ではクローバーで苦労したこともありません。
1本、2本くらいがけなげに生えているくらいですので、ブチっと手で抜いたらおしまいです。
ただ、いろいろ読んでいると群生したりすると非常に厄介だそうです。
クローバーと芝のほふく茎同士が絡み合って根絶するのが大変なことに・・・
また、これらの他にキノコやタンポポが生えたりもします。
キノコはあまり気持ちのいいもんではありませんが、これも手で引っこ抜きます。
タンポポは遠くから綿毛が飛んできて、たまたま芝生に着地したものが生えるのでしょうか?
これも小さいうちに見つけて引っこ抜きます。
我が家で愛用している除草剤はコレ!
我が家の芝生くらいの面積(約5.5坪、つまり約18㎡)であれば、多少の雑草が生えても手作業で対応することは可能です。
逆に、5~6坪くらいの芝生で手作業が困難なくらい雑草が生えているとなると、それはかなり繁殖してしまっているということではないでしょうか?
そんな時は除草剤を使うことをおススメします。
我が家で愛用している除草剤は『シバキープ シリーズ』です。
「シリーズ」と言うだけあり、いろんなタイプが発売されています。
シバキープ シリーズのラインナップいろいろ
『シバキープAL』
日本芝(高麗芝)と西洋芝(ケンタッキーブルーグラス)に使える除草剤。
適用の雑草は一年生広葉雑草。
『シバキープⅡ粒剤』
日本芝(高麗芝)に使える除草剤。
適用の雑草は一年生雑草や多年生広葉雑草。
『シバキーププラスα』
日本芝(高麗芝)に使える除草剤。
適用の雑草は一年生雑草や多年生広葉雑草。
『シバキープPro顆粒水和剤』
日本芝(高麗芝やその他含む)、西洋芝(ベントグラス、バミューダグラス、ケンタッキーブルーグラス)に使える除草剤。
適用の雑草は一年生イネ科雑草、一年生および多年生広葉雑草。
このようにいろんな種類があるので、購入される際にはご自身の芝生に生えている雑草をよく観察して、適用するものを選んでください。
除草剤を使うときの注意点
また、除草剤を使うときはくれぐれも容器に書いてある注意書きをよくよく読んでから購入するようにして下さい。
以前の記事でもご紹介したように(除草剤で芝生が枯れる!?除草剤の使用は注意事項がたくさん。)除草剤には注意書きが本当にたくさんあります。
私も(恐らく)使い方を失敗した成果、芝生がまだら模様に黄色くなってしまいました。
極端なことを言うと、除草剤の種類によっては「芝生では使えません」と書いてある商品もあります。
間違ってそのような商品を買って散布した日には、せっかくの芝生が全滅する可能性すらあります。
そんな悲惨なことにならないよう、十分気を付けて選んで下さいね。
理想は、芝生の密度を高めて雑草が生えない環境を作ること!
除草剤は非常に効果があります。
それだけに、生き物に対して全くの無害なわけではないので、小さなお子さんがおられるご家庭ではあまり使いたくないものだと思います。
雑草対策の理想は
「しっかり芝生の管理をして密度の濃い芝生を作り、雑草が生えるスキを作らない!」
難しいかもしれませんが、理想を言うとこれが究極の雑草対策だと思っています。
そして、どうしても手作業では追いつけないくらいの雑草が生えてきてそれによって芝生に負担がかかりそうな時だけ除草剤を使う。
そういうスタンスでありたいと思う今日この頃なのです。